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    3月のライオン(1)

    3月のライオン(1)

    羽海野 チカ(著),先崎 学 (将棋監修)

    5つ星のうち 4.5 レビュー詳細を見る

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    はらぺこあおむし 改訂

    はらぺこあおむし 改訂

    エリック=カール (さく),もり ひさし (やく)

    5つ星のうち 4.5 レビュー詳細を見る

victoryさんのレビュー一覧

投稿者:victory

6 件中 1 件~ 6 件を表示

独裁と共和制

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

民主制と独裁制が反対概念ではなく、独裁と共和制が対立概念であり、
しかもその概念の違いは、法律の制定者と執行者が別の人物かどうかだけの違い(p32)、という指摘はシンプルでものすごく納得できる言葉だと感じた。
また、政治の分野にサラリーマンや株式会社の常識を持ち込もうとしていること、家庭や学校など民主的に運営されている組織はほとんどないこと、
民主的な組織では実行に移す公人は反対者も含めて全体を代表にしなければならないこと、など示唆に富むことが多い(p46)。
共和制は全員が同じ程度に不満顔をしている、物事が決まるのが遅いために国も滅びるのが遅いというメリットがある(p61)、という点に安全や風土など企業としても長期的に大切にすべきものが含まれるのではないかと感じた。
(本の趣旨とは異なるが)手軽に読めて多くのことを考えさせられる良書。

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紙の本財政のしくみがわかる本

2016/05/15 10:14

ジュニア新書ではない

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

ジュニア新書だと思っていたら、社会人でもかなり勉強になる内容が多い。

・財政が成り立つ条件(p13、195)
市場経済と民主主義(社会主義は市場経済とはならない)
市場経済は効率を要求し格差を容認する。一方民主主義は公正を追求し、格差の是正を要求する。ここの融合が市場社会の活力を生み出す。

・財政で行うサービス(p39)
警察、年金、医療などのサービスは財政では無償で提供される。
一方で市場で提供されるサービスは対価原則といって、お金を出せば、かならずあるものやサービスが返ってくる、一対一の関係になっている。ところが財政は一対一の関係ではなく、ただで提供される。ただし全体の費用をまかなうので一対一にはならない。
※一対一なら赤ちゃんは税金を納めていないので生きられない。

・租税を成立させる三要素(p55)
強制性、無償性、収入性

・税をかけるときの考え方(p59)
利益説:社会を形成することが国民の利益になっている。
義務説:憲法ではこちらの考え方が多い。

・どういう風に国民が負担するのがよいか(p60)
利益(応益)原則:得ている利益に応じて負担(ただし一対一ではない)
能力(応能)原則:経済的な能力に応じて負担
ただし利益原則でも利益説にたては、経済的な能力に応じて負担という考え方もある。
アダムスミスは一律割合主義だったが、その後ワグナーは累進課税を主張した。

・ニーズとウォンツ(p116)
基本的必要なものをニーズとし、欲望をウォンツとした場合、
ニーズは財政、ウォンツは市場とすることが多い。
財政のなかでもグレーゾーンは料金をとる(毎回のプール使用料など)こともある。
財政が成り立つ条件に民主主義があるので、医療や福祉をどんどん勝手に小さな政府とする
ことは民主主義の原則からはずれることになる。

・財政は借金しないほうがよい(p126)
政府は市場のように利益を出すわけではなく、消費するのみの家計に近いので
借金はしない方がよい。ただし資本的な経費(家計でローンを組んで家を建てる)や
不景気の時の借金は対策として行うこともできる。日本の国債は家庭内借金のような
ものなので大きな問題ではない。問題なのは借金を返すための利子により本来財政が
やるべきことができなくなること、また裕福な人が国債を持っているので所得再分配ではなく裕福な人のためにお金が使われてしまうこと。

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こんな解説本が欲しかった

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アランの幸福論は様々な書籍で取り上げられるが、この本にも記載されているようにまさに幸福のコラムという内容であり、その背景にある部分を取り上げた本を探していた。まさに分かりやすさと読みやすさがピッタリあった一冊。

 あくまで自分が幸福になることが、他人にとっても幸福なのだ (90由来)
 ただ待つだけだったら、不幸しかない(92由来)
 困難も不幸も本当の原因さえ分かれば、多くの場合、対処法はさほど難しいことではない(1由来)
 悲観主義は感情で、楽観主義は意思の力による(93)
 意思と共に行動に起こすことが幸福にとってもっとも大事(87由来)

など、原著ままの言葉だけでなく現代の我々にも伝わる内容で書いてあるのが秀逸。

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日本人って

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日本に染まってしまった日本人を再度見つめるためにはかなり良い。
逆に我々が外国に対して感じる視点と異なる良い事例になる。
ちなみに「日本語のまちがいを正す」項目は意外と参考になる。

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凝縮の一冊

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「給料は評価にあらず」など平川氏ならではの考えさせられる項目が並んでいる。リニューアル版ではあるので、ビジネスについて哲学的すぎず簡略化しすぎない主張は変わらないが、自分なりの解を得たい方にはかなりお勧めの一冊。

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私なりには殿

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「本気で仕事をしているか?」という人からの勧めで手に取った一冊。
パッと閃いた日本語は、殿という言葉。戦の退却時にある意味名誉な役割とも言える言葉で個人的にはこっちの方がしっくり来る。

実例としても「社内カンパニー制」や「年功的要素」のメリット・デメリットを明確にしつつ、制度改革をしたことが非常に参考になる。

精神面でも、情より理を取ることや叱り方など思いやりを軸とした想いが詰まっており、実行しようと思わせる良書。

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