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ささささんのレビュー一覧

投稿者:さささ

24 件中 1 件~ 15 件を表示

地震のなか育まれたちいさな「絆」の物語

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

「わたしたちの震災物語」が本になって、やっと通して読めた。
第一話の石ノ森萬画館の話を雑誌で読んで、気になっていた。
第一話は、宮城県石巻の中洲にある石ノ森萬画館のスタッフが体験した地震。建物は津波で1階が浸水してしまったが、建物自体は残った。スタッフは記録のために対岸の住宅街が津波で襲われた光景を写真に残そうとするが、流されている瓦礫や家に人が乗っているのを見、さらに中州の橋にぶつかって流されてしまうのを目の当たりにし、とても写真など撮れなくなってしまう。しかしその後、その中洲にかかった橋に流されながらもたどり着いた人たちがいることに気づき、残っていた萬画館に誘導して人々を救助しながら、停電で何もない中を4日間過ごす。
他には赤ちゃん一時避難プロジェクトを立ち上げて活動した方の話や、子供たちに遊び場を作るNPOの方が被災地でも子供のために遊び場を作った話、トイレ研究所の方々のトイレ掃除ボランティアの話、三陸の浜のミサンガの話やサンドウィッチマン、チェルノブイリで医者として活動をしていた松本市長の話などが載っていた。
この本のほかとちがうところは、地震の体験談もありながらも、むしろ地震後にどんな人々が被災地のためにどう動いたかが描かれている点であると思う。読んでいて「なるほど被災地ではそんなことも困るのか」「言われてみればそういう点も大変なんだ」などと気づくことが多かった。
今後自らが参考にしようと思ったのは、危機管理アドバイザーの「女性と防災」の助言。すぐにできて必要だと思ったのは、「顔がしっかり映ってる家族の写真を持ち歩く:こと。離れ離れになったときに、避難所に「この人いませんか」と見せるために必要なのだという。確かに。携帯やスマートフォンに写真が残っていても、電池がなくなってしまったら使えない。
「わたしたちの震災物語」今回の地震のひとつの記録としても手元においておきたいし、今後きっとまた起こるであろう地震や天災に自ら備える意味でも、一読の価値がある本だと感じた。

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敵が味方に味方が敵に?

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

鋼の錬金術師もとうとう14巻になりましたか…。
買い始めたのは10巻のころで、確かアニメの劇場版の帯がついていたような気がします。アニメも劇場版も面白かったですが、原作はまた格別ですね。ここへきてさらにぐんと面白くなってきたように思います。
「お父様」とついにあいまみえたアルとエド。その実態は!?
そして一緒についてきたリンと、偶然居合わせたメイ・チャンとスカー、ホムンクルスたちとの対面。いったいどうなってしまうんだろう、とドキドキして新刊を購入しましたが、まさかそんなことになるとは…! 思いもかけない展開で、今後どうなってしまうのかとほんとうに気を揉みます。軍部のメンバーたちと再会しても全然気が抜けません。ますます先が読めなくなってきました。
と、シリアスのように見えるかもしれませんが、この作品の持ち味であるギャグも健在ですし、しっかりと地に足が着いた描写(エドたちが壊した市街を直しに行くとか)もされています。こういうところが好きなんだよなあ、と安心して読めるところがいいですね。
この巻、初版限定本にはラフスケッチがついててそれも大変素晴らしいものでしたが、通常版にもオマケの短編がついてきます。そちらもすごくよかった! 今は喪われているのを読者は知っているだけに、胸を打つ掌編でした。早くも次が楽しみです。

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ググるとグーグる、どっちが買い!?

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

今回、同時期に出た『ググる』と『グーグる』、どっちを買うか迷いませんでしたか?
私は迷いました。どっちがどうなんだろう、と。
今回ひょんなことから、両方持っている方に見せていただき、「そうだったのかー」と納得したことも多かったので、ここにまとめようと思います。「検索本欲しいんだけどなー、でもどっちにしようかなー」という方の助けになればいいのですが。

まず、外見。『ググる』のほうが、表紙が丁寧です。手触りのよいマットな紙が使われていて、『ググる』の文字が浮き彫りにされています。『グーグる』のほうは、フツウのつるつる紙です。

次に目次ですが、これは段違いで『グーグる』のほうが見やすい。『ググる』のほうは、色の対比が少々キツイのです(青とオレンジ)。『グーグる』の目次は、「ウチでグーグる」「日本語をグーグる」「見たいものをグーグる」「会社でグーグる」「英語をグーグる」「計算をグーグる」とテーマで中見出しが出ているのも見やすいポイントです。

さて、肝心の内容ですが、これがかなり微妙でした。
おたがいかぶっているところはあまりありません。なので一言で言うと、両方あると大助かり、というかんじなのですが、しかし2冊も買えない!という方のために特徴を述べると、
■『グーグる』会社、仕事系の資料を揃えるのに役に立つテクが多い
 計算系が載っていたのはこちらだけ
 コマンドが巻末に載っていて、一覧にはベンリ
 「ウチでグーぐる」のテクは、あまり目新しいものがない
■『ググる』検索条件を細かく指定するやり方が載っており、欲しい情報がゲットしやすそう
 あまり会社系のテクはない
 「site」など、サイト条件を指定する方法がいっぱい載っている
 Googleの画像を使用しているので、初心者にもわかりやすそう
 巻末に、「専門検索エンジンリスト」が載っていてベンリ

まとめると、
・わりとGoogleは使っている人、会社・仕事に使用したい人:「グーグる」
・Google初心者だが使いこなしたい人、家や遊び、調べものに使用したい人:「ググる」
かなあ。
あくまで独断ですが、このようなかんじでしょうか。
他の方がどう思われたか、ぜひ聞いてみたいところです。

※このコメントは、『グーグる』にも発表しています。

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あたたかいごはんとおうちでしあわせ

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

最近映画化され、DVDも出ましたね。西原理恵子の名作です。
以前出版された全3巻をまとめたものです(ただし以前のはカラーだったのであちらもオススメですが)。
貧しい海辺の街で生きていく子供一太、ニ太。ノラネコのようにふいっといなくなっては戻ってくるお母さん、お母さんがいきなり連れてきた姉かのこ。悪いことをしてお金を稼ぎつつも、自分の姉と母のしあわせをねがうこういちくん。彼らとそのまわりの人々の物語がつづられます。

最初から中盤あたりは、『海辺の町の出来事』といった感じで、一話完結(と思われる)お話がつづきます。もちろんそれらも十分面白いのですが、そこで油断していると、それまでの一話完結型に思われた話の中にあった伏線、中盤以降の怒涛のストーリー展開に、完全に魂を持ってかれます。

読了後はまちがいなく呆然となり、しばらく座り込んでしまうでしょう。考えることは、「人生ってなんだろう?」「幸せってなんだろう?」…。そののちに、今日帰ることのできる暖かい家と、暖かいごはんがあることに、安らぎと感謝を覚えるでしょう。

安心できる家でごはんを食べ、暖かくして寝ることができるのは、幸せです。

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紙の本安野モヨコ 総特集

2004/01/27 19:58

仕事に誠実で、聡明な安野モヨコ

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

ハッピーマニア、美人画報以来の、よくいる安野ファンです。
最近ではさくらんが好きでした。キモノが女子の間で流行ってますが、キモノ女子はぜひ読むべきです。

わき道にそれましたが、そんな安野ファンなので、本人のロングインタビュー、単行本未収録の短編、夫庵野氏へのインタビューなどなど、安野モヨコにいろいろな側面から光を当てたこの本、とても楽しめたのですが。

しかしなんつーか、人を楽しませるものを書く人ってのは、その分人の分まで苦しんでるのかなあ、とか、『人にわかりやすく見せる・説明する』ということができる人は、すごくアタマが良いんだな、とか、そんなことを思いました。
「美人画報」他のメディア露出を、みんなにマンガをもっと読んでもらうためにしていたなんて、ぜんぜん気づかなかったし…。

彼女の夫庵野氏が、一生懸命奥さんについて語っていたのが印象的でした。そんな風に夫に理解し、尊敬されているのは嬉しいだろうなあ。

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アイ・ラブ・ミーちゃん

2004/06/14 17:58

美人さんだねえ、ミーちゃん

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

もうね、ミーちゃん、ホントにかわいい。
そのカワイイは、子猫とか見て「キャー」ってかんじではなくて、
美人な成猫がもつ、質感というか、しっとり感というか、
ネコの存在を、ひしひしと感じさせるんです!
色っぽさとか気品とか、そんなものさえ感じさせます。ミーちゃん。

ネコを飼ったことのある人がこの写真集を見ると、かなり萌えます。
かつて飼ったことがあって、いま飼えない人(一人暮らしはじめたとか)が見たりすると、かなりもだえます。「うおお、ネコ飼いたいーーーー!」と。

そんなチカラを持った一冊です。

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誤植好きイチオシ

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

もー、コイツときたら、いろいろなことを忘れたい時、疲れきってるのに座れない帰りの通勤電車、だらだらしている休日などの時間を、笑い一色に変えてくれます。
最初はクスッ、クスクスッという笑いが、しだいにプッ、ブフッという噴き出しになり、そのうち涙が出てきます。間違いなく!
実証したし。しかも帰りの電車で。ほんと恥ずかしかった。

でも、「天気予報 東京:雨 大阪:雨 阿蘇:腕」って見ちゃったら、やっぱり噴き出すでしょう。涙出るでしょう。なによ、腕って。作ってた新聞記者の気持ちまで考えちゃいますよ。「人はそのとき思っていたことを言い間違いとして口に出してしまう」みたいなフロイト的心理解釈もしたくなっちゃいますね。そこまで読者に考えさせてしまうのが、「すぐれた誤植」なのでしょう(そうか?)。

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スタイルシートの「今」を切り取る一冊

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

この本は、「CSSの今」が浮き彫りにされています。いまはまだN4などの旧ブラウザへの配慮で使い切れてないけど、blogの隆盛ぶりで、今年はかならず来る技術だよ!という熱気を感じます。

CSSって結局何? とか、昔からあったのに、なぜいまさら? 何ができるの? と言う方には「はじめに」と「第一章」がお勧めです。まったく同じHTMLに、54種類のCSSをあてた結果のデザインが載っています。このインパクトはすごいですよ。CSSでここまでできるんだ!と思い知らされます。また、思い知らされたあとにCSSでデザインをしてみたくなったら、これを見せれば周りも説得できるでしょう。

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カラー完全再現!目にも美しい花魁世界!

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「イブニング」誌のときから面白く読んでいました。小さい頃女郎に売られた「とめき」が花魁になるまでのお話なのですが、「とめき」が意地っ張りでカッコよくて、でも女で、とても魅力的なのです。
コミックスも買って大正解!微妙に書き直されていたり、なにより当時のカラーが完全に再現されています!
あの目にも綾なお着物や吉原ぶりにまた会えるチャンスです!
キモノ好きな方にもオススメだと思います。

安野先生は以前「美人画報」に、『着物や日本の美に興味がある』と書いてありましたが、ここでこのように作品に昇華したのね、と思うと感慨もひとしおです。
江戸好き、日本建築好き、キモノ好きのみなさんにオススメしたいです!

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女子なら買い!!

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

「シールブックなんて…、そう言えば『りぼん』の付録のときめきトゥナイトシールブックとかとても楽しみだったよなー」とか、つい懐かしいことを思い出して購入してみました。
結果大正解! とてもカワイイシールたちでいっぱいです!
歴代キャラクターのシールありーの、おしゃれ女子のシールありーの、「私はやっぱり男ウケ」とか「美しくてもそうでなくても時は流れる」などの格言(?)&イラストシールありーの。『美人画報』が好きなアナタ、そうでなくてもカワイイものが好きなアナタなら絶対買いでしょう☆

余談ですが巻末におまけマンガがついており、『担当のくせに姿をあらわさない水野』とあって、サイバラも好きな私は「あ、この人サイバラ担当の水野さんじゃん!!」と面識もないのに驚いたものでした。サイバラもシールブック作ってたし、水野さん、シール好きですか。

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紙の本奇譚カーニバル

2002/03/16 02:09

眩暈にみちた作品群

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 この本、編者が夢枕獏ということで、選ばれた作品に相当期待した。その期待は裏切られることはなかった。

 まず驚いたのは、夏目漱石『夢十夜』。彼は文章の天才だ。すごいのだ。一行一行読んでいるだけで、情景が浮かび上がるのはもちろんのこと、自分の精神までコントロールされていくような感覚がある。言葉の繰り返し、『堪らなくなった』『答えてしまった』など過去形の連呼のなかに、主人公の回想だけ『そう思える』など現在形にすること、そういうことの組み合わせだけで、恐ろしい効果をあげるものだ。これは一行一行、読んでもらうしかない。

 他に凄かったのは、編者夢枕獏自身の『柔らかい家』。彼は、会話体や呼びかけがとてもうまい。この作品でもそれが遺憾なく発揮されている。主人公が謎の森に迷い込んでしまい、助けを求めたはずの謎の家が、実はさらにとんでもない家なのだが、それがだんだん老人の語りによって明らかにされていく過程の、老人のしゃべりがとても不気味なのだ。
 「どうしたのですか」「どうしたのですか」…「こんな廊下は、私も見たことがありませんよ」…「私の足にからみついてくる、こんな蛇も、これまで見たことはありません」…「私のおしりの穴を舐めているのは、あなたなのですか」…「床が、こんなにぬるぬると粘っこいのは、どうしたわけですか」。お、おしり? 怖いよう…。

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帯が『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』の山田さんだったのか

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

世にも珍しいお金の動き漫画として注目していた『銭』も4巻となりました。出版のお金の動き、ゲーセン、同人(そして鉄道という趣味)、カフェや騙し、ドッグショーときて、今回は声優さんのギャラについてですか。毎回、いいとこ突いてくるなあと感心しております。
今回の帯、実は『さおだけ屋〜』の山田真哉さんだったんですね。どれくらい販売の効果があったのかはわからないですが、この帯、面白かったです。書いてある内容が。
帯がない本を手にしてしまった方もおられるかもしれないので書いてみます。
「このマンガは主人公がなんと幽霊! これは盲点でしたね。なぜって幽霊はお金にかかわらない希少な存在だからです。人間を主人公にした場合、どうしてもその人の立場からの「お金論」になってしまうんですが、幽霊だともうお金なんて関係のない存在ですよね。だからこそ、「客観的なお金論」が可能になるんです。お金の本質を語るためにはどうしても必要な、「客観性」を持った漫画。『銭』は設定からして完璧ですね」
おお、すごいお褒めの言葉。そして主人公が幽霊って、そういうことだったのかー! と深く納得いたしました。あちこち移動できて便利だからだと思ってました(笑)
鈴木みそさんのルポ漫画はファミ通時代から楽しみにしていました。『銭』も次はどんな世界を見せてくれるのか、続刊が楽しみです!

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養老先生の興味は広範だなあ

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

「バカの壁」で激売れした養老先生の対談集です。
対談のメンバが多種多様で、さすが養老先生といったところでしょうか?
同じ学者系の方々から、小説家、漫画家、はてはトップソムリエまで!
ずらっと並べると、こんなかんじです。
「荒俣宏・奥本大三郎・田崎真也・酒井忠康・藤原正彦・水木しげる・横尾忠則・岸田秀・中村桂子・上田紀行・大石芳野・池内紀・ピーター・バラカン・阿部謹也・黒川清」
個人的には「田崎真也」の「香りの認識のメカニズム」とか興味あったかな。

しかし養老先生、この人たちの脳みそも、死後に提供してもらうつもりなのかなあ。

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親子ってなんだろう

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 卯月妙子、AV女優、ストリッパー、そして漫画家…。彼女の漫画は、まず『EROTICS』(太田出版)という雑誌に掲載された。創刊のときのこの本のエネルギーはすごかった。ただのエロじゃない! て感じでね。その中に、この卯月妙子の『実録! 企画モノ』があったのだ。この漫画がまたすごかった…絵は相当ごみごみしていたが、妙に迫力があるし、何より話が、AV業界の裏側というかリアルというか、しれっとした筆致でとんでもないことをフツーに書いてる。そういう人生もあるんだろうなー…と思わせてしまう力があった。

 今回の『新家族計画』は、「卯月妙子初めての創作」で、24歳の風俗嬢トキコと5歳の子供タクジ、と42歳の妻子もちの男オヤジが擬似家族になって、それでいろいろあって、という話だ。この話がまた、深い深い、深い…。2巻になって、どんどん話が深くなっていく。大人になれないトキコと、どうしても大人びてしまうタクジ、それにかかわる人々…。

 タクジはストレスで自家中毒になってしまい、一日5回も6回も吐いてしまう。保育園でも吐くので、トキコが迎えに行く。トキコと保母さんとが話してる間にもタクジは吐きそうになるんだけど、タクジは泣くでもなく、口を押さえて、「わりいちょっとオレ、ゲロ」ってトイレに行く。5歳児がだよ。…「せめて泣いてくれ」と、トキコは身のやり場がなくなる…。

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読みながら何度か泣いてしまった

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 雑誌『ブルータス』の書評で「ここまで赤裸々に書くかとおどろいた」とあったので興味をもち買い求めてみた。サイコという女性が、弟とあまった物件を借りて、軽い気持ちではじめたカフェ。淡々と、サイコとお店についてかいてあるのだが、読みながら何度か泣いてしまった。本を読んで泣くなんて久しぶり…。

『はじめることは簡単だ。それを維持しつづけることはなんて難しいんだろう』
『ただ「そこにあること」を続けることがこんなに難しいなんて』
『やめること、今続いているものをストップさせるのが、こんなに大変だなんて』

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