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ちっさんのレビュー一覧

投稿者:ちっ

2 件中 1 件~ 2 件を表示

電子書籍ガリバー旅行記

2017/04/24 11:02

何度読んでも楽しめる

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

冒険記の形式で描かれた、イギリスの政治や貴族制度、科学革命、人間の原罪についての風刺小説です。

全篇を通してかなり皮肉が効いていますが、その中でも第4篇のフウイヌム国は非常に印象的で、人によく似たヤフーという動物を通して、
自分を含めた全ての人間がこの野蛮な獣と根本的には何も変わらないのだと突き付けられたように感じました。
幽霊島での「人の退化」の流れから、未来の人間の姿のようにも思えます。

フウイヌムという高尚な生き物の世界に関しても、一見すると理想郷のようですがそこには毛の色で一生覆ることのないカーストが存在します。
イギリスに帰還したガリバーの姿はユートピアに憑りつかれた者の末路のようですし、第1~3篇の貴族批判を鑑みても
これはディストピアで、理性に転んでも野生に転んでも犠牲の上に成り立つしかない「社会」にスウィフトは辟易していたのかも、と思いました。

あと、今では歴史上の偉人として知らない人はいないであろうニュートンを、第3篇のラピュタで思い切り皮肉っているあたりが
科学革命真っ只中だった当時の混乱を感じることができて面白いです。

普通に物語として読み、時代背景や著者の思想を少し頭に入れてまた読み直すと違う見方で楽しめるかもしれません。
何度読んでもいろいろと考えさせられる本です。

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紙の本一〇一教室

2017/04/24 16:51

問題提起本

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

学園ダークサスペンスという売り出し方だったけれどサスペンス感はあまり無く展開も少し都合の良いように感じました。
表題になっている一〇一教室の設定も、今一つ厚みというか凄みが足りなくてインパクトが薄かったです。
手に負えなくなった子供と向き合おうとはせず自分の都合の良いように人格矯正を図る保護者に焦点を当て、
そんな保護者たちと学校との関係性、そこから生まれる隠蔽の仕組は在り得そうで腑に落ちました。

重いテーマではあるけれど文章は読みやすいので、サスペンスとしてではなく問題提起のための小説として読むと良いかもしれません。

生徒視点と親戚の大学生視点の間に挟まれた理事長のインタビューは、まるで軍隊を育てているかのような発言の連続ですが、
教師と生徒の逆転したような関係性や過保護な親による学校への干渉など「学校教育の現状」については納得できる部分もあり、
改めて難しい問題だと感じました。
なので「何においても絶対に体罰は許されない」と断定するようなまとめ方が、これはこれで極論的のような気がします。

現実的には教師が生徒に暴力を振るわれたり保護者からあらゆるハラスメントを受けるというケースの方が増加しているように思いますし、
物語の指し示す思想を鵜呑みにするのではなく、考えるきっかけを与えてくれる本、くらいの感覚で読んだ方がいいかなと。

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