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レビューアーランキング
先月(2017年1月)

みんみんさんのレビュー一覧

投稿者:みんみん

168 件中 1 件~ 15 件を表示

少年H 上巻

2002/05/29 06:42

戦前にトリップしたような気持ちにさせられてしまった。

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まるで、戦前にトリップしたような気持ちにさせられてしま
った。とても好奇心の強く賢い少年Hのたくましさがすごか
った。この時代に生きていくことはとても大変なことだった
のだろうが、それでも、自分のやりたいことを見つけてどん
どん突き進んでいく、生命力の強さがうらやましくさえ思え
た。

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紙の本山峡の章

2002/03/12 07:29

静かに、だがじわじわとミステリーが進んでいく。

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 何年も前に書かれた本であるが、ほとんど時の流れのようなものは感じさせず、静かに、だがじわじわとミステリーが進行していく。主人公はごく平凡な結婚したばかりのどちらかといえば育ちの良い女性で、ある日、出張に行ったはずの夫が、自分の妹と失踪し、心中してしまうのだが、主人公の女性は、絶対に心中ではないと信じて事件を探っていく。女性の心の機微を深く捕らえて書かれているところがすごいと思った。


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とにかくすごかった

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 とにかくすごかった。実話というだけにビシビシとビリー・ミリガンのつらい現実が身にしみてきた。初めは、皆、24人のビリーに24人の人格があるなんて嘘だと疑っていたが、次第にビリーと接しているうちに、多重人格は本当のことだと思いはじめ、同情的になってくる。実際にこのような幼児虐待が存在したなんて、本当に恐ろしいと思った。

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紙の本鉄道員

2001/12/18 18:01

心温まる話ばかりの8編の短編集

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 心温まる話ばかりの8編の短編集。弱い立場の人々が、じっと耐えてけなげに生きている姿がとても美しく書かれていた。やはり表題作の「鉄道員」が、言葉の一つ一つまでも丁寧に書かれていて、その中に人生や哀愁がたっぷり優しく練りこまれているようで、一番心に感じさせる物があったと思う。

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紙の本ハルモニア

2001/10/26 07:19

本当の幸福とは何かを問うている作品

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 サヴァン症候群という障害を持つ代わりに優れた音楽の才能がある由希とチェロの演奏者になるほどの才能はないが、ほどほどの才能を持つ東野の心の交流を描いた話。天才的ではあるが人のまねをすることでしか、チェロを弾くことができない由希に東野は自分自身の音を出させようとするのだが、そこにはいろいろな問題が起きてきた。
 しゃべることも感情を表に現すこともない由希が時々、東野には笑って見せるというところが好きだった。

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葬儀屋の未亡人

2001/10/05 05:19

いったい誰が犯人なのか最後まで分からなかった。

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 いったい誰が犯人なのか最後まで分からなかった。あっちが犯人だと思わせておきながら、こっちを犯人に見せかける、実際に、専門知識を駆使して功名に書かれているとしかいいようがない。作者は、人間の心理の裏の裏まで読み尽くして悪の心理を操るようにして書いているように思われる。

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紙の本青らむ空のうつろのなかに

2001/10/04 06:49

内容の濃い7編の短編集

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 7編の短編集だがどれも内容の濃いものばかりだった。
「操作手(マニュピレ−ター)」
体の動かない74歳の老女を介護するために、介護用のロボットを家に入れたのだが... 悲しいほどの現実の中で老女とロボットの切ない恋の話。
「青らむ空のうつろのなかに」
母親から虐待され、内にこもってしまった少年が、農場に預けられ、豚だけには、心を開いていく。誰とも口をきかず、いじめられていた少年があまりにもみじめだったが、最後のシーンだけは一筋の希望がありとても心に残った。

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紙の本捨て童子・松平忠輝 上

2001/08/30 07:23

やめられない、とまらない

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 最初に「上・中・下」巻の三冊セットというボリュームで圧倒されてしまって、最後まで読みきれるか不安を覚える人も多いはず。ところが読みはじめたら、そんな吹き飛んで途中で本を置く時間がもったいないくらいの面白さ。最後までぐいぐ読者を引っ張りつづけ、読ませ続けます。
 隆慶一郎の世界に共通するヒーローとそれを助ける脇役たちは、この作品でも生きています。ヒーローはもちろん忠輝で波乱万丈の人生を送ります。ところが脇役達も主役に負けないほどの大活躍。明るさだけでは軽くなりがちな場面も、名脇役たちがしっかり書き込まれているのでピリッと締まります。
 大阪夏冬の陣など誰でも知っている史実を隆慶一郎独特の語り口で描いた作品で、巷にあふれている歴史小説を凌駕する出来だと思います。ボリュームに圧倒されること無く読み始めれば、もうやめられないとまらない。

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紙の本

2001/08/05 16:51

小林多喜二の母親セキが多喜二や家族について語っ手いる本

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 「蟹工船」の作者、小林多喜二の母親セキが自分の嫁入りの話から始まって、多喜二の幼い頃からその死までを思い出しながら語っている作品。母親セキは、字を読めず、多喜二が書いたものも理解していなかったが、多喜二のすることは正しいと信じていた。多喜二は貧しい家に生まれ育ったが、明るく、家族思いの勉強家だったらしい。正義感が強かった為に、貧乏人の味方をした本を書き、警察に目をつけられ、無残な殺され方をする。母セキは、多喜二が死んでから何年もの間、多喜二の死に苦悩していたが、あるキリスト教の牧師と出会い心を癒される。

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序の舞 上

2001/07/27 09:53

生涯を通して絵を書き続けた島村松翠の波瀾万丈の人生

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 女流画家・島村松翠の生涯を描いた力作。
 物心ついたときから、絵が好きでずっと絵ばかり書いていた少女、津也は、小学校を卒業後、やっとの思いで京都府画学校に入学し、男ばかりの厳しい世界で必死の思いで絵を勉強していた。出品した作品は、次々と賞を取っていったが、師の子供を身ごもってしまい、子供を里子に出す。
 10年後に又、同じ師の子供を身ごもったが、今回は里子に出さず、自分で育てたために、世間から私生児と冷たい目で見られる。母親と出戻りの姉、息子を抱え一家の主として、絵で身を立てて行くには並々ならない苦労があった。
 男運が悪いといってしまえば、それまでだが、生涯を通して絵を書き続け、打ち込む姿は、凡人にはない迫力があり、天才とはこういう人の事をいうのかと思った。

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花のれん

2001/07/11 03:15

吉本興業の女興行師、吉本せいをモデルにした作品。

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 吉本興業の女興行師、吉本せいをモデルにした作品。寄席道楽で呉服店をつぶした夫に妻の多加は、寄席を商売にすることを勧め、場末の寄席を買いとり、席亭となる。
 多加の働きで寄席の経営は順調であったが、次は夫が女道楽に手を出し、妾宅で死んでしまう。多加はあの手この手を使い、金貸しの老婆に金を借り、大師匠たちを寄席に引き抜き、果ては安来節のスカウトのために自ら島根に足を運ぶなど、ど根性で次々と寄席を作り出していく。
 大阪の女商人のどんどん突き進んでいく姿に、圧倒され、女性の強さやど根性がものすごいものだと思わされた。

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紙の本理由

2001/06/08 06:28

最後には、この事件の起こった理由が細部まで明快に見えてくるでしょう。

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 高層マンションで起こった「一家四人殺し」事件に焦点をあて、この事件に多少なりとも関わった人物にインタビューをして行く形で話を進めている。かなりリアルな人々の生活の描写には、身につまされるものがある。
 木の根のように絡まる人間関係を一つ一つ辿っていっていき、最後には、この事件の起こった理由が細部まで明快に見えてくる。

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影武者徳川家康 上巻

2001/05/18 07:48

「葵」を見て読もう。各所であのシーンが浮かび上がります。

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 NHKの大河ドラマ「葵」で、関が原の戦いから家光が治めるまでを見た後に読むと、各シーンが思い出されて妙に納得してしまう部分が多くあります。現在明らかになっていて、歴史研究家の100人が100人とも認める史実を、隆慶一郎の視点で繋ぎ合わせ、家康は関が原で死に、影武者の二郎三郎がその後を勤めたというテーマを纏め上げた長大な物語です。

 隆慶一郎独特の語り口は今回も生きていて、「影武者であった!」という一つのテーマを上中下巻に渡って書いているにもかかわらず、最後まで興味を持続させるところはさすがです。
 まぁ長いだけに登場人物のキャラクターが変わってしまうこともありますが、愛嬌でしょう。ブスで誰にも認められなかったはずの女忍者「おふく」がいつの間にか「いい女」に変わったり、弥八郎が前半と後半では別人のようだったりしますが、大勢には影響ないですね。

 誰もが認める史実だけ並べて、まったく面白くも何とも無い歴史小説が多い中で、事件と事件を隆慶一郎の視点で結び付け、掘り下げ、語り聞かせる本書は隆慶一郎の作品の中でもトップクラスに位置すると思います。

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吉原御免状

2001/05/11 04:28

会心の第1作

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 処女作といえば、まだ文体が確定していなかったりスタイルがあやふやだったりすることが往々にしてあるものだが、隆慶一郎の場合は違う。

 独自の語り口を貫き、テンポ良く畳み掛けてくるような進め方には圧倒される。人物描写、心理描写も的確で、読ませる要素がちりばめられている。作者が話を語る構成になっているので、途中で語り主の現代語調の解説が顔を覗かせるが、これも助けにはなっても邪魔にはならない。すんなりとまた江戸時代に戻っていける。「時代小説は読み難い」とか「堅苦しくて進まない」とはもう言えなくなる会心作。

 第1作からテーマをたくさん抱えていたと見えて、この作品に出てくる家康、傀儡子、花魁というキーワードは、次回作以降にも登場して話を深く掘り下げる。隆慶一郎のテーマ、スタイルを見極める上でも必読の処女作だと思う。

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紙の本本当は恐ろしいグリム童話

2001/08/16 06:23

本当に恐ろしかったグリム童話

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 よく知られている6つのグリム童話を初版の残酷で荒々しい表現法を残しながら、その奥にある深層心理や、隠された意味をえぐり出し、作者が自分なりの解釈で書いている。子供には、読ませられないほど残酷で性的な部分が多いが、妙に生々しく現実的で、苦笑してしまうところもある。

 「白雪姫」 王と白雪姫が近親相姦の関係にあり、実母であった王妃が娘である白雪姫を疎ましく思い、殺そうとする。
 「シンデレラ」 継母達からいじめられるシンデレラを助けたのは魔法使いのおばあさんではなく、亡くなったシンデレラの実母の友達で、シンデレラの財産を管理している女性であった。
 「カエルの王子さま」 鞠を拾ってくれたカエルとの約束を王女は無視しようとしたが、王様に無理やり守らさせられてしまう。

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