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K2さんのレビュー一覧

投稿者:K2

8 件中 1 件~ 8 件を表示

紙の本歴史家の城歩き

2016/11/08 14:01

読むと山城へ行きたくなります。

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城郭研究の最前線で活躍するお2人の対談だけあって、たいへん刺激的な内容でした。相変わらず齋藤氏の議論は鋭く、中井氏はやや受け身的な感じがしました。東国の研究者と西国の研究者という人選も、よかったと思います。欲を言えば、判型をもう少し大きくすれば、挿図が見やすくて、尚良かったかなぁと思います。今度の休みには、近くの山城に行こうかなぁ。

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広い視野に感服

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東アジアを見渡した広い視野で、前方後円墳の出現を考察している。中国における大型墳墓築造の低調と、日本における古墳築造の隆盛を相関させて解釈する視点には、目からウロコ。

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紙の本徳川がつくった先進国日本

2017/01/14 22:49

斬新な視点からの江戸時代通史

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いま乗りに乗っている気鋭の歴史学者による通史である。4つのターニングポイントを指摘し、時間を遡りながら江戸時代の特質を解説する。NHK番組を書籍化したシリーズの一冊が文庫化されたもの。平易な文章なので、一気に読めた。論旨も明快。特に印象深かったのは、松平定信の評価だ。時代遅れの反動的政治家と認識していたのだが、民への視線を持った為政者であったことに驚いた。武断から仁政への転換として島原の乱を重視する点は、少し説明不足の感がした。

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紙の本大坂の役

2016/12/29 11:16

現代語訳で読みやすい

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大坂の陣の古典的研究である。陸軍参謀本部の戦史研究の水準を知ることができる。本文などは現代語訳されており、読みやすい。解説は桑田忠親氏である。私たちがよく耳にする大坂の陣の通説が叙述されている。その後における研究の深化は著しいので、気鋭の研究者によるさらなる解説が併載されていれば、もっと面白かったと思うが、どうだろうか。いずれにしても、文庫化で安価に読めるのは喜ばしい限りだ。

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紙の本幻の福島城

2016/12/06 18:37

福島城のことがよくわかる

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比較的大きな地方都市は、江戸時代の城下町を母体としていることが多い。福島市もその一つである。ところが福島市の場合は、城の存在をうかがわせる遺構がほとんど残っていないため、城下町であったことを知らない市民も少なくないのではないだろうか。本書を読めば、福島市が城下町を母体とし、確かに福島城が存在していたことがわかる。江戸時代の絵図を参照しながら叙述された部分は、特に説得力がある。ただ、最後のほうの幕末期の叙述は、城とは直接的には関係せず、焦点がぼけてしまったように感じる。

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紙の本近世大名家臣団の社会構造

2016/11/09 10:35

学者くさくない文章が嬉しい。

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いま各方面で大活躍の著者の論文集。安価で再販されたのは喜ばしい限りだ。専門書だけあって、内容はかなり高度なはずだが、平易な文章のおかげで、難しさをあまり感じさせない。江戸時代の武士の階層構造がよく理解できた。ただし、同じような内容が、繰り返し論じられているように感じられる部分もあった。

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古くて新しい問題を再認識

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邪馬台国については、子供の頃から興味があって、ずいぶんと本を読んだ。大人になってからは、違う時代に関心が移ったため、関連本を読まなくなった。そんな中で、久しぶりに手に取ったのが本書である。纒向と邪馬台国の両者が書名に含まれていて、何とはなしに購入した。シンポジウムの成果ということで、最新の研究段階を知ることができた。特に、倭人と倭国の違いや、三角縁神獣鏡の特質、天津神と国津神の祭祀の問題などは、とても参考になった。シンポジウムの雰囲気を出すためなのだろうが、デス・マス調の文体が少し読み難く感じた。討論部分はよいとして、本文部分はデアル調がよかったかも。

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紙の本近世の軍事・軍団と郷士たち

2016/11/14 16:05

近世武士の一側面を論述。

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各時代の研究の中で、軍事史は近年注目されている分野の一つであろう。平和なイメージの強い江戸時代も例外ではない。言うまでもなく、江戸時代の支配層は武士である。その本質の部分に、武力の保持者としての一面があることは否定できない。本論集には、武士の本質を考えるヒントとなる諸研究が収録されている。

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