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李孔明さんのレビュー一覧

投稿者:李孔明

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紙の本起終点駅

2015/12/19 19:06

大人のためのほろ苦い純愛小説

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

2015年に公開された佐藤浩市主演の同名の映画の原作本で初めて直木賞作家の桜木紫乃を知った。 同郷の北海道出身という親近感に加えて、大人の男女の機微をせつなく、そして余韻を味わえる小説にすぐにファンとなった。この「起終点駅」(ターミナル)も、北海道を舞台にした珠玉の短編集である。
 タイトルとなった「起終点駅」は元裁判官の老弁護士の人生における重要な存在である一人の女性との純愛とその悲しい別れがとても抒情的な文章で描かれている。 妻子と別れてひとり釧路で国選弁護士として生活している主人公が覚せい剤事件で弁護をした若い女性と裁判後も接しているうちに封印していた過去の思い出から立ち直るとともに、その女性の人生の再出発を「起終点駅」である釧路駅からの旅立ちに象徴させているのは、さすがである。足寄出身のシンガーソングライターの松山千春の代表曲「旅立ち」の歌を思い出させる小説である。

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