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先月(2017年8月)

rikitoさんのレビュー一覧

投稿者:rikito

1 件中 1 件~ 1 件を表示

紙の本

2001/01/04 23:51

電波系独居老人?

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 エッセイ形式で綴られた、大学を退官した独居老人の微に入り細に入り羅列された日々の生活。60くらいになったら再読すると面白いかもしれない。

 仏演劇が専門の元大学教授は、手元に金がなくなったとき自決、と決めている。自分の預貯金と日々の支出を見比べ、時折あと何年の命かと年月日まで割り出して計算し「迫力と快感」を感じていたりする。
 そんな彼の贅沢することもなく、かと云って吝嗇に走るわけでもない、平凡な変化のない日常。まるで雑誌「サライ」を地でいっているかのような生活。
 時たま出てくる擬態語が暴走族なみのセンスによる漢字の当て字であり、自分のような若者にはそれがまたなんだか空恐ろしさ、不気味さを倍増される。
 また、表題の「敵」がなんとも。
 ネットのフォーラムにたまたま書きこまれた「敵が来る」の一言からはじまる彼の妄想。現実からの逃避だろうか?
 まさに「落ちていない」状態で話は淡々と続いていき、とうとうしまいには彼があちら側にいってしまったかのような雰囲気になる。
 なんとも不気味な話だった。不気味、と思うのは自分がまだ若いから、老いることへの恐怖感があるからだろうか…。

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