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oriさんのレビュー一覧

投稿者:ori

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紙の本ティマイオス/クリティアス

2016/12/06 13:05

善をもとに世界を創造したら…

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プラトンは、ソクラテスの「魂の世話」という概念を受け継いだ。
それはつまり《善く生きる》ということを意味するのだけれど、

善く生きる、ということが幸福につながる、ということを
設定しなければならなかったプラトンは、
世界はもともと《善》という目的・秩序によって構成されているのだ…!
という世界観を作り上げた。
だから善く生きようとすることは、まったく理に適っているとプラトンは言いたいわけだ。
それが『ティマイオス』の基本的なモチーフ。

けれども「善く生きる人が幸せになる」といったところで、
実際「不正を働きながら幸せな奴がいるじゃないか…!」
という疑問が現れて(この問題は初期『ゴルギアス』で扱われる)、
「善く生きること」に価値はホントにあるの??と思われてしまう。
だからプラトンは、善と幸せがつながった世界観を立てる必要があった。

そういう意味でいうと、
初期の『弁明』における「魂の世話」を発展させ、
中期の『国家』で語られていた
《善のイデア》をより、壮大に語り直した……
と読めば、
『ティマイオス』はまったく突飛な作品だとは言えなくなると思う。

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