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kyonさんのレビュー一覧

投稿者:kyon

15 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本介子推

2020/02/15 16:55

介子推

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

宮城野昌光氏の本は結構多くの作品を読ませてもらっているが、「介子推」にだけは切ない思いと人の生き方の難しさを抱く。
どんなに尽くしても、命を掛けて守り抜いた主君に届かない思いを抱えて死んでしまうのはやりきれなかろう・・・しかし、その切なさも凌駕する意志の強さとブレない男としての本懐を貫き通したことに心打たれる。寧ろ、読んでる方が悔しくてならない。
時代や国が違っても人としていかに生べくかを考えてしまうし、残念でならない思いが残る。

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紙の本ま、いっか。

2017/01/17 20:41

ま、いっか。

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

浅田次郎氏のエッセイ風は実に荒唐無稽で面白い!
ニヤニヤしながら噴き出しながら軽~い気分で読めるのがいい。
痛快である。

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紙の本子産 下

2020/02/15 16:37

子産

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題名にインパクトがあって、読んでみた。
一国の宰相という名において、孔子が憧れていた存在であったのは知らなかったが。
揺れ動く春秋時代のセツナ、立たされた微妙な国の有りよう・・・バランスを保ち荒波をのりきり、国が残る術を模索しつつ、礼を持って天の采配に奢らぬように考え抜き、国難をのり超えていく・・・・その頭脳を持ちながら、と誠実な人柄、優れた手腕に先ず驚く。
宮城野昌光氏の本は中々に今の時代も見据えて達観した世界を描き出している。読後感が充実。

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紙の本夏姫春秋 上

2020/02/15 16:45

夏姫春秋

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春秋時代に生きた国の命運を背負わされた女性の生き方としてみれば、過酷で思いもよらない女性のしぶとさを見せられる気がする作品で、その翻弄のされ方が異常な感じをも受ける。
作者は女性の生き方をあまり得意としてないような気がしていたが、どうしてどうして、中々の描写でドキリとする。
こんな女性は日本の過去の時代にもそうはいまい。ふ~むと唸ってしまった。平凡な生活をしてる自分には考えられない世界だからである。

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紙の本女王 上

2018/07/18 14:58

女王

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不思議な物語だった。一冊目を読み終えると次が直ぐにでも読みたくなる。あの分厚いページがいつもより文字も小さいのに、その物語に引き込まれる。
想定が近未来のようでもあり、もっと遠い未来でもある様な、だがどこかしら過去の遺跡の様な気もする・・・不思議・・・連城さん、流石です。
勿論、直ぐに下巻も読んだが今度はススッと物語に入れる。満足の読後感・・・あ~読んだなぁ~、凄い話だなぁ・・・

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紙の本神剣 人斬り彦斎

2018/07/18 14:44

神剣

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だいぶ前、二年程前に「月神」も読んでいたが、「神剣」とついになる様な気がしてもう一度読み直したら、繋がって時代背景もよく分かった。
明治維新がキーポイントだけに、その表の舞台以外で活躍した浪士が沢山いたのがよく分かる。
日の当たらぬような人にも光を当てる葉室さんならでは。
是非二冊ともの一読をお勧めする。

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紙の本火星に住むつもりかい?

2018/07/18 15:00

火星に住むつもりかい

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題名からして、摩訶不思議な物語かと期待したが・・・思うほどの感動は無かった。あまりに独善的な物語という感じがしたのが残念・・・違う物語から読んだ方が良かったかなぁ・・・オバサン年代には意外に面白味は感じられなかった。

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紙の本黒書院の六兵衛 上

2018/07/18 14:52

黒署員の六兵衛

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いやはや、参った!浅田節。どこまで読んでもひたすら座り続ける六兵衛に嫌気がさすくらいに小憎らしい(笑)
シツコイなぁ・・・と思いながら、それでも読ませる力は凄いね。
何だか、狐に化かされたような気分にもなる・・・参ったねぇ~・・・浅田次郎の真骨頂、ここにありの感。
恐れ入る・・・

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紙の本レヴェナント 蘇えりし者

2017/01/17 20:36

レヴェナント甦えりし者

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映画にもなったから、映像で見た方が楽だし面白いのかもしれないが、映画館に行く時間の無い自分には物語を想像しながら読むことがより楽しい気がしている。
信じられないような生きざまである。
アメリカのフロンティア精神の一端にこういう波乱万丈な人生を送った男もいたのだねぇ。
一気に読めてしまった。
多分、映像で見るより面白かったのではないか。

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ハリーオーガスト15回目の人生

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不思議な不思議な物語である。
ひたすら同じ人生の始まりを繰り返す、必ず死ぬ、が、また生き直せる・・・15回もである・・・イライラしながらハリーの人生を追いながら、次第にその全容が分かって来る。分かって来た時にハリーが取る手段・・・こんなこと・・・出来る訳はないはずなのに、どこかでハリーが生きているような気もするのだ。

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紙の本九十歳。何がめでたい

2017/01/17 20:26

九十歳。何がめでたい

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闊達でサッパリ気性の佐藤愛子女史も90歳と聞いて、まず驚く。
その生活を赤裸々に、客観的にスパッと切っている。小気味いいくらいに。
年を重ね自分が自分を保とうとすることの大変さは介護をしている私にも理解が出来る。しかし、あくまでもあっぱれと言いたいほどに気分がスカッとしたのでした。

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紙の本櫛挽道守

2017/01/17 20:21

櫛挽道守

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優れた職人である父親を尊敬し、因習に縛られた娘が父と同じ道を歩こうとしている。
娘には妹がいる・・・その妹との確執、職人世界の古い因習に揉まれながら己の道を貫こうとしている一人の女性の話である。
今の女性の活躍云々という時代ともリンクする気がする。
男社会の中でいっぱしの職人として極めようとする姿は痛々しい位にひたむきで愛しい。
そこへ天才肌の夫となる男が現れる・・・物語は人間模様も丁寧に描かれている。
感動する一冊となった。

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紙の本阿蘭陀西鶴

2017/01/17 20:15

阿蘭陀西鶴

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西鶴の日常生活が目の見えない娘の視点で描かれている。目は見えなくても父親の西鶴をずっと反発しながら見つめている。やがてその娘が心を開き父の思いに添っていく・・・その様が何だか微笑ましくなる。愛しい娘や養子に出した息子、意外に貧乏生活だった西鶴・・・
イメージとはだいぶ違ったが、親子の情の通い合いが愛しく感じられた。

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紙の本ダーウィンの警告 下

2017/01/15 08:15

ダーウィンの警告

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サスペンスやSFという枠に括っていいものか悩む。近未来の地球に起こりうるリアル感をゾ~っとしながら追いかけた。止められないのである。
今の地球上で起こっている科学の進歩がどれだけの恩恵を人に与えているのだろうか?そういう疑問も感じながら、ストーリーは走り出すと止まらない。展開の速さに恐れ入る。読み終わるとドドっと言葉にならない恐怖感も畏怖感も残る。
で、ちゃんと足を地につけて生きなくては・・・という真摯な思いももたげる・・・
ぶれない生き方をしたいものだ・・・と。

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紙の本桜子は帰ってきたか

2017/01/15 08:07

桜子は帰ってきたか

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戦後の満州からの引き上げ者の多くの本の中でも、これほど苛酷にリアルに表現されたのは初めて出会った本であった。それも、戦争に巻き込まれた醜い人間の争いというよりは、己の精神を貫く人間の話しである。
今の時代は心の無い時代と言われて久しいが、人が人たる所以はまさしくこのクレという主人公の生き方に答えがある気がする。
全体の空気感は戦後の満州脱出で暗いし、人はこんなに卑しくなれるかと哀しくもなるが、暗さで総括されていない。
何故か読後感は清々しい感動であった。

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