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先月(2017年4月)

穂高嶺二(文筆業)さんのレビュー一覧

投稿者:穂高嶺二(文筆業)

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紙の本きれぎれ

2002/07/07 05:47

「芥川賞受賞」のふれこみにがっかり

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 最近、「くっすん大黒」が文庫本になったので、遅まきながら今を時めく町田康の小説を初めて呼んだ。文章のリズム、疾走感に陶酔し、一気に読んでしまった。さすが、評判になっているだけのことはあると感心した。未読の方には是非薦めたい。そこで、今度は早速芥川賞受賞作「きれぎれ」を買って読んだ。もちろん、芥川賞を受賞したからには前作より一層優れた作品であるに違い無いと期待したからだった。しかし、残念ながらたいへんがっかりしてしまった。作品の構成がより複雑になり、超現実的な描写等、さまざまな工夫の後が見受けられるが、企画倒れになってしまっていると思う。何より構成が複雑になったため、作品が寸断されてしまっていて、「くっすん大黒」の疾走感・躍動感が全く感じられず、読み通すことすら難しかった。どんな作家にも傑作と駄作があるので、町田康にはさらなる飛躍を期待したいところだが、この作品に芥川賞を与えたことは理解できない(このときの審査員は誰?)。「くっすん大黒」であげ損なったので、そろそろあげとかないと、といった配慮が働いたのか? いずれにしろ、この本を買ってたいそう後悔したので、早速ブックオフに売り飛ばしてしまった。

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