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トム@美沼さんのレビュー一覧

投稿者:トム@美沼

3 件中 1 件~ 3 件を表示

紙の本双頭の船

2017/02/05 22:22

震災後に生きる日本人として

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震災後の東北を舞台にした"船"の話。"厄災と船"というと「ノアの箱舟」を思い浮かべますが、まさに3.11後の日本における、それも厄災前ではなく厄災後の"船"のお話です。既に厄災は起きてしまっているので、その意味は"避難"ではなく"癒し"です。読み始めは、"変な話だが"と思いつつ、現実感のあるストーリーかと思うと、現実とファンタジーの間を行き来する物語で、それが読む人の心を癒していく内容です。
3.11後には多くの震災後の物語がかたられていますが、池澤夏樹さんは実際に東北を何度も訪ね、本書のような小説以外にも「春を恨んだりしない」のようなエッセイでも東北を語っています。その著者が、エッセイやドキュメンタリだけで表せない部分をファンタジー的小説として示したのが、本書だと思います。ファンタジーだからこそ、の語りをじっくりと味わいたいです。

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紙の本本日は、お日柄もよく

2017/02/05 22:01

電車での読書に注意

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平凡なOLが友人の結婚式で感動的なスピーチとの出会いをきっかけにスピーチライターという職業に関わっていくお話です。珠玉の言葉、スピーチがいくつも出てきます。彼女が聞く言葉、語る言葉にいちいち感激して涙ぐんでしまうので、涙もろい人には通勤電車での読書注意です。
お仕事小説に恋愛話のスパイスが聞いています。OLの一人称のお話しで、お気楽な総務仕事をしていたOLが、言葉の力に魅せられて会社や政治家のスピーチライターになっていく、その変身ぶりが彼女の人間関係の中で自然に流れていくのが心地よいです。
時期的に自民党から民主党に政権交代する頃、アメリカではブッシュ政権からオバマ政権に移行する頃にシンクロする内容で、今から思えば、言葉だけで社会を変えきるのは難しいのかな、と思う所もありますが、少なくともあの時は確かに世界が言葉で変えられるのではないか、そんな思いをしたことを思い出します。このお話そのものはOLが自分の人生の中でスピーチライターという職業と出会い、自分の大事な人たちのためにその言葉を紡ぐという、私的な経験を語っていますが、乱暴な言葉が社会を覆っているかのような2017年の社会では、とても大事な物語ではないか、そんな思いを持って読んだ一冊です。

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紙の本法然

2017/02/05 22:14

タイトル通り、"法然"レビュー

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浄土宗宗祖の法然上人に関する全般的なレビュー本。
平安時代の終わりごろから鎌倉時代の初頭にかけて活躍した法然上人が仏門に入るきっかけになったことから、その教えである浄土宗を立ち上げ、それが門徒たちにどのような影響を及ぼしていったか、というのをまとめて知ることができます。
今の日本人は「南無阿弥陀仏」という6文字を唱えることは普段しなくとも、その文言はほぼ誰でも知っているでしょうが、その6文字をどのように法然上人が選び取って、その言葉にどんな重要な仏教的な意味があるのか、それがどう社会に広がっていきプラスとマイナスの影響がどうあったか理解できると、「毎日10回は"南無阿弥陀仏"を唱えようか」という気持ちになります。

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