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レビューアーランキング
先月(2017年6月)

naka-mさんのレビュー一覧

投稿者:naka-m

18 件中 1 件~ 15 件を表示

出来ればここで一度セーブしておきたいところね

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 典型的なゲーム小説なので10代〜20代後半向け。

 主人公達は仮想現実の中でダンジョンを探検するゲームに参加する。モンスターを倒し、経験値を稼ぎ、よりよい武器を手に入れ、最終的には魔王を倒すのが目的。ゲームの中で自分のキャラクターが死んだ時点でゲームオーバーとなり、現実世界へ引き戻される...はずだったが、コンピュータの暴走によって主人公達はゲームで死ぬと実際の自分達も死んでしまう可能性があることに次第に気がついていく。仮想現実の世界から無事抜け出すためには魔王を倒してハッピーエンドを迎えるしかない。

 「クラインの壷」(岡嶋二人)と「隣り合わせの灰と青春」(ベニー松山)を足して2で割ったようなありがちな小説ではあるがプロットがしっかりしていてストーリーも2転3転するので十分楽しめる。

 タイトルの科白は彼らが十分な経験を積み、武器を揃え、いよいよ魔王と対決という場面で魔王の部屋の前でメンバーの一人の女の子が呟いたものである。

 多分彼らみんなが思っていたであろう率直な気持ちを代弁しておりとても共感出来る。もちろんそこでセーブが出来てしまったら物語にはならない訳だが...。

人生も同じだ。だから面白いのかも知れない。

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競馬の面白さ

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 例えば逃げればいつでも勝てる馬を何故逃げさせないのかとか、どうしてあの騎手は脚元の弱い馬をあんなに目一杯追ってくるのかとか、落馬負傷で乗り替わった馬がGIレースに出るのを元の主戦騎手はどんな思いで見てるのかとか。
 「もし逃げて勝てば、馬は楽なんです。カネツクロスは、その味を覚えてしまった。しかしかわされれば馬は(レースが)いやになる」、「能力があるのに追わないで負けるのはいやだ。常に全力を出し切るのが騎手の使命でしょう」、「好きな馬やったから勝って欲しいけど、(他の騎手で)走ってもらったら困る。悪いけど17着でほっとしました」。
 普段我々ファンが普通に予想して普通に競馬場に通い、普通に競馬を見ているだけではどうしてもふれることが出来ない部分がある。こういうファクターというのは実際競馬の予想においてはさほど重要ではないし、それを知ることによって競馬が面白くなるかどうかはその人次第という部分も確かにあるけれど、結局こういう懐の深さが競馬の面白さなんでしょう。
 面白いですけど、競馬に興味のない人にはきついかも。

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パーフェクト種牡馬辞典の野球版

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

野手ならカウント別・投手の左右別・球種別の打率や得意・苦手な投手、
投手ならカウント別・打者の左右別・イニング別被打率、球種の比率などの羅列を氏のちょっと気の利いた解説を読みつつ解読していく、といった感じ。

大村(近鉄)がポップフライが異様に多いことはかなりの頻度で球場に足を運んでないと分からないことなんだろうけど(まあ一部では有名な話なのかも知れないが)、たまたま今年初めての野球観戦で一緒に行った友人にそのことを教えてもらいつつ見ていると、実際彼はポップフライとかるーくと打ち上げてくれるのだ。
運悪くそんな知り合いがまわりにいなかったとしてもこの本には「大村のアウトのうち12%が中飛で10%が左飛」というデータが出ている。この数字は実際問題1番バッターとしては異常であろう。

つまりはそういう面白さ。

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notレシピ本butノウハウ本

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

分量と手順だけが記述されているレシピ本とは違い、
例えば「天ぷらで気をつけること」のような形で
最終的には料理の完成度を決定付けるようなTIPSのみが
延々と羅列されており、結構なノウハウが凝縮されている気がします。

登場する料理は100種類以上ですが、
実際には他の料理に応用が効く記述も沢山あって、
その料理を作る時にそのページを見るようなレシピ集としてよりは
通読して辻調理師専門学校の様々なノウハウを学べる本という感じです。
大変勉強になりました。

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競馬怪人

2002/05/22 11:19

上には上がいる

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

ある意味、それが優れた文化であればあるほど、
上には上がいるということを痛感させられたり、
一線を超えてしまう人や犯罪に走ってしまう人が出て来てしまったり
することは多くなっていくのではないかと思う。

競馬というのはなんて高く険しい山なんだろうということを
痛感させられる12人の競馬怪人たちの物語。

中田さん(著者)の突っ込みが冴えます。

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紙の本アリソン

2002/05/10 17:06

出来のよいアドベンチャーゲーム

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

登場人物が、主人公やその周りの人々はもちろん、例えば誘拐される老人のお手伝いさんや主人公たちが侵入する敵基地で出会う二等兵にまで、(全てが説明されているかどうかは別にして)それぞれのバックグラウンドに従って自分の動きたいように生き生きと動いているから、話の展開自体が多少ありきたりでも全体として十分楽しめるのではないでしょうか。

そう考えるとこの作者にはキノのようなオムニバス形式よりも伏線の張りやすい中長編のストーリーの方が向いているのかなあとも思うのでした。

小気味よく伏線を回収しながらさくさくと進む展開はなんとなく、出来のよいアドベンチャーゲームで正しい選択肢を選び続けている時の楽しさにも似ていて自分はとても楽しめました。

結果よりもプロセスを求めるあなたに。

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OVA版をご覧の方にこそ

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 OVA化されたガンダム一年戦争サイドストーリーの小説版でOVAと同様、ただただ戦争にあこがれていた少年が戦争を身近に体験することで成長していく姿を描いてます。

 OVA版より、より主人公の少年である「アル」の視点を意識して描かれているために、割愛されているエピソードがあったり、OVA版と微妙に全体の話の流れが違ってたりしますけど、最後の部分も含めて「本当に変えてはいけない部分」は変えてないのでOVA版の雰囲気を損なうことなく、むしろ楽しめるのは結構アレンジャーの手による部分が大きいかと。
 作者の結城さんはOVA版の構成に携わった方ということでこの辺りさすがです。

 OVA版をご覧の方にこそ薦めたい1冊。
 もちろんOVA版をご覧になってない方にはOVA版も見て欲しいのですが。

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愛すればこそのジャイアンツへの苦言

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 チームプレーを日本の野球に取り入れた川上、ヤクルトや西武の監督となって巨人を苦しめた広岡、監督としての長嶋にあえて苦言を呈した水原、平松、江夏、星野といった対巨人戦に執念を燃やした巨人キラー達、巨人から別の球団に移った張本や高橋一三。
 あの平松でさえ最初は「巨人以外で野球をすることは考えられなかった」と述べているように彼らに共通しているのはみんな巨人を愛していたということであり、それは作者の海老沢氏も例外ではない。

 タイトルが過去形であることに留意すべきだ。何が野球を面白くし、何が野球をつまらなくするのかがここには書かれている。

 この本の原稿が書かれたのは実に20年前のことであるが、決して古臭くないどころか、例えば現在の巨人の大艦巨砲主義を見るにつけ、実はプロ野球は進化していないどころか退化しているのではないかという錯覚さえ覚えて愕然とする。

 アンチ巨人に読んで欲しいのはもちろんなのだが、今の野球を見て面白いと思っているジャイアンツファンにも是非目を通して欲しい一冊。

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あなたちょっとかっこよかった

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 中学3年の一クラス42名が孤島の中で殺し合い、生き残った一人だけが家に帰れるという不条理でえぐい設定。

 極限状況下で人は何を考えどんな行動に出るんでしょうか?人を信じようとしたり、信じられなくなったり、愛する人のために何かをしようとしたり、悔いの残らないように告白をしたり…。

「生徒それぞれの行動にそれぞれの理由がある」

 この作品のいいとこを一言で言えば、それらをほぼ全員分きっちり描き分けている点ではないでしょうか。エンターテイメントとしては一級品であり、特に名場面・名科白に弱い人にはお薦め出来ます。

 一方で人がいっぱい死にます。それもクラスメイトを互いに殺し合います。それぞれの生徒一人一人がきっちり描かれている分一人一人の死が重たいし、「ああ、死ぬなこの人」と思うとやっぱり死ぬのでその度に気分が悪くなる人もいることでしょう。
 自分もどちらかといえば気分が悪くなった部類に入るので、それゆえ万人には薦められません。

 それでもこの本を読んでよかったと思えるのは
「あなたちょっとかっこよかった」
という相馬さんと滝口君のやりとりの部分があったからで、読んだ人それぞれにそういう心に残る場面がどこかにあればそれでいいのかもしれません。

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紙の本ブラック・ティー

2001/01/19 18:10

誰の中にでもあるちょっとした闇の部分

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実は自分はこの短編集の中の一編である「ブラック・ティー」の主人公と似た経験をしたことがある。

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大学生の頃にカンニングをしたことがある。
大学の処罰は「発見の場合には全教科0点」という厳しいものだったけど、
一方では「誰でもやっていることだ」という気軽な感覚もあったように思う。

その試験の時に自分は問題用紙の後ろにカンニングペーパーを重ねて
問題用紙の上から悠々をカンニングをしていた。

その時黙々とカンニングをしている最中に
いきなり試験教官が教壇から自分に向かって歩いてきた。

「ばれた!もうダメだ!もう一年やり直しだ!」
いろんなことが走馬灯のように頭を駆け巡った。
試験教官が自分の前に立った。
いや、正確に言えば自分の前の席の生徒の前に。
彼はカンニングを目撃され、そのまま教室を去っていった。

自分は噴出す汗を押さえるのでいっぱいいっぱいだった。

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全く何の嘘もつかずに生きていける人がいないように、
人はきっと人生のどこかで何らかの罪を犯しているはずだ。
この「ブラック・ティー」はそんな「ちょっとした罪」をテーマにした短編集。

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ヴェテラン

2001/01/16 14:18

スポーツノンフィクションと言えば山際淳司だと思っている方に

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 プロ野球においてベテラン選手は若手選手にはない緻密で繊細なプレーで我々を楽しませてくれる一方で、ベテラン選手にいつまでも頼っているチームというのはチーム内の新陳代謝が進まず若手選手が育ちにくい土壌にある、とも言える。
 或いは力が劣っていてもチームの将来のために若手選手にレギュラーの座を奪われるベテラン選手達がいる。
 この本には西本聖、平野謙、石嶺和彦、牛島和彦、古屋英夫、高橋慶彦という職人肌の名選手達の晩年が描かれているが、彼らはレギュラーの座を奪われた時に決してイコール引退とは考えなかった。
 それをプロ根性とするもありだし潔くないとするものありだけれど、その答えを出すのはこの本を読んでからでも遅くはないはずだ。ここにはその時彼らが何を考えどういう行動を取ったかが淡々と描かれている。(海老沢泰久の文章に共通して言えることだが、この淡々と、というのが結構重要だったりする)
 スポーツノンフィクションと言えば山際淳司だと思っている方には絶対読んで欲しい一冊。

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紙の本スティル・ライフ

2001/11/07 00:38

例えば星を見るとかして

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 自分は競馬が好きであるが、例えば自分が競馬を好きなのは「勝てないから」なのである。

 だっていつでも勝てるようになってしまったら、予想する楽しみもなくなってしまうし、ハラハラドキドキも出来ない。やっぱり私にとってお金というのは手段であって目的ではないから。

 きっと「ああ、そういうものなんだ」と分かってしまったところというのはひとつの引き際なのだ。幸か不幸か競馬に関して自分がそこに行き着くことはなさそうだけど。

 「星を正しく見るのはむずかしいが、上手になればそれだけの効果があがるだろう。星ではなく、せせらぎや、セミ時雨でもいいのだけれども。」(スティル・ライフ 池澤夏樹)

 確かに佐々井のような生き方はうらやましくもあるけれども、星の見方が分かるのは、多分そこに行き着いてからでもいいはずなのだ。

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期待値・控除率の考え方の入門書

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 [問](直感的に答えて下さい) 裏表が○○,○●,●●という3枚のメダルがあります。これらを袋の中に入れて1枚だけ取り出します。取り出したメダルの表が●だった場合に裏も●である確率はどのくらいでしょうか?
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 競馬の世界なんかだと特にそうなのだけれど、必勝本の類のものは「そこにギャンブルがある限り」決してなくなりません。
 この本では「その手の必勝本は大抵インチキで本来必勝法とはこういうものだよ」ということをブラックジャックやチンチロリンを例にして解説してくれるのですが、大事なのはその必勝法を用いればそれらのゲームで実際に勝てるとかそういうことではなくて、直感的な勝負勘みたいなものがいかにあいまいかとか「胴元vs客」というシーンでのテラ銭の影響とかそういうことを理解することなんでしょう。

 常に期待値が考え方のベースにあるので普段競馬をやっている人なんかには分かり易いはずです。最初の問題で(直感的に)「答えは1/2だ」と思った人にはお勧めです。あとは確率とか期待値とかも一応分かっているつもりの文系ギャンブラーにも。

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紙の本幽霊たち

2001/11/13 16:24

「何かをする」ということ

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 ある探偵がある人物を見張るだけの話。しかしその人物は毎日何もしないので、当然探偵も何もしない人物を見ているだけの月日が流れて行きます。

 そもそも「何かをする」というのは何なのか。

 誰かがいるから何かをしたり、誰もいないから何かをしたり、結局のところ人間の行動というのは全て自分以外の誰かに依存してるんですね。

 一度読み終わった後、もう一度読むと面白い本です。

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紙の本みんないってしまう

2001/01/18 20:03

何かを失うこと

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山本文緒の短編集はどの作品集も何かしらテーマを持ってますけど、
この「みんないってしまう」の場合は「何かを失うこと」をテーマに
全12編が収録されています。

といってもここで失うものは生半可なものじゃないです。
見た目上失うのもは小さくても、
実は「人間としてのプライド」とか「培ってきた信用」とか「人を信じる気持ち」とか
もの凄く大きなものを失っている人々がここでは描かれてます。

「ひとつ失くすと、ひとつ貰える。そうやってまた毎日は回っていく。」(本文より)
確かに我々は何かを失うことで別の何かを得ているのかも知れませんね。
12人の主人公達はいったい何を得たのでしょうか。

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