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    5つ星のうち 4.0 レビュー詳細を見る

yukikokigoshiさんのレビュー一覧

投稿者:yukikokigoshi

2 件中 1 件~ 2 件を表示

電子書籍マチネの終わりに

2016/11/30 22:28

誰もが誰にでもなり得る。だからこわい。

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

誰もが誰にでもなり得る。だからこわい。主役のふたりとその周辺、登場人物の誰もに、誰もがなり得る。早苗は「脇役」を買って出ているようで、実のところ小説の「主人公」洋子あっての主人公である。それぞれの関係には、傷、というほどはっきりと残酷な様相を呈してはいないものの、まるで砂の小山のような蟠り(わだかまり)が存在している。決して消し去ることが出来ない蟠り。蟠りの小山がある時、引き返すか、見ないふりをするか、砂山を蹴散らすか、風化するのを待つのか…。小山を微妙に避けながら続けることも出来よう。しかし小山はいつまでも依然としてそこに存在する。そして登場人物の全員が、おそらく、その事を知っている。

読後、喜怒哀楽好悪を感ずるだろう。そういう意味で小説としての成功に拍手をおくりたい。『未来は常に過去を変えている』という文言の配置もちょうど良い。そして、誰もが誰にでもなり得る、ということに気づくとこわくなる。

平野啓一郎の作品を、また読んでみたい。

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電子書籍フェニックスのリア王

2017/03/20 16:59

時間軸を移動して眺めてみることの面白さ

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

平野啓一郎の著作は『分人〜』、『マチネの終わりに』、と読んできたが、本書『フェニックスのリア王』にも共通して「時間軸を移動して眺めてみる」ことの面白さに気づかされて楽しい。そして、テンポが軽快でシーンの変わり方が適度に忙しくて気に入っている。ふだんの旅立の朝には絶対しない寝坊、そういう時に限っての見逃せない人助け、旅の途中の出会いがいちいち連鎖する…。かくいう私も既に30年以上に渡って、ひとり旅、出張と称した遊び旅、誰にも言えないひみつ旅を繰り返しているから、「そういう時に限って」起ることの連鎖は体験的に、体感的によーくわかる。旅立ちから帰路につくまで、そういう「場」にまるで支配されるのだ。

本書のストーリーは、最初の誰もが興味を引く問いかけ「前から見ても分からないのに、背中を見るとわかるものって、何?」からはじまり、最後に解き明かされる形式で、適度な長さの短編であるところが良い。読者の疑問と推理が高まり高まりしたあたりで答えがわかる。時間軸を移動すると、見えなかったものも見えてくる。そんな不条理感の描き方も気持ち良い。

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