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照葉樹さんのレビュー一覧

投稿者:照葉樹

14 件中 1 件~ 14 件を表示

紙の本プラグマティズムの思想

2007/05/13 00:10

系譜を探る最良の入門書

7人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

これまでプラグマティズムの書籍と言えば、原著の翻訳か、専門領域への分析的な適用というものばかりが目立っていました。
しかし、プラグマティズムと言っても、ジェイムズとローティでは時代背景も違えば考え方にも違いがあります。本書は、それらのプラグマティズムの進化の系譜を、非常にわかりやすくまとめた最良の入門書です。
また、この概念の生まれたアメリカという国の理解も深まり、手軽でありながらプラグマティズムの本質的な部分を理解する上で欠かせない一冊となるでしょう。
「プラグマティズム=デューイ」と毒された教育学関係者には、是非読んでもらいたい本ですし、臨床を前提とした医療や看護、さらには政策科学など、あらゆる領域で参考になる考え方が得られると思います。

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紙の本医療の値段 診療報酬と政治

2008/02/12 00:09

診療報酬について手軽に理解できる

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 診療報酬の決定メカニズムについて、一般向けに解説した本があまりなく、政治学的な視点からの本書は大変貴重である。素人でも分かりやすく解説している前半部分は、特にオススメできる。これで、ほぼ、診療報酬の全容が把握できるし、自分が病院で支払っている金額の意味も理解できる。
 また、医師会の政治史・・・のあたりも、なかなか読み応えがある。診療報酬決定の舞台である中医協の議論は、もう少し踏み込んでも良かった気がするが、新書のボリュームではやむを得ないところか。実際は、中医協、厚労省、医療現場のインタラクションがもう少しあるという気がするが・・・いずれにしても、万人に薦められる良書である。

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つまみ食いにしては美味しすぎる

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

心理学、とりわけ発達・認知心理学系の古典を集めた本ですから、応用範囲が広いです。卒論、修論だけでなく、広く一般に現象を分析しようと考えたときなら、いつでも使えます。どのようなアプローチが妥当だろうかと、そのヒントを見つける際に、さらっと読むと効果的です。ピアジェに始まり、ベイトソンや状況論まで幅広く網羅されています。
認知という視点は、人が介在する現象であれば、どの分野にも当てはまりますし、本書は認知心理学でも、かなり広い範囲で紹介されているため、ダイレクトでなくても、かならず、有効なアプローチを選び出すヒントが得られるはずです。
これ、シリーズ化して「認知科学」「言語論」「認識論」などもやってくれるとおもしろいのですが・・・

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単純なことを徹底的に問いかける

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 タイトルの通り「赤を見る」という、ただそれだけについての論考です。しかし、これを感覚とは何か、意識とは何かという根源的な議論にまでさかのぼりながら、さまざまな心理学実験の結果などを提示しつつ「言いがたい現象」を解説していきます。後半に現象学に触れる部分もありますので、フッサールやメルロ=ポンティなどをあわせて勉強すると深い理解になるでしょう。
 日常何気なく経験していることですが、その意味は深く、色覚を伝えることの難しさは、芸術や医療など様々な場面で感じられるはずです。

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今、一番使える、お得なプリセプター本

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

これまでのプリセプター本の悪いところは「いかに指導するか」という視点であったので、読むだけでも、既にプリセプターの負担になっていたのではないでしょうか。
しかしこの本は「いかに学びをサポートするか」というコーチングの視点で書かれているので、新人もプリセプターも共に負担無く成長できる、新しいプリセプターシップの考え方を提示しています。
また既に年間計画の形で編纂されているため、読んで使えば自動的に新人もプリセプターも成長していくという画期的な構成。これだけでも十分元が取れます。久々に買って得したという本でした。
恐らく、この方法だと自立した看護師が育成できるので、チームナーシングにも良い影響を与えるはず。その意味では、プリセプターだけでなく看護管理者にも必読の一冊となるでしょう。
ちなみに永井則子氏の本は、プリセプターとは何かという概念的な話が多く、実践的ではないので、こちらが絶対お勧めです。パラパラと見ただけでも、その違いは歴然と分かるはずです。それに、実はこの本も、概念の説明も含まれてますので一挙両得という感じ。
あと、69ページのイラストのペンギンがナイスです。

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等身大のアメリカ論

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

本書は、今はやりの「ネオコン批判」とは一線を画す、
一風変わったアメリカ批判である。

その最大の理由は、単なるアメリカ批判に終始せず、
そこから日本を見つめ直そうという、前向きな議論が
全編に散りばめられているからである。

また、直接、現地で体験してきた話なので、その場の
空気がよく伝わってくる。
 「やはりアメリカはすごい!」
と思わせる部分も、
 「アメリカだって、大したことはない」
あるいは、
 「アメリカは、実は日本よりひどい!」
と気付かされる部分も多々ある。
そこに本来の、等身大のアメリカが見えてくる。

文章も非常に読みやすく、手軽な分量でもあるので、
「アメリカは…」という「うんちく」を垂れる前
に、是非、目を通すことをお薦めする。

冷静に客観的にアメリカを語ることができるだろう。

アメリカ好きの人にも、アメリカ嫌いの人にも、確実
に新たな発見があるはずだ。

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紙の本メノン

2003/07/13 17:49

「国家」の前に

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

プラトンの著作の中では最も取っつきやすい入門書。しかし、哲学の専門家からしても「想起説」や「知識」に関する概念が先駆けて登場するため、プラトンの理解には書かせない短編であり、評価も高い。「国家」を読む前に手にするべき一冊。

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本物のナレッジ・マネジメント

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

ナレッジ・マネジメントと名の付く書籍には、ずいぶんといい加減なものが多い。しかし、本書は根源的な個人の「思い」から始まり、対立を乗り越えて新たな知を創造し続ける方法論の哲学的背景が平易な言葉で記されている。本当の意味でのナレッジ・マネジメント(「知識管理」ではなく「知識経営」)とは、全人的なものであり、ITによる情報共有とは全く異なることが分かる。
同時期に書かれた「知識国家論序説 新たな政策過程のパラダイム」を併読されることをお薦めする。

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議論の前提としての選択

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

選挙制度について丁寧にレビューされた内容で文章もわかりやすい。特にその理念にさかのぼって様々な選挙制度を比較し長所短所を明確に示している点で選挙に関わるすべての人に読んでもらいたい一冊。いかに日本の制度がいい加減であるかが良くわかると共に、有権者の意識改革が密接に関わる事を痛感する。

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紙の本WTO入門

2004/08/15 11:50

非常にバランスの良い入門書

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

本書は三つの章からなる。WTOの基本から各協定の説明、そして様々な課題を多方面から捉えた詳しい説明と続く。一読してバランスの良さが心地よく感じるし、なによりイデオロギー論争に終始しがちなこの分野で、冷静に分析的な視点を与えてくれる点が本書をお薦めするポイントである。

国際政治や経済、あらゆる場面で避けては通れない課題を、わかりやすく、それでいて決して浅薄な議論にならずにコンパクトにまとめている点では、万人に薦められる良書である。

教科書としてもいいし、普通に読んでも無理がない。実際に3章あたりは身近な事例が取り上げられているので、読み物としても面白い。冒頭に略語一覧、様々な用語説明をコラム形式で散りばめている点など、サービス精神も旺盛な内容になっている。活用の範囲は広いだろう。

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知識社会の教育論

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

知識社会における教育の在り方を、極めて実践的に創り上げた「参画理論」の集大成。著者の授業実践から生み出された実践的理論であるが、社会教育や初等中等教育まで応用範囲は広い。これは「参画」という言葉に表れるように、「参集」でも「参与」でもなく主体的・創造的に関わっていくという点で、教育の本質を理論の核に持っているからである。教育に関わる人は必読の書である。

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新たな政策過程論

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

これまで経営学の分野で高い評価を得ていた「知識創造理論」であるが、これを政治、政策過程の領域に展開した新しい試みである。政策を知識として捉えるところに新鮮さと本質的な議論がある。その理論展開の根底には哲学的背景として認識論・現象学・弁証法などが取り入れられており、浅薄な政策形成過程の議論とは全く異質のものである。したがって、ここに日本政治の新たなビジョンを見出す可能性を秘めている。序論をさらに発展させた、本論に期待したい。

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観光学の欲張りな入門書

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

本書は日本ではあまり聞き慣れない「観光学」の入門書として最適の書である。しかし、単なる学問分野の紹介に終わらず「サスティナブル・ツーリズム」という核となるコンセプトを提示し、これを複数のケースと併せて理論的にまとめられているところが、一つの特徴であろう。もちろん、誤解の多い観光用語の説明に多くのページが割かれていることからも、これらの正しい意味を一般教養として知っておくことも悪くない。さらに、後半の「提言」に至っては、かなり具体的なレベルにまで踏み込んでいるため、自治体の観光担当者や観光業に携わる実務家がハンドブック代わりに読んでも多くの示唆を得ることができる。ところが、その根底には、国家のアイデンティティを世界に発信していくという、国家戦略を描く必要性を謳っている。実に、欲張りな本である。しかし、全体に歯切れのいい文章で、肩が凝らずに読み通せるという配慮もなされている。誰もが読んで損のない一冊である。

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紙の本Eポリティックス

2002/01/21 22:52

自治体職員、地方議員にこそ読んでもらいたい本

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 アメリカ政治の熱気がテンポよく伝わってくる。軽快な文章で、非常に読みやすい良書である。これも著者の横江氏の抜群のセンスと、切れ味鋭い取材の成果であろう。しかし、根底に流れている問題には深いものがある。あのアメリカでさえ政治を伝え、民意を汲み取るために多大なコストを払っているのである。民主主義が十分に機能しているとは言い難い我が国には学ぶべき点が多い。特に、住民の生活に密着した地方自治の現場にこそ学んで欲しいヒントが、ふんだんに盛り込まれている。

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