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レビューアーランキング
先月(2017年8月)

読人不知さんのレビュー一覧

投稿者:読人不知

25 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本日本のキノコ262

2017/05/05 02:33

キノコ狩りの為の図鑑

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日本国内で生える主な食用キノコをほぼ網羅したキノコ狩りの為の図鑑。
 傘の様子や裏側など、形態の基本的な見極め方だけでなく、傷つけた時の変色の様子など、同定のコツが図解入りで解説されています。

 各ページの写真は、生えている様子と共に裂いた様子、傷つけて変色させた様子など、同定の手掛かりになる写真も並んでいてわかりやすいです。
 ミネシメジやシイタケなど、加熱すれば食用できても、生など特定の条件下では中毒を起こすキノコには「注意」マークが付いていて親切。

 但し、本書を片手に単独で森林に入ってキノコ狩りするのは危険です。

 キノコは成育場所の条件などで、同じ種類でも色や大きさが変わりやすいもの。
 また、イノシシや毒蛇、スズメバチなど、山林には危険な生物がたくさんいます。遭難などの事故時も単独行動は危険です。

 山に慣れたキノコ狩りのベテランと組んで行くことをお勧めします。

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紙の本世界きのこ図鑑

2017/04/22 02:13

ボタニカルアートの画集としても秀逸

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近年は、輸入木材や肥料、海外旅行先から帰った方の靴の裏などを介して、外来種のきのこもあちこちで見かけるようになりました。
 公園や歩道脇の植え込みでよく見かける白くて大きいオオシロカラカサタケが、外来種の毒きのこであることも、本書で知りました。
 在来種の食用きのこに似た外来種の毒きのこにも、注意が必要です。

 ツチグリは、日本の一部地域では食用にされていますが、本書では「食用不可」となっていました。
 著者の出身地デンマークでは食べないようです。私も食べたことはありません。

 世界中のきのこを集めた図鑑ですが、写真とイラストを併用している項目もあり、ボタニカルアートの画集としても、見ごたえがあります。

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きのこに注がれるやさしい眼差し

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身近にあるきのこが多数収録され、見たことのある種類の写真を見るとちょっとテンションが上がりました。
 マンネンタケ(漢方薬の霊芝)は割とその辺の公園でもよく見かけます。

 撮影者は、兵庫きのこ研究会所属の会員の方で、プロのカメラマンなどではなさそうですが、状態のいいきのこの写真ばかりで、きのこに注がれるやさしい眼差しに和みました。

 野生の食用きのことその見分け方、そのレシピ、調理例の写真、信じてはいけない迷信が掲載され、かなり実用的な内容です。
 但し、この本だけを見てきのこを判断するのは避けてください。
 イグチ科などは外見がよく似たキノコが多く、この本に収録されていない毒きのこも多数あります。

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シベリウスの曲を聴く時のお伴に

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日本人にはなじみの薄い北欧の叙事詩。

 譚歌だけでなく、「蛇を鎮める呪文」など、呪歌もたくさん収録されていて、古い時代のフィンランド人の宗教観が窺えます。
 素朴な詩に謳われる喜びや畏れから、たくさんの違いが見出せますが、同時に、時代や場所、人種が異なっても人類普遍の願いも見つかって感慨深かったです。

 巻末には各章の解説の他に、固有名詞の説明が五十音順で入っていました。
 シベリウスの交響詩「トゥオネラの白鳥」や、フィンランドの民謡、合唱曲などを観賞する際の助けにもなりました。

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フィンランドの民俗を活き活きと綴った譚歌

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フィンランド語には、意外と日本語と発音が似た単語があって、読み進める内に不思議と親近感が湧いてきます。

 天地創造の神話や英雄の活躍、魔法の力を持つとされた呪歌だけでなく、婚礼に際して謳われた歌謡も収録され、当時の人々の暮らしの一端を垣間見ることができました。

 巻末にはカレワラ成立の歴史や伝承範囲、構成、分類などがあって、勉強になりました。
 楽譜も一ページ入っていて、実際に歌うこともできます。

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電子書籍灰と王国4 忘れえぬもの

2017/04/22 02:00

捻じれ絡んだ時の糸を解く最終章

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人々の心の拠り所として、竜侯であることを受け入れたフィニアス。
 新しい住民も増え、彼の許で北辺の街ナナイスの復興が着々と進む。

 フィンと天竜レーナとの関係に面白い変化が。

 帝国内の武力衝突だけでなく、闇の眷属との地道な戦いも、まだ続く。
 必要以上の攻撃を加えず、憎悪をいなすのは、闇の眷属を滅ぼすより困難だった。
 そして、何故か南へと移動を続ける闇の眷属。北部などはその分、安全になったが……

 圧倒的な不運に見舞われた時、どう振る舞うか――打ちひしがれた人々の選択と、フィンたちが身を以て示した答え。
 振り返って、自分自身の生き方はどうだろう、と読者に問いかけるようなシーンが印象的。

 ナクテ竜侯家出身のセナト侯の過去が、物語の重大な鍵を握る。
 すべての因果の帰結がどう成されるか、息もつかせぬ展開で壮大な物語に幕が降ろされる。

 読み終わって本を閉じた途端、映画館から出た直後のような気分になる最終巻。

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電子書籍灰と王国3 帰還

2017/04/22 01:59

闇に覆われた故郷に希望を灯す道程

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ヴァリス皇帝、グラウス将軍らとの口約束ではあるが、故郷である北辺の自治を許された竜侯フィニアス。
 フィンたち天竜侯の部隊は、故郷への道を修繕しながら旅を続ける。

 フィンとは血の繋がらないの妹ネリスは、ヴァルトがフィンに辛く当たる理由と、フィンの出生の秘密を知り驚愕する。そして、ネリスのとった行動は……
 家族とは何だろう……との問いに、あなたはどう答えるだろう。

 帝国内の戦いは、竜侯エレシアが絆を結んだ炎竜ゲンシャスを退けるなど、大きな局面を迎えた。
 思いがけず、北部出身の議員イスレヴの助力を得られるなど、仲間内で、家族の間で、北辺地方で、国家全体で、事態が大きく動き出す。

 大森林のフィダエ族、草原の民族ドルファエ人など、ファンタジー世界の人々の心と暮らしが丹念に描かれ、読み進めるうちに自分もそこで暮らしているような錯覚を覚える緻密な描写も魅力的。
 彼ら、主人公とその仲間たちも含め、作品世界内の普通の人々が破滅の運命に抗い、懸命に努力を重ね、幸せな暮らしを取り戻して行く過程に注目すると、更に味わいが深まるだろう。

 ファーネインの消息が判明して一息。
 少しずつ明るい兆しが見え始める第三巻。

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電子書籍灰と王国2 竜と竜侯

2017/04/21 00:34

人々の思惑がフィンの運命を絡め取る

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帝国各地の情勢や、帝国とは異なる民族集団、過去の因縁、竜侯とは何かなどが語られ、この世界の全体像が明らかに。

 なんとか、人の暮らしのある所まで辿り着いた一行。ホッとしたのも束の間、新たな問題が持ち上がった。
 社会の仕組みと人々の思惑が、天竜レーナと絆を結び、死の淵から生還したフィンの運命を絡め取る。

 竜侯として力をつけてゆくフィン、闇の竜侯青霧との接触、軍団の愚挙、帝位継承者セナトの旅、炎の竜侯エレシアの復讐や、堕ちてゆく小さなファーネインの人生……
 大きなできごとに目を奪われがちだが、何気なく描かれる庶民の暮らしから伺える帝国中枢の腐敗と諦観、崩壊への流れも見逃せない。

 人と竜の感覚や考え方の違いに戸惑うフィン。
 普通の人として暮らしを送りたいが、竜侯となった今、もう後戻りはできない。
 生い立ちのままの“殺す者”ではなく、大切な人を“守る者”として竜侯の力を揮うが……

 フィン以外の竜侯や帝国の重鎮も登場。
 物語は群像劇の様相を呈し、活きた登場人物たちの情念が物語を激しく動かす。
 それぞれの想いと行動が互いに影響し、どんな未来を紡ぎ出すのか。本格長編ファンタジーの第二巻。

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電子書籍灰と王国1 北辺の闇

2017/04/15 05:44

蝋燭の灯で語られるような緊張感あるダークファンタジー

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仄暗い闇に蝋燭を灯して語られるような、地に足の着いた生活感と、息詰まる緊張感のあるダークファンタジー。

 物語は、死と荒廃の中に取り残された辺境の村から始まる。
 闇の眷属の襲撃に怯え、絶望の底から這い上がり、一縷の望みを託した文書を携えて、長い逃避行へと旅立つ。

 主人公の青年フィンは石のような堅物で、真面目で正義感が強く、滅多に笑うこともない。
 あたたかい家族に囲まれながら、そんな性格が形成されたのは、その生い立ちに関する苦悩と罪悪感があったから。
 フィンが、自身の心の闇とどう向き合うかも、物語の芯となっている。

 恐怖と絶望を取り巻くのは、手で掴めそうな程に濃密な闇。次々と襲いかかる困難が、泥沼の中を行くような一行の歩みを鈍らせる。
 大切な人を守りながら、ただ、逃げるだけのことさえままならない。

 そんな息詰まる旅路に一条の光明が射す。荒野で出逢った不思議な少女レーナは……

 異類婚姻譚が好きな人は、より一層楽しめる長編の第一巻。
 WEB版では語られなかった幕間も収録。

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ナツメヤシの味を確かめたくなる本

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多数の図版が収録され、当時の暮らしを想像しやすく、古代にチグリス・ユーフラテス河畔や、ナイル河畔に暮らした人々の息遣いが感じられる。

 これを読んで、ナツメヤシの味を確かめたくなり、輸入食品店でデーツを買って食べてみた。
 干し柿を濃くしたような味で、なるほど、これの為なら降水量が少ない土地でも、知恵を絞って工夫して、農作業を頑張れるだろうなぁと思った。

 当時の社会の様子が粘土板などから読み解かれ、古代バビロニアでは、奴隷や女性の社会的地位が意外に高く、想像以上に自由だったこともわかった。
 各地にみられる神話や伝説の類似や、伝播の痕跡も非常に興味深い。

 現代社会よりも合理的な面もあり、シュメール人の特異性には、目を見張るものがある。
 技術面でもかなり高度で、例えば、農業は中世の欧州より生産性が高く、現代にまで受け継がれた技術もあった。

 生産活動とそれを支える社会の仕組み、人々を幸せにする方法は、決して単一ではなく、その土地に合うものがそれぞれ必要なのではないか、と思った。
 グローバル化が進み、価値観の統一が進みつつある今こそ、多様な視点で世界を俯瞰できるように、異なる価値観を尊重できるように、なるべく若い人に読んでもらいたい一冊。

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二方向から「身体」を再認識する対談集

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武術研究家の甲野氏と「バカの壁」などの著書で知られる解剖学者の養老氏の対談集。
 ふたつの観点から、身体感覚を読み解く。
 専門的な話題が多いが、対談集なのですらすら気軽に読み進められる。

 明治維新後、西洋式の鍛錬や洋服の導入などにより、日本古来の体捌きが廃れて久しい。
 服装による動作の制限など、何気ない変化が身体の動きを変え、心身をも変えてゆくなど、ハッとさせられる気付きが多い。

 稽古で組み上げられた型を敢えて崩し、再構築した体術。
 スポーツの世界では、単一基準での評価に特化した強力な動作が評価される場面が多いが、日々の生活など実際の必要に迫られる場面では、そんな単一の力が求められることは、ほぼない。「単線の物差し」では測れない成果の綾について、考えさせられた。

 例えば、足の遅い人でも人混みに紛れ、他人との衝突を回避して移動できれば、追跡者の速度を落とし、自分の姿を隠して逃げ切ることができる。この状況では、百メートルを九秒で走る脚力は必要ない。生きる為には、総合力が必要だとの想いを得た。

 宮本武蔵など剣豪の逸話や現代でスポーツ化した武術からも身体性の変遷を読み解き、腰を痛めない介護の動作など、現代の生活を楽にするヒントも与えてくれる温故知新の書。

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電子書籍【期間限定価格】天顕祭

2017/04/15 02:57

我々の行く末を暗示するような物語

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そうさく畑やコミティアで同人誌として発表され、第11回文化庁メディア芸術祭のマンガ部門奨励賞を受賞した作品。
 過去の大戦が風化しつつあり、記憶の継承が形骸化しつつある時代の「負の遺産」を巡る骨太なストーリー。

 鳶職の世界に飛び込んだ少女・咲。
 彼女が地から逃れるように高所へ向かう理由は、恐ろしい因習の呪縛からの命懸けの避難だった。

 現実の災厄と過去の記憶と精神世界が絡み合い、互いに作用する。何が現実で、何が誰かの夢なのか。
 人々の息遣いや熱い思いが、流麗な絵柄で描かれ、息つく暇もなくページが進む。

 本作の発表は東日本大震災以前ですが、遠い未来に本当にこんなことが、実際に起こるような気がしてくる力強い説得力を持つ物語。

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紙の本人間らしくヘンテコでいい

2017/03/31 21:22

幸せに生きる為に「自分らしさ」を大切に

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「がんばらない」の著書で知られる鎌田實医師の“人間”を巡る旅の記録。

 人間とは何か、人を愛すると同時に憎み、簡単なことで他者の生命を奪えるのに、同じ個体が弱き者を守り得る……
 人類発祥の地アフリカや、アウシュビッツの収容所跡、パレスチナの難民キャンプなど世界各地を巡り、人間の理不尽で不可解な本質に迫ります。

 鎌田医師の個人的なエピソードや、実際に発生した事件、古生物学的な観点や歴史、現在起こっている紛争、普通の人の生老病死などを通じ、様々な角度から“人間”を見詰め直し、読者に“人間とは何か”問いかけます。

 末期がんを患った普通のおばちゃんが、看護学生たちへ向けて最期に行った命の授業。人は死後も次代に大切な思いをつなげることができる、と教えてくれます。

 また、絵本「アハメドくんの いのちのリレー」が著わされた経緯が、わかりやすく説明されています。
 同調圧力に屈さない、周囲から浮くヘンテコな「自分らしさ」を大切にし、他者との違いも許し、認めることが平和につながると呼び掛けています。

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日本人女性UNHCRの平和への戦いの記録

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本書には、1991~2000年まで、国連難民高等弁務官として活動した緒方貞子氏の日記と活動記録、スピーチなどが収録されています。
 日本で「普通」に暮らす人々が目にすることのない難民の状況や、国連の人道支援の様子が克明に記されています。

 当時は、欧州のコソボ紛争、亜細亜のカンボジア和平、当時最大の難民を出したアフガニスタンの復興、アフリカ北部の紛争など、多数の人道的危機が発生していました。

 9.11テロ以前の時代で、現在とは状況が大きく異なりますが、地道な支援は現在にも通じるものがあります。

 我々日本の庶民には、緒方氏のように命懸けで現地に足を運び、紛争当事者の指導者と会談し、停戦合意を取り付けるような直接的な支援はできません。
 しかし、我々「普通の人」にも平和の為にできることがあると、本書は示しています。

 それが何であるか、特に、若い人たちに読んで、確かめてもらいたい平和への戦いの記録です。

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紙の本世界の美しいきのこ

2017/03/31 21:19

おとぎ話の世界に迷い込んだようなキノコ写真集

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森の中にひょっこり佇む色鮮やかなきのこ、おもしろい形のきのこを大きな写真で掲載。きのこのビジュアル的な魅力を余すところなく伝える幻想的な写真集です。
 きのこをみつめるリスや、きのこに乗る小鳥、きのこで雪宿りする小鳥……絵本から飛び出したようなメルヘンチックなシチュエーションの写真も収録され、ページをめくるたびにおとぎ話の世界に迷い込んだような気持ちになれます。

 (注意)きのこに関する情報は最小限に留められ、本文に「本書を参考に毒性の有無を判断することはおやめください。」とある通り、きのこ図鑑としての用途には不向きです。

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