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こけさんさんのレビュー一覧

投稿者:こけさん

41 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本世界音痴

2016/11/08 07:14

ダメにみせても通じないぞ!

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周りとのズレを抱えて生きることって本当はタイヘンナことじゃないのか!それをなんておもしろくあわれに書けるんだろう!少なくとも、自分のそんなズレをあっけらかんと広げることはできないなぁと思うのだ。それを知らせることが、生きやすさにつながるとも思えないのだけれど。

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紙の本愛と欲望の雑談

2016/09/13 22:59

帯にオモシロイヨと書いてある

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

断片的なものの社会学を読んで、岸政彦さんを知り、この本を読んでみた。内容は雑多なものだが、お二人が楽しんで対談に臨んだことがよく分かった。本当に楽しそう!印章に残ったことは、岸さんが不倫を認めるようなことは絶対に言わないと言ったこと!社会学的にではなく、婚姻届とかではなく自分の信念や覚悟によって結婚という契約は成り立つと言っているようで興味深く読んだ!

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お金は大事だよー!

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というCMがあったが、全然大事な感じはしなかった。保険会社にとってはその方が都合がいいからだろう。しかし、この本は違う!カネのために人生が狂い、カネがあることによって初めて人間として生きることができるともいう。そのあまりの当たり前さ、切実さに胸が打たれる。

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紙の本小池昌代詩集

2016/11/30 21:09

みずみずしい言葉たち

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周りの人々を戯画化できる作者。もちろん、その目は自身にも向けられ暖かみのある作風を作っている。しかし、どの詩を読んでも、読者をどこでも無い場所に連れていってくれる。それは、この風景の先にある人間というものが持つ二面性や、不合理性かと思う。特に「山田」がオススメです。

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電子書籍日本の無思想

2016/11/30 21:06

日本の思想風土とは

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ハンナ・アーレントの議論を用いて近代自体に議論を圧殺する傾向があることを指摘する。古代ギリシアと近代の対比をするその手法に魅せられた。その上に、日本自体に議論を圧殺する仕組みがあることを指摘する。それを表すものが、ホンネとタテマエであり、その発生を私たち日本人は大きく見誤っていることを教えてくれる。ここで、身震いをした!近代と日本の代表的な考え方が、議論を圧殺しているのだということが指摘している。

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紙の本華国風味

2016/11/30 07:18

何かえらそうなんだよ。

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中国の食べ物について書かれた本。賢者の食欲という本で著者を知った、戦前の知識人という人たちの傲岸な態度に少し辟易してしまうが、食の蘊蓄の深さは非常に面白かった。陶然亭という一編が非常に有名なのだそうだが、現代のものがある時代に生きる私たちには少し退屈な感じがして、ぼくは他の一編の粉食小史という、うどんとかもちとかの歴史を述べた話が好きでした。

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紙の本マチネの終わりに

2016/11/28 06:31

惹かれあうたましい

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相手のことをこんなに緻密に考えられる二人は、たとえどんな終わりを迎えたとしても幸せだったといえるのではないかと思った。互いに想いあっていながらそれを成就させることなく終わらせるという途上の恋になすことがなかったという甘さはいつまでも残る。

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紙の本「論語」の話

2016/11/27 13:48

人類の教師という言葉

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キリストもブッダもマホメットもどれも人類の教師ですが、私は孔子をその中でも偉大な人物として考えたいと著者はいう。それは、実際の政治と自らの理想を不可分のものとして考えたからだという。理想主義者がよく現実の政治から離れるのに対して、孔子はそうしなかった。その一点が孔子の大きな価値であるという。確かに政治に大きく接近する宗教者を知らない。

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紙の本自由の牢獄

2016/11/26 22:13

表題作の秀逸さ

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ミヒャエル・エンデは、児童文学作家というイメージが強いが、この表題作はそのイメージを超えた現代社会に対する批判をも含んだ作品です。
自由の牢獄は、現代の私達が当然のものと見なしている理性や自由がいかに不確かなものかということを暗示した作品です。この他にも、ミスライムのカタコンベなど現代社会を鋭くえぐる作品を多く収める一冊です。オススメです。

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紙の本パンク侍、斬られて候

2016/11/25 07:10

パンク侍は伊達じゃない

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自分の世界というのは、自分が信じている世界というものだ。ということをここまでもかとえぐった作品です。わー!!結局、自分が信じるしかない世界の中で自分の矜持と信念を持って生きていくしかないのだなあ。と思った。全部ウソだ、気にしねえという精神の方がそこはかとない潔癖さとまた逆に、矮小な感じがする。

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電子書籍先生はえらい

2016/11/24 21:33

先生はえらいのか!

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学ぶという主体が非常に積極的なものであるという前提にたっている。今の子どもたちを見ているとなかなかそうは考えられないのだが…。何が間違っているのでしょうか?
教育のあり方が、真逆をいっているとつくづく思う。面白いと思わせる話はできても、その先を見せることはできないということを痛切に感じる。苦しい。

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一家の歴史が一国の歴史を物語る

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食という歴史に残りにくいものを鮮やかに語られている。統計や世相から見えてくる部分はごくわずかであり、その当時生きていた人たちの感覚を語ることは出来ない。著者はそのあわいを見事に自分の家族の歴史を元に表現する。家族の歴史を懐かしく美しくとらえるのではなく、社会の変化の中で大きな影響を受けて出来上がっていたことを克明に知らせる!面白かった!

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詩人とはどのような人か?

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詩人が風俗レポートするなんて…!70年代ってなんでもありだったんだな♪と驚いた。よく考えてみるとこの荒川洋治の日頃からの主張を考えあわせると何も不思議なことをしていないのが分かる。風俗レポートをするのも詩人が社会の中で生きていくためには必要なことなんだ。

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紙の本文明の憂鬱

2016/11/20 23:28

当たり前の視線とは

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無情なるものという一編が心に残っているので、それについて書く。景観についての話なのだが、歴史的な景観が破壊されると主張している人々の考えの底の浅さを歴史的な視点で指摘したものだった。筆者も生活者としての視点があるはずの人なのだが、まったくそのような湿った視点はなく、しごく全うな視点を提示したということに感動した。

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紙の本日本外交史講義 新版

2016/11/18 23:02

外交史って全てを見通せるのか!

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外交史が、政治や軍事や経済と大きく結び付いていることがよく分かった。当たり前だと言われてもすいませんと言うしかない。幕末からの対外政策は継続性を持って運営されており、外圧による一方的なまた対処療法的な政策ではないということが強調されていた。外交から、近現代を知る良書だと思いました。

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