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TIDE編集人・浅野さんのレビュー一覧

投稿者:TIDE編集人・浅野

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創刊1周年を前に

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 この世紀の変わり目は、「写真」および「写真誌」にとっても1つの節目であったように思います。海外では「LIFE」誌が休刊し、国内でもいくつかの写真誌・写真関連誌が休止や再編を余儀無くされました。
 一方でここ数年来の「写真ブーム」と言われる現象は確かにあって、産業としての写真は一応の賑わいを見せているのですが、それが写真にとって真に幸福なことであるのか、私はいまだに判断できません。

 <…私たちの身のまわりに溢れる写真は、どんな人間の欲求に端を発して生まれ、なぜかくも私たちを虜にするのでしょうか。
 にもかかわらず、本気で写真家として生きることはなぜこんなにも困難なのだろうか。
 私たちは、写真というメディアの自立した可能性をもう一度探り、その可能性と力をひとりでも多くの人に感じてもらい、知ってもらうこと、同時に異質・異和・異端を恐れぬ存在感のある写真を撮り続ける写真家が輩出することを願って、季刊タイド<TIDE>を創刊することにしました>…
 私たちがこんな創刊の辞を掲げて写真誌づくりに取り組み始め、早いもので1年がたとうとしています。季刊ペースで「旅立ち。」「日本国憲法」「秘密の園」というテーマのもと、第3号まで号を重ねました。
 そして現在、記念すべき1サイクル(1年間)目の第4号(3月上旬発行予定)として、「ヒューマン・ボディ」をテーマに制作を進めています。今さらバーチャル云々という言葉を持ち出すのもどうか?と思うほどの世の中で、では私たちの「生身の肉体」は何を発しているのか、写真によって伝え、皆さんとともに考えてみたいと思います。
 またこの号では、bk1をご利用の皆様にはお馴染みの、田口ランディさんに巻頭エッセイでご登場いただきます。「アートの呪縛」をテーマに、ご自身の体験を通した芸術論・芸術鑑賞論をお寄せいただきました。

 私たち「タイド」は、記事の添え物でも、誰かのアリバイでも、カメラのテストでもない、「私たちが生きているこの時代に、見据えなければならないこと」を写した写真を求めていきます。そんな写真と皆さんが出会うことを、あるいは皆さんの写真が私たちを動かしてくれることを、切に願っています。

(株)窓社/季刊「タイド」編集人・浅野文宏

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