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先月(2017年6月)

ゆっきさんのレビュー一覧

投稿者:ゆっき

1 件中 1 件~ 1 件を表示

紙の本河合隼雄のカウンセリング教室

2016/03/01 08:55

勇気づけてくれる一冊

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

著者の河合隼雄さんは、日本人として初めて、スイスのユング研究所でユング派分析家の資格を取得し、日本の分析心理学の普及に大きく貢献した方。長年、文化庁長官を務められ、また日本に「箱庭療法」を広めた方としても有名です。

さすが、それだけの経験と知識に裏打ちされた言葉には、大変な重みがあります。
講演内容をそのまま本にしたスタイルなので、関西弁混じりのおじさんがフツーに雑談するのを聞く感覚でスルスルと読めますが、その中に、さりげないけれどものすごい重みのあることがワンサと書いてある。

心の問題を抱えるクライアントに、カウンセラーはどのように向き合っているのか。
河合先生ぐらいの大物にも、「こんな時にはこうすればよい」という単純なノウハウは、実はないようです。

心がものすごく「しんどい」状態のクライアントを、「正解」がない中で、見守りながら、カウンセラーはカウンセラーなりに精いっぱい、真剣に、考え抜き、悩む・・・その一番厄介で面倒くさいところから「逃げない」のだそうです。

カウンセラーを志望する人には、その道の重大な意義と険しさを教えてくれる一方で、
「カウンセラー対クライアント」の枠を超えた人と人との関係、「社会」でのあらゆる人間関係や、自分自身との向き合い方にもヒントを与えてくれると同時に、
こんなにも、人間と関わることに誠実で、真剣で、「逃げない」人達がいるのだということに、勇気がもらえる一冊だと思います。

じっくり噛みしめながら読み返しています。

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