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先月(2017年8月)

カッパの父さんさんのレビュー一覧

投稿者:カッパの父さん

1 件中 1 件~ 1 件を表示

紙の本英文法の謎を解く

2007/03/26 21:04

日本の英語教育はそんなにダメじゃありません

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 本書については、すでに多くの書評子によって様々な角度から批判がなされている。それらにはおおむね同意であるが、もうひとつ、違った観点から問題を指摘しておきたい。
 著者は如何なる理由からか——と言いながら、じつはそのコトバの端々から、なんとなく察しはつくのだが——日本の英語教育(およびその基盤となっている英文法理論)を目の敵にして、まるで役に立たないと、はなから決め込んでいるようだ。
 が、偏見のあまり、少々見くびりすぎてはいないだろうか?
 たとえば21頁で、著者は「『私は風邪をひいている』を英文にしてみて下さい。すると、×I am cold.と言う人が大半ではないだろうか」と述べているが、たとえ本書が出版された10年以上前であれ、中学高校で少しでもマトモに英語を学んできた人なら、はたしてそんな間違いをしただろうか?(もっとも咄嗟にコトバが出てこないということならありうる。しかしそれは、日本の英語教育がダメだということではなくて、せっかく学んだ英語を日常生活の中で使う機会がなかったことによるのだろう。)
 とかく本書は、この手の根拠に乏しい断定から話を始めるものだから、議論の妥当性まであやしくなってしまう。
 こうした段取り的なことは本の内容には関係ないと言われるかもしれないが、どうして、これは内容を云々する前提となる事柄だ。そのために、たとえ本書の中に傾聴に値すると思われる意見——たとえばinfinitiveやparticipleという用語に、品詞であると誤解させかねないような訳語を与えてきたという指摘など——が出てきたとしても、マトモに受け取られなくなってしまう。すこぶる残念なことである。

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