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レビューアーランキング
先月(2017年2月)

yftsさんのレビュー一覧

投稿者:yfts

9 件中 1 件~ 9 件を表示

バスルーム

2001/07/24 19:42

恋愛におけるエゴを暴露する逸品

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 「恋愛は、楽しいものでもなんでもない。エゴや欲望が絡み合っていて恐いものだ。好きな異性と時々会って、セックスして、また来週、と手を振って別れるのは、ただの「お付き合い」で、愛とは呼ばない」。あとがきからの抜粋である。この本は人間のエゴイズムを暴露した恋愛短編小説集である。
 バーのトイレで手首を切っていたチエコと抵抗を崩壊させる過程にのみ快感を感じるハヤカワ、慎ましやかな良妻京子との性生活に刺激を求めレズビアンの友人に妻を誘惑させる「わたし」、愛しているならと毎晩セックスを強要し「俺」の性欲を激しく束縛するしのぶ、今は埋もれている女神、桜井恵美子にそのことを気づかせようとFAXで物語を送りつづける「オレ」。
 世間一般には危ない奴であるが、みんな正直でまっすぐで、どこか共感したり羨ましく思えたりする。読後、真剣に恋愛したいと思うと同時に、恋愛と言う強い感情を起こすものに恐れを抱く。
 つきぬけ具合は半端ではない。

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芸人失格

2001/07/23 17:10

失格者の本

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 重かった。私は著者の過去を知っているし、その時代を「テレビっ子」で過ごした。芸能界を去り、小説を書くに当たっての著者の「小説とはそんな安易なものでは無いだろう」という姿勢がとても痛い。自分に厳しく、また世界にも厳しい。
 その目で見たものの描写は素晴らしくヘビーで生々しい。これを書かないと次に行けないという、苦しみ躊躇しつつも吐き出したような本だ。落ち込むところまで落ち込んだ人、また今テレビに疑問を感じる人にも読んでいただきたい。

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必要なのは「長期的な対策」です。

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 環境破壊が叫ばれている。しかしそれも一時期に比べると落ち着いてきたように感じる。ひょっとして、みんな飽きた?
 おお。これは危険である。
 マスコミの報道で必要以上に危機感をあおられた人、別に放っといてもいいんじゃないという人、ぜひ読んでほしい。これからされるべきことについて、納得のいく回答が得られると思います。
 本書は環境破壊の現実とその保全についての取り組みと、大気圏の概要の2部構成で、「本当のとこどうなってるの?」という疑問に答えてくれます。

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紙の本ジョン・レノンを信じるな

2001/07/23 16:48

せつなく、あおく、重なる。

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 せつない。ジョン・レノンと交わす話、死についての考察、恋人の喪失、恋人でない女の子との交わり、過去の記憶、初めてコンドームを買ったときのこと、タンポポ茶好きのマスター、猫のパスカル。時々何かを待ちたい男に会う。
 いつもジョン・レノンと話を交わす。子供の屁理屈、青臭い大学生の毎日、ひどい 最低な自分に重なるんだよ、変な理屈その合間に見えた自分、自己嫌悪、自己嫌悪、そして敗北感。比べられる範囲にあって、私は負けている。

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秘密屋赤

2001/04/12 17:21

清涼院流水には“先”があった!!21世紀最初の作品は、本当に凄かった。

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 「赤から読む? 白から読む?」なんて書いてありますが、最初は絶対に赤から読むことをお勧めします。そして、赤本、白本、同時に手元にそろえて、一気に両方読んでしまいましょう。
 大丈夫です。あの作家の本ですが、これは講談社ノヴェルス一薄い本です。しかもこれが、すいすいいけちゃう。今回は飛ばし読みする人も少ないでしょう。なんせ生々しい。自然と入ってきます。
 まず赤本ですが、先入観無しで読んでいただきたい。これは本当に小説か? と疑いたくなるような内容。自分の経験に直接訴えかけてくる。リアルに経験している自分がいる。
 誰でも一度は経験がある。気になってたけど忘れてたアレの、真相を教えます。あなたもきっと、新しいエンタテイメントに出会えるでしょう。

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紙の本なつのひかり

2001/04/10 16:16

20歳女子にぜひとも読んでいただきたい。

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みんななにか探し物をしている。
みんななにか大切なものがあって、
みんなどこかへ行こうとしている。
どこにあるのかわからない。
それが何であるのかさえもわからない。
でも、わたしたちは行く。
とても奇妙な障害に立ち向かい、
大切な人を裏切って、
わたしたちは進む。
これはとてもゲンジツのお話だ。
誰かに会い、その人を思う。
途方にくれる。
進む。
不思議なことって、あるもんだ。
ゲンジツは、不思議だ。

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紙の本絶対泣かない

2001/01/10 14:46

大人として頑張っていく。

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 山本文緒は厳しい人だ。
 OL時代に少女小説家としてデビューした過去を持つ山本文緒の本は、リアルに生きている大人を厳しく描く。だから読むとこっちまで痛い。
 この本には様々な職業の女性が出てくる。働くという事、義務、責任、大人として頑張っていくという事、彼女の後の著『プラナリア』と一緒に読むと更によくわかる。
 特に女性は、ぎくりとするほどよくわかる。
 そして最後に彼女はこう問いている。
「なにをしたいのか。なにをしてほしいのかではなく。」

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子供電話相談室か?

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 皆さんご存知と思うが、作者は大学で授業を受け持っている。この本は授業の最後に生徒に提出させた質問に、森先生が一つ一つ答えていったものをまとめたものだ。
 質問に対する答えは次の授業でプリントして配られるので、ひとつの質問及び回答にかかる文字数は少なく、またなるだけ自分で答えを見つけようとさせるため、回答はなんともつっけんどんな感じだ。
 まあ相手は大学生ですから、良いんでしょうけど。大学生、これ読んで少しは危機感感じましょう。ハズい質問しないように。

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紙の本かなえられない恋のために

2001/05/17 19:45

先輩の日常

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 山本文緒は厳しい人だ、と常々思っていた。彼女の本を読んではっとさせられた人、多い筈である。ありがとう、山本文緒、私もそのように生きていくよ。その山本文緒が、自分はこんな人間です、と書いたエッセイがこれである。

 今彼女は特に若い女性から大変支持を得ている。それはこの本を読んでもよくわかる。例えば恋愛論。女性というのは、大抵皆がそれぞれ、気合の入った恋愛論を持っているものである。自覚が無くても、何かしらルールを作り上げ、縛られているものである。山本文緒は、そんなココロの中の固まりを、ちょいちょいーっとつつくのだ。人の意見はとりあえず聞いておいて損は無いと思うが、とりわけ聞いておいてほしいのが山本文緒の言葉だろう。

 結婚にしろ仕事にしろ、何かやってやりたい女性の先輩である山本文緒は、私達の日常に訴えかける。タイトルほど暗い話ではない。しかしリアルに受けとめることで、日常が深刻になったりもする。ぎくり、とね。

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