サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

  1. hontoトップ
  2. レビュー
  3. Nagiさんのレビュー一覧

レビューアーランキング
先月(2017年8月)

Nagiさんのレビュー一覧

投稿者:Nagi

12 件中 1 件~ 12 件を表示

紙の本憎らしい彼 美しい彼 2

2016/12/28 17:36

石ころは初めて星を掴みたいと思っている自分を認め、星はようやく地上の石ころのところへ降りてくる、という感じのお話でした。

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

「美しい彼」では「え、ここで終わり?」と思っていたのですが、続編が発行されると聞いて楽しみにしていたところ、予想以上の展開に終始ハラハラドキドキ、そして何より清居くんのツッコミの鋭さに笑わせてもらいながら読了しました。

あとがきで作者さんが仰っているように、「美しい彼」では、互いの恋する気持ちは通じ合ったものの、意思の疎通が(九割九分平良くんのせいで。笑)ないまま終わってしまっていたよなあ、と思っていたのですが、その辺りを(主に清居くんの涙ぐましい努力で。笑)丁寧に大切に少しずつ育んでいく物語が息つく間も与えず一気に読了までもっていかせてくれました。

ずっとキングだった清居くんがどんどん可愛らしくなっていって(それは読者にしか分からない部分なのですが)、それだけにニュースタイル関白な平良くんのオレ様っぷりにじりじりする一方で、やるときはやるを態度で示す平良くんの好感度もさらに急上昇していく数々のエピソード、最後の最後、エピローグでは、彼らがやっと同じ目線に立って向き合い、言葉を要さずに気持ちを解り合うことができたなあ、と感じられ、ちょっぴりもらい泣きしそうでした。

同じ場所に二人が立って、対等に「仕事」もできる続編が出てくれるといいなー、平良くんのご両親には、まあなんとなくだけどなんとなくあれなので、次は平良くんが清居ママに対してファイッ! と思ってしまったり、とにかく更なるその後を楽しみにしてしまう作品です。
もう1冊保存用に買わないと、読み返し過ぎて既にちょっとかわいそうな状態になっている所持本です。笑
それくらい、何度も何度も読み返し、そのたびにほっこりとした温かで穏やかな読後感を味わわせてくれる作品でした。
続編強く希望します!

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

電子書籍佐々木と宮野 1

2017/04/15 02:02

ちょっとずつお互いの気持ちが近付いていく過程を読むのが好きな人におすすめの作品です。

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

BLをBoy's Loveの略で、言葉通り恋愛ジャンルだと思っていた自分は、こういう純愛系のお話が読みたかったので、pixivで見つけたときは大喜びしました。

腐男子・宮野(みゃーちゃん)が、「腐? 何それ」な佐々木先輩にBL本を貸すようになって……という冒頭なのですが、まさかの「ぇ、せ、先輩のほうが、なんですか…?」な展開になってきたら先が見えなくなってきて、pixivコミックのほうでは次の更新が待ち遠しくて仕方がありませんでした。
書籍化と聞いて速攻買いましたが、各話の切り替えページに挟まれた学園祭の小噺などの書き下ろしもあり、一冊まるっと

青春純愛ほのぼのストーリー

といったやさしくてほんわかとしたお話です。
佐々木先輩は報われるのか!?(笑)
1巻では佐々木先輩が終始こちらに「みゃーちゃん天然だけど、が、がんばって!><」とエールを送りたくなるほど健気です。
天然のみゃーちゃんが佐々木先輩の気持ちに気付いたときどうするのかなあ、とじれじれしつつも先が楽しみだと思わせてくれる1巻でした。
続刊も出るようなので楽しみです。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本こい、こわれ

2016/02/13 13:23

2人の不器用さに焦らされただけに、読後感のよさは半端なかったです(笑)

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

人と深く関わろうとしない“繋ぎ”扱いポジの地味な融と、恋愛はしない主義・仕事は出来ても面倒が嫌いで簡潔明瞭を求める強面美形の前原、という組み合わせを見た冒頭は、
「仕事以外の接点がない上にどっちもが心のパーソナル・スペース広過ぎて厳しい組み合わせだなあ」
と感じたので、そんな2人がどう近付いていくのかという過程を楽しみに読み進めて行きました。
他者からの上述のような表現に、こちらも見事にミスリードされました。
実は2人とも相当な不器用で、それぞれのその不器用さがとても愛おしい。
魅力的なのは主要人物だけではなく、ある意味でキーパーソンとも言える三崎。
「邪魔する気満々だったのに、そんなことするまでもなく全然まとまらないし。本っ当、見ててうんざりした」
という三崎の弁にヘッドバンギングしてしまう、そんなじれったさが詰まったお話です。
焦れ焦れな恋愛モノ、ドロドロというほどではない三角関係、エロより恋愛重視なお話を好む人にお勧めの作品です。
(もちろん、ようやくようやく……、となったときのあれやこれやは濃厚でしたが。笑)

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

電子書籍新婚さん!【電子限定特典付き】

2017/02/09 12:45

お得感が半端ない人物相関の濃い内容でした。

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

前半、京介と宝の元ヤンCP,後半が宝の友人、冬未と洋一郎の主従(?)CP、ということで、メインが元ヤンCPで、1冊に収められるボリュームにするために冬未と洋一郎さんCPをオマケみたいな感じで描かれたのかと思っていたらとんでもなかったです。
むしろそれぞれのCPで1冊の作品としてもらいたい、もっと見たいと思わせるステキでかわいいそれぞれのCPでした。

どっちも攻(京介・洋一郎)が見た目オレ様風味なイケメンなのに、内面が可愛すぎて、何気に受(宝・冬未)がココ一番というところで引っ張っていく感じでないと臆病過ぎて何もできないという…攻がめちゃめちゃ可愛いお話です。
かと言って受が凛々しいだけというわけでもなく、攻がしてくれる何気ないことで舞い上がるという可愛さで、
「もう勝手にいくらでもやってろくださいお願いします!」
という甘々で可愛いエピソードがぎっしり詰まっていました。

4人ともどこか歪んでいるのですが、それぞれの関わりの中(各CP同士の関わりとか、友人としてのそれぞれとか)で、その歪みが少しずつ緩和され、素直になっていく過程も「ああ、よかったね」とほっこりさせてくれてよかったです。

電子で購入したのですが、電子限定の特典の冬未が可愛すぎました。笑
気にしてたんだ、それ、みたいな。笑
4人で牧場Wデートもほっこりとして、最後の最後までほっこりとさせてくれる優しくて砂糖菓子みたいに甘いお話でした。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

電子書籍群青にサイレン 3

2017/01/30 17:36

野球漫画と思いきや…。

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

スポーツ物はあまり好まないほうだったのですが、知人の勧めで1巻を読み、一気に既刊3巻まで購入してしまいました。
もちろん確かに野球漫画ではあるのですが、その苦手意識を脇に置いてしまうくらい、修二の葛藤に、誰もが一度は共感する時期があったのではないかと思う思春期世代の心模様が丁寧且つ繊細に描かれていて、同じ世代の読者であれば「ああ、あるある、解る!」、かつてその世代であった読者であれば「ああ、そういうことあったけど、今は修二だけじゃなくて空の気持ちもわかるなあ」とか「空の立場だとそう感じるものだったのか」と、どこかノスタルジックに自分の思春期を振り返ってしまう場面も多々ある内容でした。

修二と空は従兄弟同士で、双方の父親が双子の兄弟。
因縁のようにバッテリーを組むことになった修二と空ですが、あれだけ空への屈折したライバル心とピッチャーへの固執に囚われていた修二が変化し始めるこの3巻で、ようやく心から修二にエールを送りたくなりました。
それまでは「わ、解るけど…ね?」と、修二の拘りにじれったさの混じるネガティブな感覚があったので、3巻まで一気読みしていなければ、空が気の毒過ぎて途中で読むのを挫折していたかもしれません。
というくらいいには、凡人には同族嫌悪の混じった昏さを修二に感じてしまっていました。

向いていることと好きなことはベツモノ。

多くの人がこういう想いをして悔し涙を堪えながら自分の進路や将来を決めて大人になっていったのではないでしょうか。
大人にはそんな遠い日を懐かしく思いながら、その世代真っ只中の人には、自分だけが迷い苦しんでいるわけじゃない、じゃあ、どうすれば、という一具体例としての心模様が描かれた良作だと思います。

まもなく4巻(電子版で購入しているので、まだ未読です)これから修二と空がどんな成長を遂げていくのか楽しみです。
何気に修二の友人、角ケ谷くんも歪みがありそうですよね。笑
彼の野球に対する諸々も今後の展開で知ることになるのだろうと思うと楽しみです。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

セット購入必須の作品です

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

知人からお勧めされていた本作をようやく購入。
かなり強く推されていたので、ためらうことなく全3巻購入しました。
一気に購入して正解でした。

1巻では続きが気になる終わり方なので、単発でちまちま購入していたらストレスになるところでした(笑)

BLを愛読する人は、重い内容は忌避されると聞いたことがあるので、そういうのが苦手な方は、1巻がかなり読み進めるのに苦心すると思います。
エドが貴族であるがゆえに葛藤していることが1巻では見えてこないので(ひとえに礼が英国文化に疎いことと基本的に自己否定感が強くて鈍感なせいだと思うのですが)、礼に対するエドの矛盾した言動にかなり痛い思いをさせられます。

それだけに、2巻を読み進めていくうちに、エドへの気持ちの傾き方が読むほうとしては半端ではなく(笑)、遡ってエドは13歳という幼いころから、大人でさえ御しがたい個としての感情やエゴを必死で律しようとしていたのだと思うと、心のあちこちに傷を負いながらもエドを思い続ける礼に(エドのために)がんばれ、とエールを送りたくなってしまいました。

2巻後半から時が流れて8年後の舞台になってからは、ひたすらエドの気苦労に苦笑しつつ礼の鈍感さに焦れつつ、という展開で1巻の重みからは少し解放された気分で楽しませてもらいました。

恋愛事情に絡めて私が注目したのは貴族社会の在りようでした。
古い人間なので、チャールズ皇太子とダイアナ元妃の顛末を思い出させる英国文化や貴族の概念が作中に散見され、何気にエドと礼の「個人的な成長」の物語だけではない貴族制度に対する何かも作品の主題の邪魔をしない程度に感じさせる物語だと感じました。
3巻で登場するデミアンの作品『醜悪と美 作品群』が、その副題の象徴だと思います。
デミアンとの強烈な出会いを通じて、礼はようやくエドの思考や概念に追いついて、エドと同じスタンスで共にあろうと覚悟を決めたところで、やっとエドが報われたなあ、と、ほとんど母心に近い心境で読了しました(笑)

物語が進むに従ってエドの礼に対する糖度が上がっていくので、当初面倒くさい攻さんだなあ、と思っていたのが次第に(王様のくせに)可愛いが止まらなくてどうしようかと思いました(笑)
エドの有能な秘書、ロードリーの礼に対する印象「意外と頑固ですね」には激しく首肯しました。
誰の指図も受けない王様を一番(というより唯一)振り回しているのは実は礼、という辺り、何度か読み返してみると最初からそうだったな、と、ハッピーエンドを見届けてから読むと1巻すらキツい思いも軽減で読み返せるので、何度も読んでしまいました。
とてもとてもとても!読み応えのある、何度でも読み返したくなる作品でした。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

電子書籍

2017/07/31 17:34

読者の価値観によって評価が分かれる内容かも

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

複数の作家先生や編集担当の方々が「作家を目指す人は一読してみるといいかも」とお勧めしていたのと、
花村先生のツイートを以前から興味深く拝見していたので購入しました。
花村先生の作品を読むのは本作が初めてです。
花村先生の作品を読み慣れていらっしゃる方の中でも賛否両論あるようで、
自分の読後感がどうなのかを楽しみにしながら拝読しました。

物語としては、これほど読後感の悪いものはないと思いました。
主人公に最初から最後まで嫌悪感を抱く作品とはこれまで出会ったことがなく、
この嫌悪感と読後感の悪さはどこから来るのだろうと考えたら、
実は誰しもが持ち合わせている人間の本質の一部が生々しく描かれているからではないかと、自分なりに解釈しました。
受け容れられない人には受け容れられないだろうな、と苦笑いが浮かぶくらいには、
読み手の人間性もほどほどに問われる作品ではないかと思いました。

作家志望の人は一読してみては、と勧められる理由も分かりました。
フィクションではありますが、作中に登場する花村先生ご本人と主人公との会話や、
主人公が作家志望や反りの合わない作家に投げ掛ける言葉の数々から、
花村先生が小説と向き合う時の姿勢を垣間見ることができました。
作家志望の方にとっては、辛辣な言葉で打ちのめされるようなあれこれが散りばめられている内容となっています。

濡れ場は噂通り(?)多いですが、濡れ場をあまり好まない自分でもそれほど苦痛なく読めました。
内容的に必然と感じられたからだと思います。
読み手の読み方次第という気もしますが。

作家志望の人にとっては、分かりやすい指南本にもなっている一冊かと思います。
小説とはこう書くといいですよ、というアドバイスの羅列よりも、辛辣で容赦なく、あと初歩的な指南本という感じでした。
紙書籍で2冊買って、1冊はあちこちマーカーを入れて何度も読み返したくなる内容でした。
紙書籍で入手できなかったのが残念です。
この作品を知るのが遅すぎました。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

攻のキャラ重視の人には堪らない作品でした

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

知人から借りて読んだのですが、手元に置かねば気が済まなくなるほどキャラもストーリー展開もドストライクな作品でした。

自分は特に攻キャラが自分の好みかどうかで作品を選んでしまうほうなのですが、受視点の作品で受の「恋愛感情補正」に近い攻のハイスペックというのではなく、サブキャラたちから見ても、そして読み手が受の贔屓補正抜きで見ても「何この高スペック!」とドキドキしてしまうほどの攻さんで、受との絡みは当然ながら、それ以外のキャラとのやり取りの一つ一つまでがもういちいちカッコよくてどうしようかと思いました。
受に対してのどうこうという面以外でも、特に殺陣師という自分の仕事に誇りと責任を生真面目なほどに持っている攻・蘇我幹也は仕事人としても相当にかっこいい。
そして自分に妥協しない上に、役者の受・嵐士もまた仕事の面では似た者同士なので、かなり過酷な稽古を付けたり、嵐士もそれに懸命に応えたりと、お仕事小説な一面としても読みごたえのある作品でした。
全力でBLでありながら、自分の仕事に信念と誇りを持つ二人の対等な関係でもある、という二本の軸がある素晴らしい作品でした。

仕事面での妥協を許さないお互いがお互いに対して激しいやり取りをする分、プライベートな恋愛方面でのギャップがより一層「違う意味で」激しくて(笑)、仕事でのスパルタ鬼殺陣師と、プライベートでの超絶過保護な恋人(候補)としての蘇我のギャップに萌え転がりました…とレビューを書いている今もまた思い出すとニヤニヤが止まりません(笑)

作者さんのデビュー作とのことですが、そう思えないほど完成度の高い作品で、最初にこの本を貸してくれた知人からそう聞くまでは、ベテラン作家さんの作品だと思っていました。
本作に登場するサブキャラがメインのスピンオフ作品もあるとのこと、積読の本を読了したらそちらもぜひ読もうと思っています。
メインはもちろん、サブキャラも一人一人が個性的で素敵な人ばかりの素晴らしい作品でした。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

電子書籍さよなら恋人、またきて友だち

2017/02/28 15:34

オメガバースの切ない部分を教えてくれた作品でした。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

知識としてしかオメガバースを知らず、実は少し抵抗がある設定でした。
知人からの勧めで取り敢えずと試し気分で電子にて購入したところ、
「紙で買えばよかった!」
と激しく後悔(したので紙で買い直しました。笑)

オメガバースとはなんぞや、という方にも本編前に解説がついており、図などで分かりやすい説明になっています。
オメガ初読みという方にはある意味「これがオメガバース」と思うと最初からこのジャンルの他作品に高グレードを求めてしまうという懸念も…と思うくらい、ストーリーが素晴らしい作品でした。

本能なんだから、と、その前提で恋愛が進むのではなく、オウギとカナエそれぞれが本能では片付けられない『魂の番』を(オウギは心の片隅で、カナエは自らの意思で)求めて葛藤し、迷いながらも本能に屈服せず自らの意思と心で魂の番を「決める」までの道のりが切なくて貴い…と感動させてもらう話の運びです。

どちらも結構ゆがんだ性格だと思いました。
むしろαの宿命に振り回されているクラスメートのみんなや、外伝のβな先生など、周囲の人たちがとてもいい人。
そういった背景が余計に主要人物の2人の歪みを切なく見せるのかもしれません。
αとかΩの性に振り回されるものか、という部分が純粋な恋情と感じさせるのかもしれません。
などなど、オメガバースの深さ面白さを教えてくれる作品でした。
オススメしてくれた知人の言うとおり、最初から紙で購入しておけばよかったです。笑

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

多種多様の愛憎が凝縮された作品でした。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

海外(本作は台湾)BLの翻訳本を読んだのはまだ数少ないのですが、読む前は文化の違いなどの理由から感覚の違和感を覚えるのではないかと予測しつつ読んだところ、よい意味でその予測を裏切ってくれる逸品でした。
以下、2巻完結まで含めてのレビューとなりますが。
登場人物のそれぞれが過去の経験から素直に愛情のやり取りができない一面があることに俯瞰で歯がゆく感じながら読み進める序盤、事件解明に奔走する中で、特に主人公の藍(ラン)がハイエルに心身を振り回されつつも自身の力で乗り越えてゆく過程は、読んでいるこちらが歯痒さからいつの間にかエールを送りたい気持ちに変わっていました。
藍とそのパートナーとなるハイエルの2視点構成ですが、一見、藍を含めた部下たちを引っ張っていく(というより振り回している。笑)ハイエルのほうが、実は藍のおかげで囚われ続けていた過去を過去として受け入れていく、という、「対等な関係」で描かれていく本作は、なんとも心地よい読後感でした。
完結後の外伝にはもうニヤニヤが止まりませんでした。笑
俺様過保護攻がお好みの方は必見です。笑

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

安定の逸品

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

恋愛に主眼を据えつつ、その「愛」だけにとどまらない、いろんな「愛」を内包した作品です。本誌未読なのでコミック発売を楽しみに待っていましたが、読む前から安心して購入できる作家さんなので、読了後はもう続刊を楽しみにしています。新たな登場人物について、作者さんや出版社さんからの宣伝を拝見している中で「どういうポジションの子なのかな」といろいろ予想していたのですが、予想以上に不器用さが可愛い子で、なおくんが2人いたらいいのに、と思ってしまいました。いろいろと、切ないです。でも読まずにはいられない、という内容でした。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

また一つ「好き」が育っていく後日談たち、最高でした

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

草壁&佐条の遠恋の一コマはもちろんのこと、シリーズを通して「脇キャラにしておくのはもったいない!」と思わせるほど個性のある面々の後日談も綴られている「その後・総集編」的な本作、気になっていたあの人この人たちが、それぞれに「ゆっくり真面目に」その恋を育んでいる様子が垣間見られ、最後までほっこりとさせてもらえるそれぞれのエピソードでした。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

12 件中 1 件~ 12 件を表示