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先月(2017年6月)

kentaroさんのレビュー一覧

投稿者:kentaro

4 件中 1 件~ 4 件を表示

思考について考える本

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

人間とウォーカロンについての考究を踏まえて、人間のあり方を根本的に変容させるような争いに主人公たちは巻き込まれていく。しかしその局面においてこそ、人間的と呼べるかもしれない思考のあり方が導かれ、隘路を活路に変える道が見えてくる、という作品ではないだろうか。

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リーダーシップ論を横溢するリーダーシップ論

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

本書は、タイトルが示している通り、「いつかリーダーになる」者たちへ、真摯に宛てられた本である。

とはいえ先に述べておくと、この表題は「いつかリーダーとして(会社やチームを率いて)活躍し続ける」者たちのみに宛てた本、というわけでもない。いかなる意味においてか。

チームとは、単に優れたリーダーがいればそれで事足りるわけではなく、同時に望ましいフォロワーのあり方も求められるものである。これは既に一般的にも認知されつつある事実だろう。リーダーシップとフォロワーシップの両立である。本書がもう一歩踏み込むのは、このフォロワーシップがリーダーシップの裏返しであり、リーダーシップの理解に基づいたフォローイングもまた、リーダーとしての経験から養われる、と述べている点である。

その意味で、誰しもがリーダーを経験することを求められており、それにより、その後自身がフォロワーとなろうとも、より良いチームが醸成されていくといえる。

もう一点付言するなら、リーダーシップに限ることなく、今後リーダーとしての経験を積んでいくために、本書は細かいスキルや(社会)起業のノウハウについても、具体的かつ平易な仕方で多くの知見が集約され、ブラッシュアップされたものである。筆者自身が社会問題という領域の第一人者として事業を興し、また同様に活躍する他の起業家を見てきた中での学生へのアドバイスは、説得的かつ即効的なものであり、(社会)起業を目指す者が最初に体得すべき技術が必要十分に凝縮されたものである。

第一部では、チームが効率的に機能するための基礎的なノウハウが、筆者の経験も交えて平易にまとめられている。こうした情報が、単に抽象論の羅列ではなく、学生でもわかるレベルの具体性や例を伴って書かれている点は、講義録であるところの本書の利点であろう。

第二部では、具体的な起業論が、主に東大生のチームによるプレゼンをフィードバックするなかで展開される。第二部の特徴は、まずこの東大生のグループワークの成果が簡素で抽象的なビジネスプランではなく、資金の調達からヒアリング及びマーケット分析、中長期戦略まで含めた非常に具体的なものだということである。
これにより、実際の起業プロセスで求められるものが、かなり具体的なレベルで提示されるとともに、そこで必要とされるノウハウも読者は理解することができる。
また、筆者が鍛えた東大生のビジネスプランはいずれも独創的であり、読んでいて飽きも来ない。加えて、それらに対する同級生および筆者のフィードバックは、起業に求められる具体的な水準を知っておくためにも、非常に参考になる。

最後に、本書が「いつかリーダーになる」者たち以外に、誰に役立つものであるのか、という点を付言する。まず、大学でチーム論を指導する者にとっては、本書は必携のものとなるだろう。学生のいかなる経験と興味に訴えて、目指すべきチーム像を理解してもらうのか。その際いかなる知見を提供すべきか。多くの点で参考になることだろう。
また、個人にせよ会社にせよ、新しい事業を興そうという者には、そもそものチーム作りから事業の組み立て方、更には体外的なアピールの仕方に至るまで本書が一つの理想形を提示しているといえる。特に、最後の「体外的なアピールの仕方」は最も重要なポイントといえるかもしれない。CSRからCSVへ、という昨今の流れと、社会的な事業領域への注目が増すなかで、社会を語るなかでいかに自らの事業を語るか、という能力が極めて重要なものとなりつつあるからである。

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電子書籍ハーモニー

2016/02/14 14:28

Foucault

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

明らかにフーコーを多いに踏まえた内容・記述だが、作中の誰が彼の作品を読み、誰が読んでいないのか、といった整理は不十分に見えた。

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潮解する文章

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

ページを捲るにつれて、物語も、読者の思考も、すべてが潮解していく。文学的な世界の実験。

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