サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

  1. hontoトップ
  2. レビュー
  3. ひなたさんのレビュー一覧

レビューアーランキング
先月(2017年4月)

ひなたさんのレビュー一覧

投稿者:ひなた

1 件中 1 件~ 1 件を表示

豊かな描写

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

疼痛の持病と12年ほど付き合ってきた経緯があり、この本を読みました。

恐らく性格が夏樹さんと似ているところもあり、痛みと共に感じる苦しみ、焦り、落胆や怒りといった感情の描写に共感しました。
ともすれば本質が覆い隠されたり美化されたりしがちな闘病が、冷静な視点で、丁寧に描かれています。

根治の手法が提言されている訳では無いので、そのままそっくり真似をしたい患者さんは求めるものと少し違うと感じるかもしれませんが、

器質性でない痛みという(健康な人にすれば)捉えどころのないものがメインであるにもかかわらず
読みやすい闘病記ではないでしょうか。

断食の効果として説明されていた「思考が柔軟になる」というのは少し不思議で、
要するに脳が栄養不足で朦朧としてしまうということなのかなあと個人的には思うのですが、
断食が直接痛みに効くのではなく、平木先生との治療の中で、夏樹さんご自身にいいカタルシスが起きたことが重要だったのだろうと理解しています。

共通の知人にまつわるあるエピソードから敬意を払っていたとはいえ、
夏樹先生が断食中に行われた、平木先生への猛抗議の様子は、物言いが率直過ぎて、飾らない面白い方だなとも思ってしまいました。

心因性であると認めない“馴れ合い”の状態から、先生と痛みに心を開け放たれたことは、本当に大きな転換で、勇気のいることだったと推察します。

自分も心を頑なにせず、柔らかな姿勢で痛みと向き合っていこうと思えました。
同じ痛みで苦しむ方は、色々な試みの中の一つに、本書を読むことを検討されてもいいのではないでしょうか。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

1 件中 1 件~ 1 件を表示