サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

  1. hontoトップ
  2. レビュー
  3. TFさんのレビュー一覧

レビューアーランキング
先月(2017年3月)

投稿数順ランキング
先月(2017年3月)

  1. 1

    UP

  2. 2

    UP

  3. 3

    UP

    3月のライオン(1)

    3月のライオン(1)

    羽海野 チカ(著),先崎 学 (将棋監修)

    5つ星のうち 4.5 レビュー詳細を見る

  4. 4

    UP

  5. 5

    UP

    はらぺこあおむし 改訂

    はらぺこあおむし 改訂

    エリック=カール (さく),もり ひさし (やく)

    5つ星のうち 4.5 レビュー詳細を見る

TFさんのレビュー一覧

投稿者:TF

3 件中 1 件~ 3 件を表示

透析室における様々な感情トラブルに、実例を挙げながら具体的に解説する実用書。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 監修は、サイコネフロロジー(透析・腎移植で生じた心理的問題を取り扱う学問)の第一人者である春木繁一先生です。雑誌「透析ケア」にも連載コラムがありますのでご存じの方も多いと思いますが、先生は医師でありながら、30年近い透析歴をお持ちになる透析患者でもあります。その他にも豪華な執筆メンバーが様々なケースを想定したトラブルに対するサポートを、実例を挙げてわかりやすく解説されています。

 序章の「透析室は“社会の縮図”以上ではないか?」から始まり、第1章「患者さんと透析スタッフのトラブル」、第2章「家族と透析スタッフのトラブル」、第3章「スタッフ同士のトラブル」、第4章「ドクターとナースのトラブル」、第5章「患者さんとドクターのトラブル」、第6章「患者さん同士のトラブル」に分かれます。それぞれの章は、いくつかの小項目からなっています。小項目は、「依存しすぎる患者さんとどうかかわるか」といった日常よく起こり得ると思われる事項から、「訴訟を起こされた場合」という、ちょっと怖いが起こらないとは言い切れない事項、果ては「医療従事者同士の恋愛をめぐるトラブル」などという、当事者になったらおせっかいとしか思えないような事柄まで掲載されています。これを全て読み通すことにより、自分の知らなかった患者さんの心理というものが伺い知ることができます。

 ただ、透析ケアとその関連書籍は看護婦さんの色合いが強く、この本も看護婦さんを想定して書かれた印象が強いです。「ナースとコメディカルスタッフの間での感情的軋轢」という項目がありますが、内容からタイトルを付けるとすると「ナースと臨床工学技士の軋轢」になってしまいます。確かに透析に携わる職種からいくと、看護婦がダントツではありますが、その他の職種を無視して良いのでしょうか。栄養士、薬剤師、看護助手など、透析には欠くことができない職種の人について触れられていません。透析室では医師、看護婦、臨床工学技士が目立ちますが、その他の職種の人たちがいるからこそ、透析が成り立つと言っても過言ではありません。その辺の人々に対する項目があっても良かったのではないかと思います。

★この書評は、私が発行しているメールマガジン「よくわかる人工透析」に掲載されたものに加筆、修正を加えたものです。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

透析新人スタッフには必要不可欠な情報がぎっしり。理論ではなく、実際の現場に即した構成で、毎日の業務ですぐに役立つ。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 この本は透析従事者向け、しかも、まだ透析が分からない人もしくはこれから透析に従事しようという人向けの本です。

 これは、雑誌「透析ケア」3巻2号〜6巻1号に連載された、「これだけは知っておきたい透析看護の基礎知識」をまとめて加筆し、単行本化したものです。この本の特徴は、目次を見ればすぐに分かります。通常、透析関係の本の場合、まず腎臓の位置と働きが書いてあり、腎不全について述べられるのが普通です。しかし、この本ではまず最初に、ダイアライザーと透析監視装置のことが説明され、その次に透析の原理、血液凝固阻害剤が続き、腎不全と原疾患は6番目に書かれています。透析に従事する人がまず最初に覚えなければならないダイアライザーと監視装置を最初に持ってきているところは、実際の現場を良く知っている構成になっていると思います。本当は腎不全から述べるのが正しいのかも知れませんが、現場サイドではそれよりもまずダイアライザーと監視装置を知っていていなければなりません。

 説明もまた実際の現場に則した内容となっています。除水の失敗という項目がありますが、その理由として、体重の測定間違い、計算間違いなど、非常に当たり前すぎることまで説明されています。この当たり前すぎることなのですが、最初の頃は以外と見落としがちになってしまいます。通常、除水が予定より大幅にずれた場合、体重間違い、計算間違いを疑いますが、それは何度も経験した結果、身についた「経験則」であって、新人さんにそれを求めるのは酷でしょう。当たり前のことなのですから、前もって教えてくれることも少ないと思います(特に、しっかりとした新人教育マニュアルがない施設では)。そういう点では、本当に現場に則した実戦向きの数少ないマニュアルだと思います。また、各項目の終わりにはチェック問題もついているので、これで理解度を試すこともできます。

 内容的も、初心者向けだからといって妥協しているわけではなく、読み進めていくうちに段々と高度な話題になっていきます。最後の方にはエンドトキシンや活性酸素のことにも触れているので、初心者のみならず、中堅以降のスタッフにも役立つものと思われます。

 ただひとつ難点を言うなれば、このタイトルです。タイトルが「ケアに生かす「透析学」入門」で、サブタイトルが「見なれた数値の根拠がわかる」となっています。看護のことばかり書いている訳ではないので、「ケアに生かす」という意味がよく分かりません。連載されていた雑誌「透析ケア」のケアと関連を持たせたのでしょうか。また、サブタイトルは、全く意図が読めません。別に数値ばかり扱っている本ではないので、失礼かも知れませんが、はっきり言ってこのサブタイトルは不要だと思います。このタイトルだけを見て購入すると、ある意味だまされてしまうでしょう。それでも、いい意味でのだまされ方だと思います。

★この書評は、私が発行しているメールマガジン「よくわかる人工透析」に掲載されたものに加筆、修正を加えたものです。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

透析導入当初の疑問に答える、患者、家族向けの1冊。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 この本は透析をはじめたばかりの患者さんや家族向けの一般書です。サイズはA5、総ページ数79、一見、何かの冊子のようにも見えましたが、狭い背表紙を目一杯に使って書かれたタイトルが、本であるということをかろうじて訴えていました。

 最初は、絵でみる「血液透析」と題して、腎臓の働きや腎不全の症状、ダイアライザーのことなどを絵で説明しています。この辺は普通の本と何ら変わりはないのですが、緊急時の透析からの離脱方法として、血液回路からの離脱方法と、血液ポンプの回し方が絵で紹介されています。文字で軽く紹介している本はありますが、図解でこれだけ詳しく紹介している本はなかったと思います。その後はQ&A方式で透析導入前から導入までの様子や、生活の疑問などが書かれています。そして、最後に腎移植のことについて数ページ書かれています。

 ちょっと難点を挙げてみると、白黒のため、見た目の鮮やかさがないので、読書意欲が落ちてしまうことと、絵が硬いので、もうちょっと漫画的にくずした絵の方が親しみやすく、読みやすいとは思います。本はちょっと小さめで、文字もそれほど大きくないので、目の不自由な方にとっては読みにくいと思います。

 この本の特徴として、本当に導入直後のことと、移植のことしか書かれておらず、長期透析の問題点などについては、ほとんど触れられておりません。腎移植のことを抜かせば、本当に導入直後の専門書となります。腎移植が書かれているというのは、それだけ導入された人が関心を持っているため、そのニーズに応えたのではないかと予想されます。1冊ですべてを網羅するのもいいのですが、このようにターゲットをピンポイントで絞っていく専門書もまた良いのではないのでしょうか。

★この書評は、私が発行しているメールマガジン「よくわかる人工透析」に掲載されたものに加筆、修正を加えたものです。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

3 件中 1 件~ 3 件を表示