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レビューアーランキング
先月(2017年6月)

魚太郎さんのレビュー一覧

投稿者:魚太郎

14 件中 1 件~ 14 件を表示

電子書籍脱 大日本主義

2017/07/22 11:55

冷静で思慮深い、稀有な政治家だったと知る

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「日本はミドルパワーとして、東アジア共同体の中心的プレイヤーになるべきだ」という提言。「東アジアに多国間の安全保障の枠組みを作ることで、東アジアの緊張を緩和し、地域覇権国家の行動を慎重にさせ、日本を含む中小国家の自立を確保する道」・「東アジアにおける連携に努め、内にあっては低成長経済の下での新たな分配政策を実現する、成熟国家としての新国家モデル」を世界に向けて提示する。鳩山由紀夫は変人で宇宙人だという印象を、マスコミはこぞって作り上げ、短期間で総理の座から追い落とした。本書を読めばわかるが、この人はそのような人物ではない。むしろ、冷静で思慮深い稀有な政治家であったことがわかる。我々日本社会は、大切なものを見誤ったのだ。今一度、鳩山由紀夫の政治的復活を期待することは困難だが、この理念は次の世代に語り継ぎ、多くの人々に訴え続けなければならないだろう。

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少数派と自覚するが故の貴重な一冊

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アベノミクスをアホノミクスと呼ぶだけではいたたまれず、「どアホノミクス」と称することの正当性が、あまりにも正鵠を射ているがために、佐高があとがきで述べているように「私たちは少数派」である。この現実が、危機的である。反知性的かつ大衆誘導的な政治指導者は、国民が愚かであればあるほど国家を統治しやすい。その意味でこの本は、為政者には邪魔な存在である。だからこそ、貴重な本なのである。

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電子書籍人間の経済(新潮新書)

2017/06/05 09:55

人間の経済、原点に戻る思想の土台

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アベノミクスだ、異次元緩和だ、グローバリズムだと、ふわふわとした浮かれ気分に世間が浸っているような昨今、何のための『経済』なのかというそもそもの原点を見つめさせてくれる。宇沢先生にすれば、当たり前のことを普通に言っておられるにすぎないのだろうが、我々俗人は心が洗われるのである。

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電子書籍寂しい丘で狩りをする

2017/05/23 09:13

手に負えないような「悪」の存在

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国家警察でも制御できない個人的私怨と病的執着。これに対応する個人。このざらざらとしたやりきれないテーマのため、しばしばこの本が疎遠になり、頁が進まなかった。早くほっとしたくて、ようやく読み終えた。著者はなぜ、このようなテーマを選んだのだろうか。人間の性(さが)、人間社会の隙間をえぐっている。

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実態を知るべし

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そういえば新聞の片隅で目にしたことのある「国家戦略特区」という言葉。その実態を知らないままでいたことを恥ずかしく思う。その「正体」をしっかり確認しなければならない。対米追従に端を発する国家戦略特区は、国家あるいは国民に対し、経済的利益をもたらすものではないこと。そればかりか、格差の拡大、人権の侵害、違憲性などの問題を持つものであること。政権の無責任体質、経済政策の明らかな誤りがあること。経済成長にこだわり続ける時代錯誤の政策の、行きつく先の悲劇がそこにある。この背景には、現政権担当者たちの自己保身願望があるのではないか。資本主義の限界を視野に入れ、人口が減少してゆく社会を見据え、調和を重んじた脱成長社会を展望することが、喫緊の課題なのである。

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国家が国民の自由を制限する時代

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7年前の書だが、2017年のいまにも新鮮である。国家が、「テロとの戦い」という名のもとに国民の言論の自由を制限するという、同じことが現在の日本でも起こりつつある。…とすれば、このレビューを書くこと自体も、誰かに監視されているということになるのだろうか。我々はそれにおびえるところから反転して、このような社会を改善しようという意志と行動を、実践しなければならないと教えられる。

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電子書籍日本会議の正体

2017/02/13 18:04

気がついていなかった真実を知らせてくれる

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日本会議のような「右翼団体」は、戦後の民主主義社会において特異な価値観を持った人々の集まりで、多様性という観点からその存在は黙認するというのが私の態度だった。しかしこの本を読むとそれは、戦後民主主義を大前提とする相対的リベラル派(中道及び左派)の自己満足であり思考停止の罠に嵌っていたにすぎないと気付く。筆者は真摯なジャーナリストの立場で、日本会議の正体を暴いてくれる。日本会議の思想信条は、戦後民主主義とは相いれない。水と油ならまだ分離しているのでよいけれど、それは油というよりも悪性のウィルスである。彼らが増殖すれば、戦後民主主義はむしばまれ、体力がなければ民主主義は死亡する。今そのことを、この本は知らせてくれる。

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電子書籍憲法の涙

2016/11/25 08:56

思索の原点

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正論であろう。現実的か非現実的かという問題は別にあるが、メタレベルで正義の根幹から物事を考えることは必須である。思索の原点に立ち返ることこそが、すべての始まりであると言る。

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どのような視座から見るべきか、考えるべきか

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「改憲派」の欺瞞、「護憲派」の欺瞞、それぞれに惑わされることなく正義という大原則の観点から、思考し、判断しなければならない。その姿勢の在り方を、教えてくれる。考え方の指南書。

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少数派の無力感

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「B層社会」とは、的を得た表現である。今まさに、確かにそうだと思う。このB層が多数を占めている社会は、愚民政治を司る愚民政治家が権力を握っている。ジワリと変な汗をかきそうな嫌な世の中になってきた。いくばくかの理性や知性をもってこれを憂う人々が、少数派になっている。少数派が、無力感を感じ始めている。諦めるしかないのか。

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紙の本国貧論

2016/08/09 09:34

現状認識への警鐘と次世代への展望

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歴史に学び、いまを見極め、未来への方向性を見いだすこと。それは自明の作業であるだけに平易なように思いがちだが、なかなかできることではない。本書は明確に、この考察を示してくれる。「より速く、より遠くへ、より合理的に」という近代資本主義を駆動してきた基本理念に疑念を抱くべき時が来ている。「よりゆっくり、より近く、より寛容に」と、近代が持っていたテーゼに真っ向から刃向かう生き方に転換を試みるにしても、『経済成長』にとって代わる「何か意義ある価値観」を模索することは個人にとって容易ではない。社会のロジックが「脱近代」の方向ですべて変わらなければ、そこに生きる個人にとって、実感など持ちえようはずもない。社会は「変わる」もので「変える」ものではない。超微速で、しかし圧倒的に強力なトルクで、時代はいつしかガラリと変転していくものである…。筆者はそのように述べて、百年、五百年、千年のスパンで冷静な分析を示してくれる。これこそが賢者の知性だろう。〇〇ノミクスを妄信している指導者たちには、本書を是非一読いただいて、少しでも『知性』を身に着けてもらいたいものだと思う。

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今を諦めない、その先への展望を。

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希望はある。政治革命は「立憲主義の危機」を契機に明確な対立軸の構築から。社会革命は近代的原理の徹底化を図り、「排除」へと転じた統治の原理を再び「包摂」へと向け変えること。精神革命は、本当にやる気があるかどうか、意志の問題。現状を諦めた奴隷とならないための、必読の書。

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紙の本憲法の無意識

2016/07/04 14:54

メタレベルの思考

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「九条を実行することは、おそらく日本人ができる唯一の普遍的かつ「強力」な行為です。」…カント、フロイト、マルクスにまで遡り、徳川時代の『平和』から連なる無意識が在るという考えは、改憲のみを唱える戦後の皮相なリアリズムには太刀打ちできない次元にある。

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この本から出発しよう。

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「原子力村」と同じように「安保村」がある。日米合同委員会で、官僚たちが日本国憲法よりも上位に位置する「安保法体系」に忠誠を誓っている。これを壊そうとする政治家は失脚させられたという過去がある。なんという国か。暗澹たる気持ちで、無力感を抱かずにはいられない。しかし筆者は絶望していない。「戦後世界において巨大な帝国に占領され、主権を失った国が、主権を回復するための『唯一無二のセオリー』」があり、それは「憲法を自分たちの手で書き、それにもとづき占領軍を撤退させる。」ことであり、「それしかない」と言う。「『この改正憲法の施行後、外国の軍事基地、軍隊、施設は、国内のいかなる場所においても許可されない』この条文を一行、憲法に書き込むことができれば、それでゲームセット。この長い長い戦後の対米従属の物語と、米軍と日本の支配層が一体化した安保村の歴史も、終わりを迎えることになる」と述べている。確かに、それしかないだろう。ただその道のりは、あまりに果てしなく遠いように、私には思われる。しかし…。

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