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  3. 品川夏見さんのレビュー一覧

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    3月のライオン(1)

    3月のライオン(1)

    羽海野 チカ(著),先崎 学 (将棋監修)

    5つ星のうち 4.5 レビュー詳細を見る

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    はらぺこあおむし 改訂

    はらぺこあおむし 改訂

    エリック=カール (さく),もり ひさし (やく)

    5つ星のうち 4.5 レビュー詳細を見る

品川夏見さんのレビュー一覧

投稿者:品川夏見

30 件中 1 件~ 15 件を表示

腹がどうにかなる

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

もう、笑えすぎで、よじれるどころか
どうにかなってしまいそうな、
月刊中川いさみシリーズ(?)、陸の号。

絶版になってしまっている本を
こうして復刻してくれるのはうれしいかぎり。
それも毎月読めるなんて、
毎月腹がどうにかなってしまいそうだ(それはもういい)。
中川いさみさんのギャグは、
ものすごい。
ものすごい角度から、
ものすごいものが飛んでくる。

ワケわからないかもしれないが、
それこそがある種のギャグであり、笑いである。

とりあえず、このシリーズたくさんでていて、
すべて面白いのだけど、
個人的に好きなこの一冊をお薦め。

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紙の本白夜行

2002/05/28 01:29

不思議な感覚

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

痛快でもなく、衝撃的でもなく、
笑えもせず、悲しくもないこの作品。

だけど、この胸に残るものはなんなのか。

コロコロ変わる視点に、
様々な小さな事件、大きな事件が山盛り。
解決しては、謎を残したまま
次の章へ。
あれれ? これは一体どういう話なのかな、
と思っていたら、
徐々に真相が、読者によって浮き彫りにされていく。

はっきりとは書かれず、
行間を読みとるような曖昧さもなく、
それでいてなお、
気がつけば
このストーリーにずっしりとのしかかられる。

私には、この感覚を言い表す言葉を持たないが、
読んでくれれば、
あなたのその読後感に残ったものが
私のいいたかったことである。

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ベスト大長編

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 名作が数多い大長編ドラえもんシリーズの、二作目、宇宙開拓史。

 このシリーズ、とにかく素晴らしい作品が多い。子供の頃心動かされた人も多いのではないだろうか? 私がその中でも最も大好きなのはこの一作。

 のび太の自宅、畳の裏にたまたま繋がる遥か遠い宇宙の星。その星の鉱石を狙う悪党から星を守ることが出来るか? 本筋のストーリーはこんな感じだが、とにかく面白いのはそれらをとりまくプロットの妙。

 地球の友人とは些細なことが原因でケンカ、日常を取りまくつまらない出来事、そこから逃げ出すように異星で生まれた友情を大切にしていくのび太。

 とてもいい。子供の頃の、ひどく単純で小さくて それでいて濃厚な問題、悩み、困難。少年漫画はこうでなくてはいけないと思う。

 大人にも、ぜひ読んでもらいたい。または時間をおいて成長した大人に、ぜひ読み返してもらいたい。

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紙の本スカイ・クロラ

2001/07/29 21:04

期待通り

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 森博嗣先生のノンシリーズもの、最新作。相変わらずの装丁の美しさ、表紙に使われる美しく謎めいた引用文。どうやったって期待してしまうこの作品が、私としてはまさに期待通りに着地した。

 戦闘機パイロットである主人公の日常が淡々と語られていくが、読者は最初わからない事だらけで話が進む。

 しかし、文の美しさや、キャラクター同士の掛け合いの面白さで読み進めていくうち、自然とぼやけた世界観が、クリアになる。

 伏線については、細かく書きたくない。各所にちりばめられた伏線が、美しくつながっていく様がとても気持ちがいい。

 何もかもきれいだった一作。ぜひ。

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紙の本半神

2001/05/27 13:40

全部は教えてくれない。

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 巨匠、萩尾望都先生の短編作品集。どれもこれもすごいの一言。

 すべて解説してくれるわけではない。私たちはこの作品群を読んで、考えればいいのである。

 自分で想像できない分、または文字でない分、漫画はどちらかというと軽く見られがちであると思う。しかし、作者のもつイメージが作品を通し、それぞれの感性に訴えかけ、そして読者がそれぞれの答えを出すことが出来る、という点において漫画は素晴らしいものであるのではないか。
 萩尾望都先生の作品ではその素晴らしさを満喫できる。

 そしてこの「半神」。
 表題作では腰の部分がくっついてしまった双子の姉妹の話だ。短編とは思えない内容の濃さ。ぜひ一読を。

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まんがサイエンス 改訂新版 図書館版 2 ロケットの作り方おしえます

2001/05/23 02:55

お子様から大人まで

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 いろんな科学を、わかりやすく、且つ面白く教えてくれるこのシリーズ。

 どれもコレも面白いが、私が特に大好きなのはこの一冊である。毎回、科学の基本である「なぜなに?」から話は発展していくのだが、この一冊では、「宇宙旅行がしたい!」というところから、ロケット開発を追っていく。ロケット技術の仕組みというよりも、論理を解説したもの。

 何がスゴイって、漫画だけでも普通に面白いトコロである。そしてマメ知識もついちゃうのだからお得だ。

 「ロケットはどういうしくみなの?」という疑問を持っているお子様、それからそう言う疑問を持ち始めたお子様を持つお父さんお母さんに。

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癒される〜

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 誰もが体に持っている、救急箱を使いこなそう!がテーマのまあ、HOW TO本と言ってもいいかもしれない。

 ダイエット器具やら、エステ御用達の美容器具、女性特有の痛みなどを和らげる薬、きれいになるのにはお金がかかる。だけど、本当にそうだろうか?

 この本に載っているのは、本当にお金もかからず、「え?こんなことだけでいいの?」とおもわず言ってしまうようなメニューばかり。しかも気持ちいいことばかりなのだから驚き。

 多くの女性が持つ身体的な悩みをさわやかに解決! いままで、薬にばかり頼っていませんでしたか?あなたの体の中の、救急箱を開けてみませんか?

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大サービス!

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 有栖川有栖先生の短編集。
 どれもこれも面白いのに、それが一冊にまとまっちゃってるのだからもう出血大サービスもいいところだ。

 どこにでもいる人物、発端も些細なこと。チクチクと小さい穴から何かがおかしくなっていく、そんな不安感というか、「どうしてやっちゃったんだろうなあ」という後悔、そういう日常の気持ち悪さみたいなものが、有栖川先生はすごくうまいと思う。

 特に私がこの作品群の中でそれを感じたのが「落とし穴」。ああ、もうなんていうか、どうしてこうなっちゃうの!!と、読者の私がハラハラしてしまう。

 その他にも著者の遊び心というか、ミステリ魂というか、とにかくサービス満点。
 有栖川ミステリ凝縮の一冊。おすすめです。

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紙の本われはロボット

2000/12/07 00:26

ロボットものの原点

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 これを読まずしてロボットは語れません。
 ロボット達が巻き起こす謎めいた行動に、有名な「ロボット三原則」に基づいて、実に理論的に、無駄のない解決が鮮やかに導き出されます。
 次々に出てくるロボット達がとても個性的で飽きないし、ロボットものの入門書として是非とも読んでもらいたい一冊です。

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紙の本有閑倶楽部 5

2001/05/23 02:37

現役少女にも、元・少女にも。

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 ご存知、少女漫画界のカリスマ的存在、一条ゆかりの代表作「有閑倶楽部」である。

 廊下を走っていて、憧れの上級生にぶつかってドキッ! といった少女漫画とは明らかに違う。恋愛が絡んでくることがないわけでもないが、この漫画の最も面白いところはそこではない、と思う。

 この漫画はとにかくスケールがでかい。でてくる「金持ち」の基準からして違う。事件も大きければ犯人の格もでかい。金なんて億万単位だ。そんな中、主人公たちの繰り広げるドタバタが、痛快だ。

 どうせ少女漫画なら、コレぐらいスケールのでかい夢を。

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紙の本レイクサイド

2002/05/28 01:15

うまい

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なんというか、「うまい」としか言いようがない読後感。それも、奇抜なミステリでさっくりと裏をつかれたりする「うまい」ではなく、あまりにも無駄のない展開、事件、構成に、ただうなるのみ。

ただそれだけでは書評にならないのでがんばって続けてみると、東野圭吾先生の本は、とにかく主人公が普通だ。「馬鹿だな〜こうすりゃあいいのに」とか、「おいおい、なんでそんなことしてるんだよ?」とか、ついつい主人公につっこんでしまったりしてその途端感情移入していた自分に気がついて我に返ってしまうということがよくあると思うのだけど、東野圭吾先生の作品にはそれがない。普通である、というのはしばしば個性がないとかそういう意味での悪口に取られるかもしれないが、ここでは全く違う。

この主人公がやれること、やってしまうこと、そのどれもがリアルで、無理がない。だからこそ自分自身が心から、謎解きに、展開に、衝撃を受けたりする。私は主人公のキャラクター設定とは似ても似つかない経歴ですが、それでもうっかりどっぷりはまっていた。

シンプル、リアル、そしてそれでいてなお冴えるトリック。「うまい」です。

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伏線だらけ

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トリックのためにキャラがあるのではなく、キャラのためにトリックがある。

とにかく、語り部「ぼく」の内側を書ききった一作。それでいて、地味ながらもキレイにまとまったトリック、事件、終結。

と、ここまでだったら満点で申し分ないのだけど、いくらなんでもまわりの人間が不思議すぎる。これも作戦なのかもしれないけど、ストーリー、謎、展開共に面白いだけあって、途中我に返させられるキャラクターの言動が多すぎるので星四つ。

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紙の本マレー鉄道の謎

2002/05/28 00:40

ミステリってこうだよなあ

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これだけ待たせてくれたんだから(失礼)
そりゃあスゴイものが来るのだろうね!? エエ?
などと、購入時に大変失礼なことを考えながら一気読み。

そうでした、ミステリって
こうでした、と再確認させられるとてもいい一冊でした。

内側からガムテープで封印されたトレーラーハウスでの
殺人事件。
自殺か、他殺か?

こういう地味だけどとても不思議で、
解けそうで解けない、そんな密室がスルリ、と
とかれる快感を久々に思い出させてくれた。

最近の、
「どうせものすごいトリックなんだろう」
とハナから探偵任せにしているあなた、
リハビリしませんか。

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Unknown

2002/03/13 01:24

ミーハーな立場から。

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 真面目に本作の素晴らしさを語りたいと思ったが、皆様すでに書いてらっしゃるしどうせなら女性の立場から不真面目に行きます。

 なんと言っても主人公、野上三漕がかっこいい。そしてそこに現れるエリート朝香二尉も素敵だ。

 事件は至ってシンプル。盗聴器が仕掛けられた、ということ。「それくらいどうってことないんじゃないの」と思わずつっこみたくなりながらも、読み進めていくうちにメインの二人の愛国心とか忠義心みたいなものに打たれ、ことの重大さに気づきました。

 そして特筆すべきはこの薄さ。今ではミステリ小説で人が殺せそうな出版業界の兆候から、するりと抜け出す209ページ。しかしこの薄さは内容の薄さではない、面白さのみを抽出し、贅肉はすべて削ぎ落として、この量。そして内容の濃さ。

 女性も確実に楽しめます。ぜひ。

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さらにすごい

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 「この方法で生きのびろ!」の、旅先篇。前回もかなりすごかったが、今回はさらにすごい。

 「UFOに遭遇してしまったとき」 うわあーどう対処すればいいのか!! すごい選出方法だ。面白すぎる。

 前回同様面白雑学的な部分も盛りだくさんだが、今回は旅先篇と言うだけあって、実はけっこう役に立ちそうな内容が多い。「怪しげなやつに後をつけられている」「地雷原に踏み込んでしまった」などなど。ありそうで、怖い。

 危なげな土地に旅行予定のある方はぜひ読んでおいたほうが良いかもしれない。危険な場所に近寄らないと言うのが基本だろうが、いきなりテロリストにつかまったりするかもしれない。もしかしたら、そういった不安を多少取り除くための要素も含まれているのかもなあ。

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