サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

  1. hontoトップ
  2. レビュー
  3. 編集者さんのレビュー一覧

編集者さんのレビュー一覧

投稿者:編集者

1 件中 1 件~ 1 件を表示

紙の本はじめて読むフーコー

2004/02/12 11:51

出版社から

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

■著者あとがきから抜粋

 ミシェル・フーコー(Michel Foucault)は一九二六年に生まれ、一九八四年に亡くなったフランスの思想家です。五七年ほどの生涯をつうじてものを考えつづけたフーコーは、ぼくたちに大きな遺産を残してくれました。
 この書物では、フーコーにとって重要な四つの大きな思考の軸をとりあげて、こうしたフーコーの思考の現場を調べてみることにしました。「狂気」「真理」「権力」「主体」という四つです。これについては本書の中心となる第二章で詳しく扱いましたが、フーコーの人生において、それぞれ特別な意味と関係を持っています。
 狂気というテーマは、精神医学や心理学と哲学との境界の場所から思考を始めたフーコーが、早い時期から取りくみ、一生涯をかけて考えつづけたテーマでした。ぼくたちは狂気のテーマを考察することで、フーコーの思想の原点を探ることができます。
 真理と権力と主体の三つは、フーコーがみずから自分のもっとも重要な思考の領域と考えていたものです。三つの問題は組み合わさっています。真理の問題を考えるときにもつねに権力と主体の問題がさらに掘り下げられています。権力のテーマは真理や主体と切り離すことはできませんし、真理と権力の問題をみずからの生き方と結びつけて考える際には、主体の問題がクローズアップされてきます。
 本書ではこの四つの領域のそれぞれについて、フーコーがどのような問題に取り組んでいったか、そしてみずから定めた課題に、どのような概念を使いながら、どのように答えを示していったかを明らかにしようと試みました。フーコーの課題は巨大なものであり、西洋の政治、科学、思想の全体を把握し、批判しようとするものです。その遺産はこれから哲学にふれようとする人々にとっても、大切な手がかりになると思います。


■目次

第一章 ミシェル・フーコーの生涯
1 懊悩する青年 一九二六〜六〇
2 『狂気の歴史』『言葉と物』の反響 一九六一〜七〇
3 闘う知識人の旗手として 一九七〇〜八四

第二章 ミシェル・フーコーの思想 狂気・真理・権力・主体
1 狂気——理性の他者
2 真理——その条件と系譜
3 権力——生の権力
4 主体——その桎梏

第三章 ミシェル・フーコーの著作
1 著書
2 講義録
3 インタビュー、評論など
ミシェル・フーコー略年譜
あとがき

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

1 件中 1 件~ 1 件を表示