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    5つ星のうち 4.0 レビュー詳細を見る

上野玲さんのレビュー一覧

投稿者:上野玲

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【編集者コメント】是非、男性も読んで欲しい

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 恋愛本には三つの要素が求められる。ひとつは「私にもそーいう経験ある!」という共感性。ひとつは「こういう恋愛がしたいなぁ」という願望。そして最後のひとつが、「こうすればいいんだ」というヒント(反面教師も含む)である。本書もまた、この三つの要素から成り立っており、特に実践的なヒントに重点が置かれている。
 さらに本書は実際の恋愛同様、二段階に分けられる。つまり、出逢いからセックスまで、とセックス以後、結婚までの過程だ。前者はごく限られた“もてる男”を除けば、概ね女性が主導権を握っているのが現状だ。いわば女性の気持ち次第で、男は恋愛関係のパスポートを手にするかどうかが分かれると言っても過言ではない状況が、今の日本の恋愛事情だと思う。当然、男はご褒美(セックス)を求めて、あらゆる手練手管を練る。セックスをちらつかせて男を籠絡するなんて許せない、といった慈母のような女性もいるだろうが、悲しいかな私のようなもてないフツーの男にとって、そんな言葉はありがたいと思いつつも、机上の空論としか思えない。実際、女性の多くは意識するしないにかかわらず、なんらかの形でセックスをエサに男を競わせ、最も条件のいい相手を峻別する術に長けている。ここではその是非を論ずるべきではなく、現実の恋愛では、なんだかんだ言ってもそうなんだ、という認識を持ってもらいたい。
 その前提にたって、本書もセックスまでは、いかに男性を焦らし、男性の愛情を極限にまで高めるかのテクニックが紹介されている。ただ、ここまでならば、凡百の恋愛本と大差はない。本書が他の恋愛本と異なり、「都合のいい男」をいかに育てるかをテーマにしている本来の意図は、後者のセックス以後の付き合い方にある。だいたいにおいて、釣った魚に餌はやらないの例え通り、セックス以後、男性の情熱は速度の違いはあれ、確実に冷めていく。それをいかに自分にとって「都合のいい」関係性にまで高めたまま、維持するかのテクニックに本書の記述の真髄はあると言える。本書は男性を束縛することなく、男性の自尊心を保たせながら、執拗なまでに男をからめ取っていくプロセスを説いている。そうすることによって、女性自身も相手に賢く対峙する仕方を学び、最も居心地のいい関係性を導けるようになるだろう。少なくとも、本書はそうなることを読者に期待しているし、読者も本書が提唱するテクニックを実践しているうちに、自分自身の変化に気づくはずだ。
 とは言っても、本書の指摘が絶対法則ではない。そもそも恋愛に絶対の法則など存在しないのではないか。あくまで、本書は先に挙げた恋愛本の三要素を満たしつつ、その先の結末は読者に委ねている。本書を読み、「こんなことまで、やれないわよ」と笑い飛ばしてしまっても、それはそれで結構である。笑いは生活の潤いだ。しかし、本書が願っているのは、「こんなこと…」と笑いながら、「私だったらこうしようかしら」という読者自身の覚醒である。言い換えれば、「おいしいとこ取り」して欲しいのだ。それによって、二人の愛が維持できるのなら、本代くらい安いものではないか。愛は試行錯誤である。その踏み台に本書を活用して欲しい。
 そしてさらに言うならば、本書は男性読者にも有意義な情報価値があると思っている。彼女がどんな手で自分をからめ取ろうとしているか、といった防御的な読み方もあれば、彼女との関係性を維持するために、何をすべきか、すべきでないか、といった彼女との愛に前向きな読み方もできると考えている。その意味で、本書は女性向けとなっているが、むしろ男性に多く、読んでもらいたい。そして、敢えて「都合のいい男」になることによって、二人の愛を育んでいってもらいたい。それが結果的に恋人同士にとって、相互に「都合のいい」関係を結べる秘訣だと思う。(本書編集担当:フリー編集者)

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