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明日はれるさんのレビュー一覧

投稿者:明日はれる

2 件中 1 件~ 2 件を表示

紙の本天使になった大統領 2

2017/04/03 08:39

巨大なスケール。 《真実の小説》がここに誕生した。

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《 天使になった大統領 》  諭評 

 破滅へと向かう21世紀の人類を救済する道とは・・・
 最高権力者へと登り詰めるために魂を売り渡してしまったアメリカ大統領ジル・ニコルソンは、全世界注視の式典のさなか、人間に絶望して飛び降り自殺を図るが・・・
 神から魂の浄化のチャンスを与えられ、時空を超えて降り立ったのは、2千年前、イエス・キリストたちの生きるイスラエルの地であった。

 ニコルソンの回想を中心に展開する上巻では、権力を目指す男の理想と野望、葛藤と挫折、栄光と虚飾がえぐり出され、また、ファーストレディーを粛々と演じる妻サンドラ、ふとしたことから愛人となるジェニファーとの関係を通じて、男女の愛と悲しみ、男と女が愛し合う宿命、美しさ、狂おしさ、切なさなど、男女の愛憎劇が生々しく描き出される。
 ジェニファーに男の子が生まれ、最初こそ可愛がるニコルソンだったが、社会的地位が上がると一転して拒否を続ける。成長したアンディーはある事件を起こし、全米のマスコミから集中砲火を浴びる。アンディーとの関係発覚を恐れたニコルソンは、大統領選を控え、苦渋の選択をするのだった。

 上巻最後は、アメリカ大統領ニコルソンの暗殺と救済を巡る国際スパイたちの活躍が鮮やかに描かれている。世界が注視する中で、大統領を10秒で拉致し、国外に連れ出すトリックや戦術などは、よく考えられており、ハラハラドキドキが止まらず、スピード感がある。
 次々と展開する工作やスパイたちの命がけの冒険の数々は、面白くて読まずにはいられなくなる。

 大統領を取り巻くスパイたちの危ない冒険トリック、欺き、工作の数々がテンポよく展開する上巻は、読者を飽きさせないスリル溢れる意外な展開を見せている。

 長編ロマンの舞台は、一転して2千年前に飛ぶ。
 下巻の軸となるのは、奴隷一家に生まれたアルパティウスという名の少年の生涯だ。父親の死を契機に母・妹との離別を余儀なくされてしまうアルパティウスは、コロシアムでの決闘で親友であった剣闘士に勝った褒美に、奴隷の身分からローマ兵として登用され、ローマ軍の中で次第に出世してゆく。

 東の果ての地、ユダヤにて不審な動きがあり、のちに血みどろの戦いとユダヤ滅亡を招く「マサダの戦い」につながる水面下の動向を探り、事前に制圧するために、ユダヤ人の血を引くアルパティウスがイスラエルの地下組織に送り込まれることになる。

 エフライムのユダヤ独立運動は次第に一大勢力となり、秘密結社となっていく。
 最初は冷徹に任務をこなしていたアルパティウスであったが、純粋な男エフライムの男の魅力に心頭してしまう。エフライムに惹かれれば惹かれるほど、ローマのスパイという立場と板挟みになり、苦悩するのだった。

 20世紀末の日本に彗星のように現れた超大型新人、坂の上零(レベッカ)の書き下ろし2800枚にも及ぶ処女作「天使になった大統領」は、近未来の予言小説であると同時に、歴史大河小説でもあり、冒険小説と同時に恋愛小説でもある。エンターテイメントとしての奇想天外なストーリー展開の面白さを堪能しつつ、読み進めているうちに、私たちは誰しも、政治・哲学・国家・宗教・軍事・勇気・テロ・正義・愛・芸術・仕事・家庭・教育・犯罪・メディア・歴史・人間が生きると言うことなど、突きつけられる数々の問題を真剣に考え始めている自分に気がつくだろう。
 処女作でありながら、壮大なスケールの大作である坂の上文学をご堪能いただきたい。

 《真実の小説》がここに誕生した。

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紙の本天使になった大統領 1

2017/04/03 08:32

とてもリアルな政治小説

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アメリカ大統領を主人公にした政治小説です。とてもリアルな内容で、本当に世界を動かしている影のパワーってあるのかも知れないなんて、考えてしまいました。
物語は政治だけでなく、男女の話、親子や家族の話など多岐にわたり、とくに恋愛の心理描写は素晴らしいと思いました。
物語のスケールが大きいせいか、すこし説明が冗長に感じるところもありましたが、全体としてとても楽しめました。
早速2巻に進んでみます。
細かいことだけど、不自然なところに改行があったり、表現の間違いがあったりしたところが気になりました。

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