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先月(2017年4月)

strsyさんのレビュー一覧

投稿者:strsy

2 件中 1 件~ 2 件を表示

コンニャク屋漂流記

2016/03/02 11:37

家族の物語をたどる

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この本で著者は自身の「コンニャク屋」という屋号をもった漁師のルーツを辿っていく。東京の町工場の家族、外房の親類、果ては紀州・和歌山まで。家族の歴史を知れば知るほど、その日常にあった海の文化に著者は気がつくようになる。もしや、それも漁師の血がそうさせたのか、と。そして、それが失われていったということも理解していく。軽妙な語り口で話は進み(それも「コンニャク屋」の性質らしい)、欠けた事実は想像力で補っていく。著者の発見を追体験しながら、すいすいと読めてしまう。つい自分の家族のことも考えてしまう。

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言葉を生み出し、伝えるためのデザイン

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新しい政治のために、新しい「日本語」が必要なのではないだろうか。という平田オリザさんの「はじめに」で始まり、本編は、民主党政権で内閣官房副長官だった松井孝治さんとの対話で構成されている。書名通り、民主党政権下で鳩山首相の演説原稿を中核で作成していた2人の回顧談。平田さんの内閣官房参与の仕事は、阪大での取り組み=「コミュニケーションデザイン」の政治での実践だったという。そのため、議論はスピーチライティングのことだけではなく、その手続きや体制、メディア(場)の設計まで及んでいる。目指した言葉は日常生活の「ラジオで総理の演説を聞いたときに耳から入ってくるもの」、話者の経験と「身体性」を伴ったスピーチづくり、SNSや対話の場の活用、社会包摂の表現に「居場所」と「出番」をセットにすること、「新しい公共」は阪神淡路から15年目がきっかけ、全てust中継した「新しい公共」会議…など気になるトピックも多かった。このような動きが実現したのは、コミュニケーション分野のプロを積極的に登用し、チームを組めたことだという。対話の最後のほうで、今回は「人治主義」で終わってしまったという平田さんに対して、松井さんは本来官邸にあるべき機能だと返し、分権化を推進することで機能を入れ込むのがいいのでは?という提案をする。その他、少しでも「公的」な仕事に携わる人には響くことも多い内容かと。その意味で「はじめに」にあった「敗戦の記録」のほうが「勝ち戦の自慢話よりも、後生の糧になる」という言葉の通りだと思う。資料として、2人が手掛けた総理のスピーチ原稿も収録されている。

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