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    体が硬い人のための柔軟講座 (NHKテキスト 趣味どきっ!)

    体が硬い人のための柔軟講座 (NHKテキスト 趣味どきっ!)

    中野 ジェームズ修一 (講師),日本放送協会 (編集),NHK出版 (編集)

    5つ星のうち 4.0 レビュー詳細を見る

tactさんのレビュー一覧

投稿者:tact

24 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本風雲児たち ワイド版 1

2002/04/02 03:38

ギャグ漫画と見せかけて、大河ドラマがここに堂堂開幕!か?

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 捜していた本なのです。ずっと以前に古本屋でコミックス版を1冊だけ手にしてから後どうしても続きを読みたかったのに書店・古書店いずれでも全然見つからず残念に思っていました。やっと再び形を変えての出版に大喜びです。1冊のボリュームが多くて、さらに思いのほか長編のようなので余計に嬉しいです。
 
 内容は、どうも幕末を描こうとするものらしいのですが、この第1巻は「関ヶ原」です。関ヶ原の戦いのその日の朝から始まります。ギャグ満載で面白く、しかしそれでいて非常に丹念に、全体の様子とか、各藩やそのリーダー達の立場、状況、悲憤、政治的な駆け引きまでをも語られています。それも説明調でなくてほとんどがセリフによる進行なので、わかりやすさもピカイチ。お下品ネタも多いけれど小中学生にもぜひにと勧めたくなるような本です。
 
 作中の一文『なんのために関ヶ原に来たのかまったくわからない藩が三つある』の印象。そこに至る経緯がよく理解できたし、今後どう展開されていくのか期待大です。時代の権力者と天皇との微妙な位置関係もとてもよくわからせてもらえました。

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表紙を見てひとめぼれ!ぜひ食べたい、ぜひ作りたい!

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 「食べざかり、伸びざかりに ドーンと元気弁当」このタイトルどおり、写真を見ているだけでももりもり元気がわいてきます。

 著者の小林ケンタロウさん、この方の事は知らなかったのですが、お母さんが料理研究家の小林カツ代さんとは。シンプルでわかりやすくて楽しい料理や家事の提案がとても魅力でファンなんです。
 小林カツ代さんの作るお弁当を食べて大きくなったなんて、なんてうらやましい…と思いきや、それでも「もっと肉がドーンと」と望む、その願望を自分で形にしたというだけあって最初の4つが「夢のステーキ弁当」でひとつめが「そのものずばり、どーんとのった ビーフステーキ豪快弁当」。ああ、まさに夢ですね。私も食べたかった。
 
 肉の他にもいろいろな食材を使いお弁当だけで39種、また、付合わせも多数載せられています。実際に作る人、食べる人のためのお弁当です。

 お弁当の本はたいがい華やかだけど作る手間を考えるだけで面倒そうだな、と感じていました。自分が料理が苦手な事もありますが、早起きして、手間ひまかけて、色だの並べ方にも気をつかったりして…、材料も各種とりそろえておかなけりゃならないし、当日や前もっての調理の手間も、とか、数日は張り切っても続けられるかどうかが問題だな、でも他のお母さんは頑張っているんだろうな、などと本を何となく見ていてもウツでした(この春から息子の弁当が始まって特に)。
 
 けれどこの本には一目惚れ。とにかくシンプルかつ豪快、何よりも「うまそう!」なことと言ったら。作りたい、食べたい、食べさせたいお弁当集です。

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紙の本風雲児たち ワイド版 4

2002/05/10 09:52

濃尾平野に染み込んだ薩摩隼人の血の色の汗を、見るべし!

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 3巻の続きである『宝暦治水伝(後編)』が凄いです。幕府の無理難題に必死で堪える薩摩武士たちのこの労苦、この悲憤。悲しくて辛い話です。泣けます。最後のページの欄外に書かれた『現在、岐阜と鹿児島は姉妹県となっている』の一文にも感動しました。こんな出来事があったことなんて全く知らずにいました。自分だけかもしれないけど。忠臣蔵はあのように有名なのにそれ以上の艱難辛苦といえるこの話がどうしてテレビでも歴史でも取り上げられないのだろうと不思議です。

 お次は元気な人々がたくさん出てきます。前野良沢、杉田玄白、中川淳庵の三人が、おらんだ語の医学の本「たあへる あなとみあ」の翻訳に格闘します。翻訳といっても辞書なんてあるわけがなく通訳に教えてもらうこともできない時代のこと。それはそれは大変な作業です。たったひとつの(ワンセットの)単語が解明した場面はギャグ的ながら感動ものです。他にも稀代の天才・平賀源内センセイなど魅力的。目標に向けて歩もうとする人々のドラマは新しい時代を感じさせてくれます。元気な人々から元気を分けてもらえます。

 学校の授業でさらりと流され名前だけは知っている、というか名前しか知らない歴史上の人達。社会は暗記だけの科目で大嫌いだったけど中学時代にこの漫画を読めていたらもっとずっと好きになれたのに。

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紙の本風雲児たち ワイド版 3

2002/05/10 09:46

大老保科正之、静かなる風雲児

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 江戸時代は文化花ざかりの太平の世、などと単純なイメージしかなくて実際はこの時代のことをほとんど何も知らなかったということがわかりました。旗本、大老、御三家、参勤交代などなど耳なれた言葉も天下の副将軍水戸光國サマのこともテレビ時代劇で何となく知った気になっていただけでした。
 この巻では主に三代将軍家光の死後若き将軍を補佐する大老職となった「保科正之」の生涯を軸に描かれています。名君として人気者の八代将軍吉宗の政治はこの人の政治がお手本だということも初耳、そもそもこの人の名前すら知りませんでした。
 ギャグでこざっぱりとまとめられ、わかりやすく時代を知ることができます。大いなる人間ドラマです。かなり急ぎ足なので細かい部分は(島原の乱とか忠臣蔵とか)すっ飛ばされていますが、今までは歴史物といえば戦国時代しか興味がなかった私でも、描かれているこれらの時代に興味が湧いてきました。
 
 続く『宝暦治水伝(全編)』は必見です。「風雲児たち」はどこから読んでも面白いのですが、これだけはぜひ4巻の後編と共に読むことをお勧めします。関ヶ原で西軍として参戦しながら処分を免れていた薩摩藩の150年後にしての難局、濃尾平野の木曽三川の治水工事の幕命が下ります。実際には藩の取り潰しが目的の命令に薩摩藩はどうすればよいのか。

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紙の本風雲児たち ワイド版 2

2002/04/02 03:42

地に染む怨

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 関ヶ原の戦後はまだまだ続き屈辱と悲憤が各地にばらまかれます。
 この第2巻は徳川秀忠のロマンスに多めにページが割かれ、大坂の陣の直前までが描かれています。本の中ほどには『筆者は大坂嬢攻防戦を描くいてゆくつもりなない/あくまで幕末に向けて直進してゆく』と書かれていますが、この先がどうなるか気になります。エコヒイキなほどの美人キャラ静ちゃんと子ダヌキ顔の秀忠とのラブシーンは大真面目でなかなか。

 この巻で特に印象深いのは『怨念エピローグ』小早川秀秋でした。歴史上有名なこの無能な人はこの漫画でも「アホ」扱いですが、臨終に際しての秀秋の言葉に、それと秀秋の死を伝え知った宇喜多秀家の言葉にとても感じ入ってしまいました(このギャグ顔のキャラクターなのに…ふ ふ 不覚にも)。

 巻末には1巻と同じく「ギャグ注」がついています。この漫画の連載は1981年からだそうで、『時代の変遷と共に難解となる恐れのあるギャグ』の注釈なのです。なんてサービス精神の旺盛な。

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ありそうでなかった。「神々」という究極のキャラクターたちの設定資料集

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

世界各国の神話とともに登場する神々の姿をレポートした本。絵や像の写真が豊富で見ているだけでも飽きない。カラーページが少ないものの、写真と文章でコンパクトにまとめられていて分かりやすい。手軽に世界の神さまたちの知識を得ることができる。

神々それぞれの性質やその行為、誕生のいきさつなど、発祥の背景となる民族の歴史とも深くかかわって生まれる物語世界は壮大なファンタジー。個々の詳細なドラマは別の本にまかせて、神々の世界の概要と神々の名前を知るために、入り口として最適の本です。

エジプト編/オリエント編/ギリシア・ローマ編/北欧・ゲルマン編/ケルト編/東洋編/アメリカ・オセアニア・アフリカ編/架空神話編

という章立てで、「アメリカ・オセアニア・アフリカ編」など随分あっさりとまとめられているものもあるけれど、ほとんどは神様一人につき1ページか2ページを使って写真と文章で詳しく紹介、というスタイルになっている。

悪魔や天使に関することもコラムにちょっとだけど載せられていて興味が湧く。

普段アニメや漫画やゲームで耳慣れた名前がたくさん出てくる。「ギリシア・ローマ編」は言うまでもないが、例を挙げると、

セト、ホルス、イシス(エジプト編)
ギルガメッシュ、エンキドゥ(オリエント編)
オーディン、ロキ、ヴァルキューレ(北欧・ゲルマン編)
アーサー王、クーフリン(ケルト編)
シヴァ、クシュリナ、ブラフマー(東洋編)
アーリマン、アフラ・マズダ(ペルシア編)

等々。実はこういった名前にひかれての衝動買いだった。で、期待を裏切らない内容で満足している。分厚い本ではないので読みやすい。

なお、「東洋編」でとりあげられているのは主にインドと中国の神々。あと朝鮮とモンゴルについて少し。外国の神々の本であり、日本は含まれていない。

マイサイト:棚から一冊

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憲法さえも凌駕する「国民クイズ」。熱狂と興奮のその果てには

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世界の覇者となった日本、その国民を熱狂させているのが毎夜行なわれる「国民クイズ」。望みはクイズによって勝ち取るべし。金だろうが殺人だろうが構わない。たとえ希望賞品がパリのエッフェル塔だったとしても合格を手に入れさえすれば国民クイズ省は責任を持って進呈する。あらゆる法に優先する国民クイズの決定。絶大なる支持を受ける司会者K井K一が今夜も国民を熱狂と興奮の坩堝へ投げ込む。

熱気が凄い、絵が凄い、作り込みが凄い、登場人物も設定も、ああもう、読んでいてこの熱狂に巻き込まれてしまう。クライマックスの異常なほどの盛り上がりは特にスゴくて、ただただこの先の見えない展開に目が離せないでいました。エンターテインメントとしても問題作としても絶品。2冊合わせて厚さ6センチ強というボリュームで満足度100%です。

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バラエティ豊かなトイレ・コレ

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妹尾河童さんが渡り歩いた著名人のトイレの紹介とインタビュー。トイレを通してその人が見える…かな。52人(49軒)のトイレと番外編、そして最後は河童さん本人の自宅のトイレで全56話。河童さん独特の上から見る俯瞰図の綺麗なこと、それもきっちり測って描いていて『タイルの枚数から歯ブラシの本数まで』合っているという念の入った詳細ぶりで素晴らしいコレクションになっています。

どのお宅も個性豊かでバラエティ豊富。図鑑のようであり、インテリア誌のようであり、生き方の提案のようであり、有名人の私生活の覗き趣味のようでもあり、で、絵も文も楽しく飽きさせません。

例えば山根一眞さんは元々は変哲のない普通のトイレでしたが河童さんの期待に応えて時間を掛けてトイレを書斎化してしまいます。その凝りようは凄まじく『まさにコックピットである』のです。それも他家よりもはるかに狭い空間。真似しようとする人がいるとも思えないけど、誰にも追随を許さないその究極ぶりに拍手をおくります。パリ−ダカールラリーに出場したという山村レイコさんの考え方とそこに紹介されるアフリカの共同便所(ドアがないのに見えない囲い方の渦巻型露店トイレ)にも感銘を受けます。

この本の置き場所はやはり自宅のトイレに。河童さんの絵によって他家のトイレがじっくり味わえて、インタビューの会話によってトイレや排泄についてじっくり考えられることでしょう。

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まぼろし万国博覧会

2002/04/22 04:14

蜃気楼の中のワンダーランド「万博」へ

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 この本は私を「今」、万博に連れて行ってくれました。写真は参考程度にとどめられていて、アンケートやインタビューやエッセイ、数多くの資料、著者の軽妙な語り口によって、あの6か月間の日本の熱狂ぶりを再現しています。開催前のなんと明治からの構想から始まり、会場の様子、人々の姿、さまざまな事件、そして閉会式とその後のパビリオンの行方まで追っています。日本全体が熱にうかされたように万博一色に染まっている様子が伝わってきます。

 当時の万博へは行きました。私は8歳で、そこはもう、それはそれは素晴らしいワンダーランドでした。ものすごい人ごみだったこと、赤塚不二夫さんのニャロメやア太郎が出てくる漫画のガイドブックを買ってもらったことを憶えています。泊まる所が見つからず散々歩いて疲れたことも。…って肝心の会場内の記憶がないんですね。楽しかった、でも何を見たんだろう。呆れるほどに憶えていなくて悲しい。
 そんな私にとってはこの本は万博体験のやり直しです。万博を知っている人も知らない人も当時の熱病をこの本で体感して下さい。面白いことに著者の串間努さんは万博へ行っていないのだそうです。

 それにしてもアンケートに回答した人は、よくいろいろ憶えていることかと感心します。読んでいて思わず懐かしさを…感じないんですね。本当にさっぱりと忘れちゃっているんです。
 でもひとつだけ思い出させてくれたことがあります。それは他ならぬシンボルタワーの太陽の塔。会場で実物、おなかの白い顔の部分を見た時のその威容には圧倒されました。そのバカデカさと表情に神々しさを感じたのです。行く前は「変なモノ」としか思えなかったのに。

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紙の本新・遊びの博物誌 1

2002/04/12 02:48

古今東西の手作りの不思議が百花繚乱のワンダーランド

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 世界中にはよくもまあ、これほど多くの面白いモノが創り出されていることか、と、感心することしきり。この本には遊び心で創られた古今東西の様々な作品が紹介されています。仕掛け絵本や影絵やルービック・キューブなど身近なものは序の口で、鏡によって形を変える歪み絵、四角い万華鏡が見せる不思議世界、ヘラのような形をした右方向にしか回らないコマ、大きいところでは建物に潜ませた隠し絵等々さまざまな分野で繰り広げられる知的な「遊び」が満ちています。

 イギリスで発行された本で、メモやカーテンの切れ端のような実際の証拠物件が綴じ込まれた捜査ファイルそのものの推理本というのも紹介されています。これは邦訳版『マイアミ沖殺人事件』が出たそうですが、もう手に入らないんでしょうね。
 
 1979年にやはりイギリスで出版されその後邦訳された、こちらは絵本ですが『仮面舞踏会』があります。作者がウサギの形をした高価なネックレスをイギリスのある場所に埋めて、この絵本に隠された謎を解きあかすとその場所がわかりネックレスを手に入れることができるという話題になった絵本です。ご存じの方も多いのでは。
 この絵本は私も持っていて、謎も解けずその後も発見されたのかどうかも知らなかったのですが、この「新・遊びの博物誌1」に紹介と共にこの件のその後と謎の解き方が載せられていて長い間の胸のつかえがとれたような気分でした(でも難しすぎ!)。
 
 なお、文庫本のこのシリーズは他にも「遊びの博物誌1」「遊びの博物誌2」「["新・遊びの博物誌2」があり全部で4冊、どれも多種多様でとても面白いですよ。もともとは1975年から81年までの朝日新聞の家庭欄に長い間連載していた記事をまとめたものだそうです。時間がどれほど経ってもこの驚きの世界は色褪せることがありません。

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紙の本クラインの壺

2002/03/31 22:08

読むほどに現実が遠ざかる

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 人を魅了せずにはおかない世にも画期的なゲーム装置「クライン2」。試作機のテストをするためアルバイトが二人雇われた。ゲームストーリーの原作を採用された主人公上杉と内容を全く知らされずに参加する高石。
 二人はクライン2の素晴らしさに驚嘆し興奮する。テストは何日もかけて順調に進められるが、ある事件をきっかけに上杉は開発元のイプシロン・プロジェクトに疑惑を抱きはじめる。
 
 上杉の感じるじわじわとした不安が無気味でした。装置の説明やゲームの中でのストーリー、上杉と高石のゲームの進め方の違いなど丹念に作られていて、だから余計にありえそうに思えるのも怖いです。
 初読は夢中で一気に読めましたが、再読するとさらに上杉の入り込んだ迷路に自分まではまってしまいそうです。眠る前にこの本を読んでしまうと怖い思いをするかもしれません。

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思い出に関する相互扶助。そして思い出探偵、串間努さん

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 書籍タイトルから想像されるイメージとは違う本です(副題抜きだと)。子供の頃の思い出の数々、『歌と遊び』『テレビ』『おかしと飲み物』『マンガと本』。それらの中で「あの、あれあれ…あれ、何だったっけ?」、喉元まで出かかっているのに思い出せない思い出に関する数々のギモン。そしてそれに対する答えが載せられています。

 「ピンポンパン体操の歌詞が知りたい」「魔法のマコちゃんのストーリーを教えて、魔女っ子メグちゃんとごっちゃになってしまって」「水森亜土さんがガラスに落書きをしていく番組があったような気がしたんだけどその番組名は?」「ピンクレディーがコマーシャルをしていたアイスクリームの名前は」「ジョージ秋山の漫画アシュラの最後はどうなったんでしょう」等々。疑問を出す人も答える人も昭和30年代〜40年代の人が多いです。解決できていない疑問も多く『情報求む』となっています。懐かしいもの、「あれれ、そうだっけ?」てなものなどいろいろ。年代も対象範囲も広いので、詳しく知りたいことが中途半端なとこもありますが、たくさんの提示で兄弟姉妹や同年代の友人の間で盛り上がりそう。

 巻末には『特別付録 完全保存版 昭和子供向けテレビ番組大年表』があります。タイトル、放送開始日〜終了日、開始時間〜終了時間、チャンネル、曜日だけのデータですが圧巻、価値ありです。特にNHK少年ドラマ年表が嬉しい、結構見ていたつもりだったけどほとんど知らないものばかり。こんなにたくさんあったとは知りませんでした。このデータ集は文字が小さすぎるのがちょっと玉に瑕。

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パソコンでモノクロ漫画を描くためのノウハウ。スキャナーやプリンターは何を選べばいいのか、から始まる初心者向け

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原稿をスキャナーで読み込み、ソフト(フォトショップ エレメンツ)で修正と加工を加え、印刷するまでの手順とテクニックが説明されています。特に修正・加工については多くの例をあげての細かい説明で、目で見て分かりやすくなっています。また、ちょっとした一口メモなども簡潔でありながらしっかりツボを押さえてあるため内容濃いと感じました。少年漫画雑誌の特集ページような雑然とした雰囲気ではありますが、ワクワク感があり見ていて楽しいです。

カラーページでは「ドラゴンボール」の作者の鳥山明さんと「ONE PIECE」の作者の尾田栄一郎さんが実際に原稿をスキャンするところから始まり、ソフトで彩色する技術などを、絵と写真と対談で、その手順を追っていきます。先生方でもこの場で初めて知ったテクニックがあったりするのが面白いです。

付属のCD-ROM(マックとウィンドウズに対応)は「集中講座」と題して、フィルターやレイヤーや解像度の比較を画像によって分かりやすく見せてくれる「集中講座」や悟空とルフィの壁紙やその他。また、フォトショップ(Photoshop6.0とPhotoshopElements)の体験版があり、パソコンですぐに本書の内容を試すことができます。

実際にこの体験版のエレメンツの方を使ってみました。が、多機能すぎて何だかさっぱりです。この本はエレメンツの参考書にもなりそうです。スキャナーがなくてもとりあえず漫画のサンプル原稿(この本の漫画を描いている、なにわぎひろさんの絵)もCD-ROMの中にありますので。マンガ描くのが大好きな小中学生にもオススメの一冊です。

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紙の本東京探偵団 1

2002/04/29 01:13

スケール大きくやることもハデハデ、これぞ漫画の真骨頂

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『都市を駆ける冒険者たち、東京探偵団あるいはシティー・ジャッカー』と華々しい名乗りをあげるのはひとクセありそうな少年少女、ジャッキー、マリーン、ポパイの三人。お世辞にもチームワークがよいとは言えないが、クイーン・さやか(これも少女)の経営する探偵事務所の調査実行部隊である。

目的の為には手段を選ばないやり方、つまり事件解決の為の金の遣いっぷりがすさまじい。それは事件を起こす方(例えば「バロン男爵」と名乗るアヤしい中年)も同じ。そのため双方のやることのデカいことデカいこと。このスケールの大きさと明るく元気で激しいノリでもって数々の事件を一気にたたみかける。事件がまた他の追随を許さないオリジナリティにあふれ展開に目が離せません。

ページ進行はつめこみすぎとも思えるようなすさまじいテンポ。絵達者で迫力も満点。作り込まれた見ごたえのある30分ドラマを続けざまに見るようなちょっとした疲れさえ感じます。

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カバチタレ! 10

2002/04/27 00:26

わかりにくいお寺の世界でも住んでいるのはただの人

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 お寺の経営はどこも貧乏?、サラリーマンをやりながら細々と貧乏寺を維持している住職のところに霊園開発の儲け話が舞い込んだ。話がうますぎやしないかと訝る住職。この住職がこの巻の中心人物。単行本1冊で1話完結です。

 お寺に檀家に近隣住民、墓地に役所に見せ金だの逮捕だの告訴だのと、関わる人々も扱う内容もてんこもりで興味深くて楽しめる一冊です。ただし結末は後味がよろしくありません。お金が人を変えていくことに嫌らしさを感じるものの涙に込められた哀しさが痛いです。普段はよく知ろうとしなかったお寺関係の話ですが、わかりやすくてスムーズに読み進められました。

 ところで『大野行政書士事務所』の大野先生、2度ほど登場するものの何もしていないんですが…。これもひとつの「社会の仕組み」? 行政書士事務所の栄田さんがめいっぱい頑張り、主人公らしき田村君はワキ役化しています。

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