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レビューアーランキング
先月(2017年6月)

とりちゃんさんのレビュー一覧

投稿者:とりちゃん

25 件中 1 件~ 15 件を表示

死んでもブレストを

2008/08/23 21:40

語り継がれるべき、戦争による悲劇のひとつです。

11人中、11人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

私、こうゆうのダメなんです。ツボなんです。泣きました。図書館に入ったところに「戦争と平和を考えよう」コーナーが設けられていて、そこに展示してあった本です。表紙の「電話交換手の格好をした女性の姿」に惹き付けられて、手にとって、そのまま立ち読みで最後まで読んでしまいました。小学生向けの本なもので。「戦時中の女性電話交換手」といえば、樺太で、ソ連軍侵攻の報を受けながら、最後まで電話交換業務に従事し、純潔を守るために服毒自殺した方々が知られていますが、こちらは、著者からも判るとおり、東京大空襲が舞台です。現在の墨田区にあった電話局で働いていた電話交換手の少女(15歳から19歳くらい)32名が、燃え盛る火の海の中で最後まで交換業務を行い、一度は責任者から避難命令を受けながら、炎が渦巻く道路に飛び出した最初の4人のみ避難に成功、あとの28名は地下室で「炭化」していた、という悲劇です。地上が高温になって、蒸し焼きになったのです。炭化した死体は触れると崩れ、区別ができず、たまたま焼け残った防空頭巾の切れ端の名前と、弁当箱の名前で遺体が確認できたのは2名のみ。あとは焼け残った「がま口(財布)の金具の数で遺体をカウントした」そうです(他の場所でも、ヘルメットやボタンの数でカウントした例もあるとのこと)。局の責任者、そのほか上司の男子職員9名も全員その場で殉職です。空襲の初期には、男子職員が「屋内に落ちてきた焼夷弾を、中の油脂や炎が飛散する前に、布団で巻いて窓から外に捨てていた」そうです。鳥肌が立ちます。タイトルにあるブレストとは、当時の交換手が装着していたヘッドホン+胸から口に向かう角のようなマイクのセットのことで、「逓信勅諭」で「死んでもブレストを手放すなかれ(=交換台から離れるなかれ)」とされていたそうです(従って、周囲が爆撃で火災になっても、通信線が全て断絶するか、交換機が壊れるかするまでは逃げられない)。電話・通信は軍隊の神経ですから。ただ、不思議なことに亡くなった28名の死体の山には、このブレストがひとつもなかったそうです。これは「謎」と書いてありました。私としては、局長が少女達を「解雇」して、「勅諭」から解放し、何とか逃がそうとしたのではないか、と思います。何とか生き延びた4名も翌朝、「(逃げたことが)職場放棄にならないかしら」と心配しながら(焼け落ちた)局に戻っているのです。現在、その場所には電話局があり、慰霊碑もあるそうです。碑文は吉川英治。著者の言うとおり、語り継がれるべき、戦争によってもたらされた、悲劇のひとつだと思います。

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紙の本地図もウソをつく

2008/09/21 13:00

最近の数ある「地図の本」の中では、出色の出来。特に歴史方面は瞠目モノ。

10人中、10人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

この本はホンモノでした。タイトルが軽薄すぎます。「いちいち北海道の山全部に登ってられない」ことから、地図表記が(今から見れば)誤っていた(後に、航空写真などで修整された)とか、「戦時改描」で、皇室・政府関係機関やダム湖が荒地に、トンネルが「ないもの」にされたり、などはこれまでに他の本でいろいろ見てきましたが。この本では、「満州国の地図」「戦時中の日本の領土図(海外の島嶼に和名をつけたもの)」、さらにはナチスの作った「ドイツ帝国図」などまで掲載されていました。しかし新書なもので、折角のコピーが小さい、読みにくい、残念至極。また、最近話題になった「中国政府の見解に沿った地球儀」の話題(実際は報道された企業の他にも地球儀やパズルなど同様なもの(=中国で作ったため)がいくつかある。パズルは著者が実物持ってる!)や、Google Earthの話題もありました。陸上自衛隊も地図作成部門持ってるとは。これらのもので、展示会開催してくれないかなあ、取り上げられた地図とか、コピーを販売して欲しいです。一方で、国土地理院の地形図は、民間の「目的に沿った便利な地図」やネットの地図の普及で年々販売数が落ちているとのこと。確かに、私も中高の頃はあちこちの特徴的な地形の地形図買って、喜んで見てましたが、以来ずっと買ってないです。海外では「政府が紙製の地図の発行をやめた」ところもあるとのこと。それも寂しいなあ。国土地理院を応援するために地形図買いに行かねばならんな。

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作る側から語る、ナイトスクープ。でもやっぱりネタがすっげえ面白いのね。

6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

お笑い番組の作り方がよ〜くわかる本です。この番組では、いわゆるディレクターという人が常時5人くらいいて、皆で投稿された「謎」を「取り合い」して担当、最適と思われる「探偵」(=芸人)を使って「ネタ」に仕上げます。その試写では、先輩ディレクターから「これは、カスや!」「目が腐る」「やっぱり君には担当は早すぎたか」と罵倒されまくり、徹夜で再編集してまた見てもらって、「君は天才や!あんなカスをこれほどの面白さにするとは」「君は芦屋のスピルバーグや!」となれば、成功。500人のホールが「1cm浮き上がった」ほどの爆笑をとった時は「やったぜ!」とほくそえむということです(公開放送で、ディレクターは自分のネタの時は1カメ横に立っているそうです)。
かつては「素人は画面に出さない(出してもつまらないだろう)」と思われていたこと(あるネタから完全に方針変更)」「素人の面白さ・パワーに脱帽」「つっこみテロップの使用開始」「NGの繰り返しで面白くなる芸人」といったお話や、「とにかくこれまでテレビでできないと思われてたことをどんどんやろう」の方針で、「ともするとくじけそうになる素人に活を入れて、一緒にあさっての方向へ走っていく」精神で、面白さ大爆発です。
テレビ界の業界人でない、一視聴者一ファンである私には、そういった製作裏話より、ひとつひとつのネタが楽しかったです(見逃しも相当ありますし)。近々、ベスト集DVDが発売になるとのこと。一日も早くレンタル屋に並びますように。

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クラシックを全然聴かないのに、面白かったクラシック鑑賞解説本。

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

プロのオーボエ演奏者兼指揮者である著者が、「拍手のタイミング」を中心にクラシック音楽の楽しみ方や数々の逸話を紹介・解説した本。私は、クラシック音楽は中学か高校の音楽の授業以来、全く聴いておりませんが、そういった私にもこの本は面白かったです。「指揮者が違うと同じ曲でも違う印象になるのかな?」という疑問には、「演者が違うと、同じ古典落語も違う印象になるでしょ」とのご説明。なるほどと思いました(クラシックを聞かないくせに、です)。拍手については、「楽章の間でついやってしまう」可能性の高い曲が危険度やその理由とともに紹介されます。おかしいです。また、交響曲や教会音楽の中には、「最後はひとつの楽器だけとなって、静かに、聴き取れないくらいの音量で終わっていく」ものや、「全員が休符で終わっているもの」まであって、「静寂の余韻を邪魔しない」ためにも、「うかつに拍手しない」「指揮者の促しを見る」など場数を踏んだ指揮者ならではの拍手の心得が具体的に列挙されます。著者が見聞きした「これまでの、凄い拍手喝采」の例示は、たいへん興味深い(CDとかで聴いてみたい)ものでした。「交響曲とは何か」とか、その他の協奏曲などなどの「作られ方」「当初の演奏のされ方」「作曲者の意図」「特徴」が解説され、現物を聴いていない私ですが、「へえ、そういう違いがあるのか」と思いました。また、世界的有名指揮者がNHK交響楽団に来たときのリハーサル風景、も「へええ、そういうものか」であります。指揮者に必要とされる能力・資質や役割から、その「凄さ」もわかりました。「魚業界における『さかなクン』レベル」でないとできませんね。著者は「読みやすいようにギャグを考えている」そうですが、その殆どはおやじギャグでありまして、寒いです。事実・考察の内容の濃さと面白さから、ギャグはなくても大丈夫です。ちなみに著者は「のだめカンタービレ」の音楽監修をやってて、「のだめ」に絡めたコンサート活動を展開中とのことです。

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紙の本山の不可思議事件簿

2016/01/17 11:39

恐い。やはり人智を超えたなにかがある。

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

山で起こった内外の不思議な事件を集めたもの。中には「同様のことが、複数の場所で起こっている」不思議なものも。何せ、それらを体験して伝えるのが、ナントカ探検隊ではなくて、ストイックな(或いは、世界的に有名な)山男たちというところが、信憑性を裏打ちするわけで。もともと登山の趣味はありませんが、これを読んで「山なんて怖くて行けなく」なりました。

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紙の本万里の長城は月から見えるの?

2012/01/27 23:38

まじ、見えないそうです。知らなかった。

3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

「答え、全く見えません」って、見えるんじゃないんですか。「月から見える唯一の人口建造物」として。そう聞きましたが、都市伝説だそうです。月からはもちろん、地球を周回する衛星軌道からも見えないそうです。幅10mの長城は35kmの高度で見えなくなる、衛星やスペースシャトルの軌道は地上から300~400kmなので、不可能、ましてや月は地球から38万km、全く不可能。ただ「月から見える」という言説は、万里の長城がヨーロッパへ紹介されたときに、ヨーロッパ人が言い出したものだそうで、19世紀末期(まだ人工衛星の企画もない時代)に、「月から見える長城」のイメージがヨーロッパに広まっていたそうで、それが中国に逆輸入されて、中国で自慢の種にしていたら、中国人宇宙飛行士が「見えませんでした」と語って、国語の教科書にも「見える」としていたため、大問題になって軌道修正された、とのことです。今日は月食見ました。

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怒ったら本当と認めることになります。クールに接するのが肝要です。

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

各県民のコンプレックスや思い込みを突っ込みまくる内容。惜しむらくはもう少し挿し絵が細かかったら味わいが一層増していた印象です。最新のネタばかりのせいか「女子高生のスカートが一番短いのは新潟」というネタはありませんでした。この手の本は時々アップデートされて出てくるのですが、いつ読んでもおかしいです。

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いろいろなところで、顕在化する、将来の姿。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

「彼氏にこんな兆候があったら、将来こんな夫になります」という、結婚へ向けてのお助けガイドブック。「ああ、私、この類型にもろハマリ」と思ったら、黒い星ひとつで、少し安心。なかには「黒い星5つ」の「絶対避けるべき」人格も。続編で「ブラック彼女」の構想もあるそうで、楽しみであります。

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紙の本暴力団 正

2012/01/27 23:33

衰退していく、構造不況業種の暴力団。

2人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

今や構造不況業種となり、その行く末が案じられる暴力団について、わかりやすく解説している内容です。「絶滅は時間の問題」なのだそうですが、如何せんまだ全国には3万6000人の組員の方々がおられるそうです。係わり合いになりませんように。

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紙の本なにもない旅なにもしない旅

2011/01/03 17:54

新たな「旅」ジャンルを提案してくれました。これはすごい。

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

こんな紀行文というか旅日記があろうとは。完全に虚を突かれました。史跡名勝を訪ね、お祭に浮かれて、その地方の名産物を食べて、温泉に浸かるのが普通の紀行文ですが、本書において(人見知りの強い)筆者はその「真逆」というか「対偶」を狙います。取り立てて何もなさそうなところへ赴き、さらにそこで思ったよりひどい目に遭うという、「行かなければよかった」旅の日記なのです。1例をあげると「海水浴場にある民宿に冬に行ってみたら」など。どんな目に遭ったかは本書ご参照のこと。でも、この本が面白いのは、人がひどい目に遭うのを、セイフティ・ゾーンに居て眺めるのが面白いせいかもしれません。後を引きます。

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敗戦間際の、日本軍の戦闘要領とその背後にある思想について。

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

「地雷を抱いて、米軍戦車に飛び込む(体当たりする)」戦法が、どうして採用されて、実行されたか。その背後にある日本軍中枢の考え方は、どういったものだったか。著者は米軍の「対日戦戦闘ガイド」や日本軍の内部資料を丹念に当たって、そのあたりを明らかにしていきます。当時の日本軍も「米国に対して、圧倒的に兵器の性能や物量で、劣りすぎている」ことは十二分にわかっていて、なすすべがないところ、「精神論」に救いを求めて、というかそれしかなくて、無茶な理屈から戦法を指示します。昭和天皇の終戦への指示がなければ、どこまでこの戦法で戦い続けたのか、本土決戦に至ったのではないか、と思うと、戦慄です。

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紙の本破矛

2011/01/03 17:58

いいですねえ、斬馬衆。忍者も出ます。楽しい時代小説です。

2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

「斬馬衆」シリーズ第2作。この作者、時代小説を相当数書いておられるのですが、斬馬衆シリーズが好きです。勧善懲悪というか予定調和というか、ハラハラしつつも安心して読めます。忍者も登場して楽しいです。

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紙の本いぬにほん印刷製版部 2

2016/01/17 12:08

弱小印刷屋さんに、危機到来。でも、終了。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

新卒で就職した新人女性職員から見た、印刷会社の中の業務を描いた4コマまんがですが、2巻で終了しました。ネタ切れかなあ。外部の私たちからではうかがい知れない「印刷・出版業」のなかがいろいろわかって興味深かったです。ただ、結局、「全体の流れ」が示されることはなく、その点が少し残念。主人公を製版部から他の部へ異動させて、そちらで活躍させる、でもよかったかなと。最近、この著者の作品は嫌味のない、スッキリした4コマなので、はまっておりまして、他の作品もフォローしたいと思います。

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絶望的な状況の中、抗戦は続く。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

圧倒的な元・高句麗の連合軍に対して、少人数での抵抗を続ける、流人の主人公と対馬の島民。この巻では元・高句麗軍の豪傑・英傑が登場、さらに強力な圧力をかけて来ます。主人公の用いる「義経流兵法」も、当初は奏功しても、すぐに対応されて撃破され、さらに窮地に。撤退していく余地のない、対馬の中で、主人公・島民はどうするのか。達者な描画もストーリーの面白さの裏打ちになっています。

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ふところに誘いこんで、確実にしとめる。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

私、男性なのですが、こういった「女性向け、恋愛指南書」みたいなものにすごく興味がありまして、「敵はどんな戦略・戦術で攻めてくるのか」の情報収集・対策立案の一環として、読んでみました。他の書籍と異なるところは、「浮気」や「風俗」について、「単純な非難は、男を遠ざけるだけ」として、真っ向から両断するのではなく、いったん受け止めて、引いておいて、男性がふらっと来るところをしとめようとする、ところでしょうか。女性に取ってはかなりハードルが高いかもしれませんが、その分、「男を取り戻す」効果は、「単に責める」より、あるかもしれません。なかなかの高等戦術と見受けました。

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