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    体が硬い人のための柔軟講座 (NHKテキスト 趣味どきっ!)

    体が硬い人のための柔軟講座 (NHKテキスト 趣味どきっ!)

    中野 ジェームズ修一 (講師),日本放送協会 (編集),NHK出版 (編集)

    5つ星のうち 4.0 レビュー詳細を見る

平良 進さんのレビュー一覧

投稿者:平良 進

39 件中 1 件~ 15 件を表示

内的葛藤を赤裸々に描く

23人中、16人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

表題に期待して買う方はどういう人物かわからないけれど、この本は深い魂の発露の書である。私も心迫るものを感じた。著者は女性らしく禿を気にしていたり女らしいとされている格好をしないで生きていたりということを気に掛ける。かつてアダルトチルドレンとかいうコトバが流行ったが、いくらか通じるところもあるのかもしれない。
さりとて私は自分がそうでもなく筆者のようでもないことから、筆者のことをどれだけ理解しているだろうと思う。でもストレート趣味で極めて平凡な性的嗜好を持っている私でも自意識のどこかで「セックスしてくれるお母さん」を求めていないといえるだろうか?故あって短い結婚生活だった私には世間で数多くの、配偶者を持っている同性が羨ましいことがしばしばある。むろん離婚が増えセックスレスの時代であるとしても。

私はある縁でキリスト教とかかわりがある。しかし仏教はいざ知らず(仏教でもいけないかもしれないが)、大半のキリスト教派の教義を見るとこの著者の試みた自己解放の試みなどは「不品行」の一語で片付けられるかもしくは「病気」になってしまう。私は個人的にはそうは思わない。日本基督教団には同性愛の牧師が少なくとも今二人いる。就任にあたってはもちろん大激論になったが、実名と顔写真をあげて教団機関誌に載せたのは度量のあることだ。

こういう本が出版できることが民主主義の社会なのだと思う。今、放送人などに対して野田聖子大臣など政権政党から圧力がかかるなどしている。あってはならないことである。NHKも皆様の受信料で運営しているとか言いながら自民党に擦り寄った露骨な放送に傾いてしまう。

これを書く私はコミックの著者の年齢とははなはだ遠い。しかし現実の冷たさにめげないでこれからも続作を描いていただきたい。

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沖縄庶民の代弁者の生涯

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

筆者は投獄されたり、重い病に倒れたりしながらも沖縄県民のために闘い続けた政治家である。党派性を超えて偉大な政治家であると断言できる一人であると思われる。現代日本にこのように正義感をもって人のために尽くそうとする政治家がそうたくさんいるとは考えにくい。沖縄は依然として日本社会から差別されているのであるから、特にヤマトンチュは沖縄のことについて、もっと平常から関心をもって見つめているべきである。本土資本の建てたリゾートホテルに泊まることを止めて離島の民宿に行って、古老たちのコトバに耳を傾けるべきである。瀬長氏の働きはそういう人たちの労苦の延長線上にあると言えよう。

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キリスト教に関心がある方へ

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

この本は市立図書館で借りた。あまり一般図書館では見られない性質の、かつ出版物ではあるけれど、平易に重要なことが網羅されているのでここで言及しておくのがふさわしいと感じた。経歴を見るとあまりにハイソな感じがうかがえるけれども読んでみると筆者の誠実な謙虚な性格が感じられる。今まで知りたいと願いながら果たせなかった人にはふさわしい一冊であると思われる。お薦めの本だと思う。

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功なり名遂げた人々の貧乏自慢

2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

とは言いたくはないが、期待して買ったほどの本でもなかった。冒頭にイラストレーターの蛭子氏の話があって、それだけ面白いものを感じた。しかし、せっかくの岩波書店からお呼びがかかったにしては政治家お二人の話はがっかりさせられた。どこにでも言っているような内容であったのはきわめて残念だった。全体的にワシも若い頃はなかなかいろいろあってなぁ式の話が目立った。それであんたは今の貧困問題にどう向き合うつもりなのかという提言のようなものが一人としてなかったのは残念だった。

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紙の本ルポ貧困女子

2016/10/26 16:28

現代女性が置かれたリアルな日々

2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

類書はたくさんあるけれど、本書は精緻に10代以降、40代に至る女性の就労及び生き方のありようを調査して綴っている。著者自身も書いているように、著者自らが同じ立場にならないとも限らないという危機感を持って書かれていることから、どのページをめくっても説得力がある。ほんとは男性も違った意味で貧困男子が増えてはいるのだが、こちらの方はまだあまりインタビューが進んでいないせいか、同じ男性の高齢者すなわちホームレスの人々ほどは社会的に注目されていないことを感じた。私は同時期に、たまたま岩波ジュニア新書において『人を見捨てない国、スウェーデン』という本を読んだせいか、日本におけるセーフティネットの脆弱さに苛立ちを禁じ得ない。こうしたルポがもっとたくさん出るような国であったほしいというのが、出版大国といわれるこの国への期待としてある。

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紙の本大往生

2016/08/29 14:43

ほんとにあっちに行ってしまった永さんに

2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

以前から購入して読んでいなかったが、ようやく読了することができた。人はどういう形にせよ、年齢を問わず死に関してもっと関心をもち、考えるべきだというのがこの書の主旨であると感じた。

コンサートにもずっと出てきていたが、どんどん痩せてもう永さんも長くはないのかなとか思っていた。マルチタレントとしての活躍がもう見られないのは残念である。平成でこういう人物に出会うことはあるまいとも思った。典型的な日本の芸人だった。またどこかでお会いできればいいなという印象を持っている。

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あれも、これも

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

筆者は知る人ぞ知るシンガーであり、精神科医でもある。当該本は著者の半生記といった趣だ。人となりを知るにはこれでいいだろう。イムジン河をめぐる逸話など盛りだくさんに書かれていて興味深い。多様な年齢層に読まれてほしい。

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最先端の知識を得る

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

うつ病についてもわかっていないことは多い。ことに日本の精神医療の現場は悲惨だと思う。これほどドクターショッピングをする世界も珍しいのではないだろうか。脳のことゆえわからないことがたくさんあるのは理解できるものの、疾病対策として国が真面目に取り組んでいるとは到底信じがたい。確かに薬漬け医療は弊害そのものだ。もう少し進歩がないものかとは感じている。

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整理整頓から始める生活

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

私の部屋は散らかりすぎている。著者の言うことがもっともだと感じた。確かに整理していければもう少し頭脳の方も整理がつくような気がした。確かに要らないものも多すぎる。見直した方が良いとも思った。多くの方にお薦めしたい。

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紙の本ズッコケ熟年三人組

2017/03/15 16:28

人気児童文学の最終巻

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

日本児童文学の金字塔と言ってもいいかもしれない。しかしあとがきのところで著者がこれ以上は書ける状態にないということを書いているのが気になる。那須氏は今が大変危ない社会状況にあると指摘している。ズッコケシリーズは戦後民主主義があったからこそ続けられたが、近年の社会状況を見ているとこれ以上はそういうことが期待できるか判然としないと述べている。内容は特に文句をつけることはないけれども、筆者のそういう指摘は坑道のカナリアが何かを告げているかのように思えてならない。心して読んでおくべきコトバだと思った。

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紙の本フィリピンを知るための64章

2017/03/15 16:21

現代フィリピン社会の赤裸々な姿

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

このシリーズでは二冊目である。最新版であるからごく最近のことまで克明に書かれている。この国は日本社会にとって重要な国になってくると思われるので、多くの人に読まれることを期待したい。参考文献を含めて大事なリソースが多くあるので、費用対効果は十分だと言っていい。高く評価したい。

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紙の本ボブ・ディラン ロックの精霊

2017/01/04 19:59

ノーベル賞詩人の足跡

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岩波新書に珍しく非帝大系以外の著者から、わかりやすいディランの伝記が出ていることは知らなかった。デビュー前からの歌手のありようを細かに綴っていてとても興味深く読めた。何度も結婚を繰り返していたり、いろんなアーティストの影響を受けていたりしていたのが、あまり当人を知らない私には新鮮に思えた。いくつになっても成長をしていくディランの姿に感銘を受けた。多くの人に読まれていい作品だと思う。

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牧師の長男の臨死体験?

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

冗長な部分もあるものの、それなりに面白く読んだ。天国の描写を見ているとなかなか魅力的だ。私もそういう体験をしてみたく思った。天国では歳をとらないらしい。ほんとにそういうところがあるのならぜひ行ってみたいと思うのだった。

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紙の本法律学習マニュアル 第4版

2016/09/03 11:14

これ一冊で大丈夫?

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

本書は大学生向けである。必要な参考書なりノートの書き方なり微に入り細をうがって丁寧に書いてある。この書を読んでいると他には読まないでいていい気がする。それほど必要なことは網羅されている印象を受ける。4版を重ねるだけのことはある。

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歯科医たちの生態を暴く?

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被害者にならないための、大切な話という副題がある。著者は自由診療で開業している。法・厚生労働省と、理想の間で葛藤しながら、よりよい歯科治療はどうあるべきかを模索しているように思える。歯科医は構造不況業種になりつつあるとまで言い切る。しかし文章を読む限り歯科医の在り方を真摯に取り組もうという姿勢が感じられた。

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