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katoktさんのレビュー一覧

投稿者:katokt

174 件中 1 件~ 15 件を表示

さあ諸君、ごちゃごちゃ言ってないで手に入れて勉強しよう!

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 さあ諸君、勉強を始めよう勉強を。で始まる当書とめぐりあえた人は幸せである。あなたが中学生か高校生なら、もっと幸せだ。別にそうでなくても全然かまわないけど、とにかくこの本を読むのである。題名も本の厚さ(正直に書こう、1000ページほどある)も全く気にすることはない。元来本はこういうもの。厚さにふさわしい情報が網羅され、作者の渾身がこめられている。この一冊をよめば、あなたは確実に階段を一歩登ることができる。もちろんその一歩は大きな一歩である。詳しくは

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紙の本アフリカの日々

2000/12/30 23:42

物語の楽しさ

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 物語の楽しみを味わう本として、懐かしく思い出されるのはこの本だろうか? 映画の「愛と哀しみの果て」の原作だが、物語の一番いいところは当然のように映像化には向かない部分なわけで、印象的な部分は以下に

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紙の本金融法廷

2002/02/17 21:41

金融機関と規制当局の関係の明確な説明

2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 日本の金融機関と規制当局がどういうものだったか(あるいは今もどういうものか)を分かりやすく描きだしている。

 どうしていつまでたっても「天下り」ってなくならないのかな。官僚と金融機関の間違った行動のインセンティブの大部分がこの仕組みに支えられていると思う。過渡期の問題はあるけど、変革は必須でしょう。その代わりに必要な仕事をする官僚には、いいじゃない、それ相応の給料を払えば。それも退職金ではなく、ちゃんと賃金で払おうよ。責任と賃金が比例するのは当然じゃない。低い賃金で重い責任を負わせるから余計なインセンティブが働きやすくなるんじゃないの?

 それからこういうときにマクロの問題とミクロの問題を混ぜちゃいけないとかなんとかいって、具体的な部分での責任追及を曖昧にする風潮があるけど、マクロの問題はそれとしても、ミクロな部分の明確な責任もきちんと追求する必要があるのはいうまでもない。もっと日銀・官僚には金融のあるべき姿(金融政策)を追求してほしいし、金融機関にも守られた規制の中でモラルハザードに陥るような悪循環から抜け出してほしい。

 それにしても読み進めるにつれ暗澹たる気持ちにさせる本。

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基本を押さえないと、その上はないわけで

2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 テレビで時々放映されている道行く人の意見を流しているニュースをみて、絶望することはないだろうか? 明らかにかれらはその質問事項がなんであれ、前もってこれっぽっちも考えたことがないのが明らかだからだ。思いつきか新聞の内容のオウムがえし、それで意見の9割は説明できるだろう。

 それを大規模に調査してなにになるんだという話もあるが、少なくとも調べ方に関する問題があることは確かなわけで、この本をしっかり読みましょう。

 あと、白鳳大学 福岡教授のいいかげんさ(p54〜)、日本の社会調査のダメさ(p110〜)も含めて一読に値する。

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人生は光だけを見つめて

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 フィッツジェラルドの短編集。なんともいえない緊張感と弛緩のバランスがよい。張り詰めた書き出しからなにげなく筋が流れて行って、明確な結末をむかえる。最近は短編らしい短編もあまり読まないだけに、いっそう読ませるものがある。まあ村上春樹による編集・訳もその少なくない一因であることは間違いないが。

 旧石器時代があり、新石器時代があり、青銅器時代があり、そして長い年月のあとにカットグラス時代がやってきた。

 村上春樹のノートではないけど、シンプルだけどけっして書けない書き出しだ。どうやったらこんな書き出しを思いつけるのか才能としかいいようがない。

初出

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紙の本アマゾン・ドット・コム

2001/03/06 22:57

現代のヒーロー

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 いまやアマゾン・コムを知らない人はいないだろうと思うが、その名前の理由を知っているだろうか?

 本書はそのCEOであるジェフ・ペゾスにフォーカスしながら、成功(いまのところは)の歴史をあざやかに興奮させるトーンで語る本である。たしかにインターネットでのビジネスを立ち上げた功績については、もう確立したものといってもいいだろう。

 ただし、その強みがなんと脆弱な土台の上にあるかが読み取れる本でもある。ペゾスは何度も、「ブランド力」を手に入れることの優位性を強調している。でも少し考えてみれば、書籍の販売においてブランド力ってどれほどの力をもつのだろう? なおかつそのブランド力を人に示す(例えばグッチのマークね)にはどうしたらいいんだろう? それこそあとがきでも触れられているブックカバー(笑)でも必要というほかない。かつブックカバーでアマゾン・コムで買ったことがわかったからといってどうだろう? ブランド力は残念ながら商品を売る立場にとっては、インターネットにおいてもっとも価値がさがったものといってもいいかもしれない。確かにインターネットで本を買う場合、最初にアクセスするのは有名ブランドのサイトということは十分に考えられる。ただ継続的に大量に本を買う場合を考えてみれば、買った店のブランドを自慢できるなどという付加価値が一段と期待できない書籍みたいな商品においては、結局価格こそがもっとも強力な競争ポイントになるのは自明のこと。従ってアマゾン・コムにおいては、“ドットコム”みたいな宣伝は短期的なカンフル剤にすぎず、長期的に販売と配送を低コストで提供できる仕組みをもつかどうかが問われるのである。現在のところはそれにも上手く成功しているようだが、競争者も増えて行く今後はよりいっそうの厳しい努力が問われることになるのは間違いない。
続き

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紙の本ニコライ・ゴーゴリ

2001/01/20 18:12

誠実な解説ってことはこういうこと!

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 外国語で小説を書かざるえなかった作者が、翻訳と言葉の持つ意味と魅力を丁寧に整理した本。言葉の響きも最近では失われたものの一つで、メロディのない言葉の響きをどれだけ集中して聞くことができるのか自分でもかなりの疑問だ。

 確かに本書の中にあるように、ある種の一流の作品が原文で読む価値をもってることは間違いない事実ですけれど、誠実な翻訳にもその価値があると信じたい。まぁ誠実さにもよりますが。
詳しくは

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紙の本新教養主義宣言

2001/01/20 18:09

とにかくお奨め

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 来るべき21世紀のために、今世紀の最後はこの本でしめくくってみました。締めくくりよりは世紀の始まりに似つかわしい本だったかな。

 でも後書きにもある通り、ほとんどの部分はWebにアップされていて(試し読みにも最適)、本人は「これだけのテキストをダウンロードする接続料金を考えたら、ぼくはこの場で買っちゃったほうが圧倒的にお買い得だと思う」なんて書いてるけど...

 でも結局ふられて納得しないもの、アゾットを夢見るのも、この文章をWebで全部読んじゃうのも結局同じ心の働きなんじゃないかと思ったりもする。

 とにかく目が離せない「山形浩生」に注目!

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別れは寂しいものだけど、

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 フロイトの評価のひとつとして読んでおくべき本。少なくてもフロイトを尊敬してるような人は特に読んでおいた方がいい。それにしても (精神分析が)適用できると判定された人は、たいてい非常に高い知的水準と経済的な基盤を持っているため回復しやすい条件が整っているっていうなら、いい神経症の予防法は高い知的水準と経済的な基盤だね。神経症の予防法に限らないか(笑) 翻訳はまあまあ読みやすかったけど、段落の頭下げすぎで読みにくいよ−。詳しくは

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アマチュアとお金

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 原題は『アマチュア』、オリンピックになるとこの本を思い出す。サッカーや野球に見られるようにプロとアマチュアの境目が不明確になった今こそ、こういうことを考えなきゃいけないって気もするけどね。TVでは金メダルでは報奨金いくらって、まるで報奨金が少なくて金メダルの価値そのものも少ないといわんばかりだよ。ばかばかしい。詳しくは

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紙の本1984年

2000/08/19 10:08

渾身の一作

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全体主義、ファシズムから思い当たる本は人によってさまざまだろうが、なんといってもこの「1984」なのである。作者の政治的な姿勢と文学上の記述が高いレベルで融合した、まさに渾身の一作を読むのは良いものである。だれも流行作家が口述で書き飛ばした(しゃべりとばした?)本なんて読みたくないし…まあどちらにせよ結果として楽しめればいいのか? 詳しくは

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暗号における人と政治

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純粋に暗号について知りたいなら『暗号解読』だろうが、暗号にかかわる人について知りたければ、それから人が集まるところに必ずついてくる政治(ここではアメリカの政治)について知りたければこの本。ディフィー・ヘルマンのディフィー、PGPのジマーマンなど暗号における現代の主要な人物は一通り網羅されている。

それにしても同じ暗号っていう題材を扱っても、『暗号解読』と『暗号化』の2冊の違いはなかなか面白いものがある。暗号解読が暗号化の機械のエニグマの詳しい仕組みを説明する一方で、暗号化ではディフィーの恋愛が取り扱われる。この書き方が暗号化にとって不適切なら、暗号化ではどのようにその進歩がなされたかよりも、どうしてその進歩に結びついたかにより筆を割いているといってもいい。

人の観点から暗号を書き出した名著。

初出

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紙の本指輪物語 カラー新版 3巻セット

2002/02/03 23:49

ルーツ

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 ばくぜんと僕らがもっているファンタジーのイメージが集約されているのは、おもしろい。むかしガントレットなんてゲームがあって、みんなでよく遊んだけど、まさにそれぞれの登場人物がそのイメージにぴったりだ。

 ストーリーとしても、普通のサーチものとは少し異なった筋立てで、興味をいだかせる。普通だと王国の危機かなんかで指輪を探す物語だなんて思うでしょう? 違うんだなぁ(笑)。興味深いところを引用。秘密の扉をあけるところで、

 「やはりわしはまちがっておった」と、ガンダルフがいいました。「それは、ギムリも同じじゃ。みんなの中でメリーだけが正しい手がかりをつかんだな。扉を開ける合言葉は常住アーチの上に記されてあったのじゃ! その訳はこうでなければならなかった。『唱えよ、友と。そしてはいれ』。わしは『友』とただエルフ語でいいさえすればよかった。それで扉が開いた。なんの造作もない。この疑い深い時代に生きる博学なる伝承の大家には簡単すぎたのじゃ。昔は、はるかによき時代じゃったよ。さあ、はいろうではないか!」

 一巻だけでもかなり厚いんだけど、こういう物語はほんとうにエンドレスに続いてほしいって気にさせるんだよなぁ。そういう意味で、どれくらいの長さかわからないように電子ブックもいいかもしれない。ただ、小さい子がこの厚い本を抱えて読んでたら、それはそれで微笑ましいって気もするけど…

 初出

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紙の本ジャック・ロンドン放浪記

2001/10/29 19:47

永遠のあこがれ

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 放浪が似合う作家っているけど、ジャックロンドンもその一人。

 その生涯もアラスカから日本までまさに世界をまたにかけた旅づくしだったが、この本ではそのルーツが伺える。
 電車にただ乗りしてアメリカ中を旅するホーボーたちは、独特のあだ名をもち、ただ乗りのテクニックは秀逸で、なによりそのどんな場合でも楽観的で前向きな姿にひきつけられる。

 こういう本を小さいころに読むと、強い影響をうけて、その後の人生をすっかり狂わせそうだな。年取ってから読んでも忘れていた何かを思い出させる。初出

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紙の本鉄の踵

2001/10/27 21:27

ジャックロンドンの最高傑作

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 この本をナチスの登場前に書ける眼力には、脱帽以外ない。同じ風景でも見ても、見えてる人には見えてるってやつだ。オーウェルの『1984年』や『動物農場』のきっかけにもなった本。それにしてもこのごろは、どうして政治システムに関するこういうある意味ではストレートで真摯な提言ってないのかな。本当に人に理解してもらうためには、わかりやすく共感できる形じゃないとだめなんだよなぁ。初出

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