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    5つ星のうち 4.5 レビュー詳細を見る

shin16さんのレビュー一覧

投稿者:shin16

4 件中 1 件~ 4 件を表示

ヴァーチャル・ガール

2001/02/05 01:29

これはひとりの女性が自立するまでの成長物語である

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 “人のココロと機械のカラダ”を持つ少女。
 こう書くと、ある種の嫌悪感を抱く方もいるだろう。古くはギリシア神話のピグマリオンから、To Heart のマルチに至るまで、つくりものの少女が人の心を持つというフィクションのほとんどは、無垢な女性像を求める男性の願望充足に終始しているからである。
 本作の主人公たるマギーも、科学者アーノルドの“理想の伴侶”として生み出され、物語の前半までは典型的な“従属する無垢な少女”として描かれている。
 ところがアーノルドと生き別れる場面を境に物語は一変。ここからが本作の見どころである。
 放浪の果てに、やがて誰にも所有されない自分でいたいと願うマギー。そこにはもはやピグマリオン・コンプレックスの対象として消費されていった幾多のフィクションの中の機械少女の姿は無い。
 無垢ではないが、無力でもなく、自立した女性。願望充足を求めて本書を手に取った男性は(かく言う私もそのひとりだが)、大いに当惑する事だろう。しかし同時により大きな感動を手にする事ができる。

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思想を捨てることなく実用性を追及した入門書

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 理想と現実が乖離することはままあることだが、Webデザインほどそれが顕著な分野も珍しい。
 “プラットフォームの違いを超えて共有される文書資源”という思想の元に興されたWWW。だが、現実にあちこちで見かける一文、「このサイトは…でご覧ください」。そこにはかつてのWWWの思想はもはや無い。
 WebTV・i-mode・DreamCast…、WWWにアクセスできるプラットフォームは飛躍的に増加したが、特定の環境に依存する風潮は未だ根強い。環境依存の最大の要因であるHTMLでの見栄えのコントロールを放棄し、デザインをスタイルシート(CSS)で記述しようという動きは、その状況を打破するためのものである。のみならず、スタイルシートを駆使することでより高度なWebデザインも可能となる。
 しかし、というかやはりというべきか、現実にはブラウザのCSS対応は進まず、世間一般でのCSS解説も思想からかけ離れている。
 その中でCSS解説書としてごく初期に出版された本書は、思想に背を向けることも無く、逆に原理主義に陥ることも無く、危ういながらもバランスの取れた解説書として仕上がっている。
 規格としてのCSSを紹介すると同時に、現状でのブラウザの対応状況と折り合いをつけた実践的な利用法と、CSSのみならず、SGMLの基本的な仕組み、本来の構造型文書に立ち返ったHTMLの書き方も解説されており、HTMLも含めてこれからWebデザインを覚えようという人への入門書としても最適である。
 発刊後二年半経た現在でも未だに第一線の教本として通用する、数少ない良書である。

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海がくる

2001/02/26 01:17

やさしい癒しの奥に、一抹の怖さを漂わせたおはなし

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

「このほんをよんで、うみってなんとなくやさしいなあとかんじました。でもちょっとこわいかなあともおもいました。」

 内陸部の街で生まれ育った私にとって、海はあこがれであり安らぎを象徴する存在である。
 私が十代だった頃、海を見るのが怖いと言った女の娘がいた。私と同じ街で育った彼女が言うには、惹きつけられそうな魅力を感じるのと同時に、途方もない広大さ、見えざる深淵が恐ろしいのだと。
 本書は、近年ショートホラーの名手として知られるようになった安土萌が、十数年前に星新一に絶賛されたショートショート(講談社『ショートショートの広場 3』所収)を絵本としたものである。
 穏やかに海に呑まれつつある街と、いつもと変わらぬ日常を送りながら海を待つ人々を、まるで何事も無いかのようにあっけらかんと淡々に描いていく。この奇妙に寓話めいた物語は、柔らかい杉田比呂美の絵とあいなって、どこか気だるくも清らかな癒しを与えてくれる。その奥に途方もない畏怖に似た思いを抱きつつも。
 このおはなしに優しく癒されるか、それとも畏れに身震いするか、あなたはどちらだろうか?

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ノンセクシュアル

2001/02/25 13:11

スリラーとコメディの絶妙なコンビネーション

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 恐怖と笑いは紙一重の感情である。ジャンルを問わず多くの作品が、恐怖の中に笑いを、笑いの中に恐怖を、ひとつまみのスパイスとして取り混ぜることでそれを証明してきた。(特に映画の世界のおいて顕著だ)
 本作も恐怖と笑いを混在させた作品である。だが本作が他の無数の作品群から突出しているのは、ジャンルホラー/スリラーの中のコメディ要素(あるいはその逆)ではなく、主と従に格付けできない50/50の関係で両者を成り立たせている点である。
 その装丁からホラーを期待して本書を手に取った読者は、最初に肩透かしを食うかもしれない。しかし絶妙に入れ替わる恐怖と笑いのコンビネーションの前に、やがて両方を最大限に堪能できることだろう。これが森奈津子の技法である。
 現在、双方のジャンルで一定の評価を得ている森奈津子が、最初に注目されたのが本作である。作者の一方の作品しか知らない方にはぜひ読んでもらいたい。
 もちろん森奈津子を知らない方にも、大いにオススメする。

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