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レビューアーランキング
先月(2017年6月)

ちょこらんたんさんのレビュー一覧

投稿者:ちょこらんたん

8 件中 1 件~ 8 件を表示

紙の本姑獲鳥の夏 文庫版

2001/09/13 13:42

すぐに彼岸に行ってしまう関口君

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 ご存知、書店でおもわずだじろく分厚い本の京極堂シリーズ一作目。だが読み始めるとあっという間だ。正統派の推理小説とは違って、怪奇っぽいというかオカルトっぽいところもあり、でも人間にとりついた憑き物を理路整然と落としていく陰陽師の京極堂。
 他に、学生のことから付き合いのある文士の関口や見えないものが見えてしまう探偵の榎木津、刑事の木場修の旦那などなど、これでもかというくらい魅力的な登場人物が目白押し!
 戦後すぐというちょっと古い時代設定が、江戸川乱歩や横溝正史の世界とリンクして、また何ともいえない雰囲気を醸し出している。
 ほっておくとすぐに彼岸に行ってしまう関口を救うのが、親友である京極の役目。頼りなくて、ほうっておけない関口の存在は、このメンバーにとってお姫様(?)のよう。

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紙の本黄金を抱いて翔べ

2001/09/13 13:18

6人の若者が繰り広げる世紀の大泥棒!

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 主人公の幸田は犯罪の世界に無意識に入り込むタイプなのだろう。焦がれてやまない世界の匂いを放つモモに惹きつけられずにいられない。そんな幸田を、どうにかしてこちらの世界にとどめておきたい「小ワル」な北川。
 北川の弟の春樹は、そんな幸田の持つあやうい魅力に惹かれ、幸田が棲む「あちら側」の世界に入り込みたいと願う。若さゆえの一途で尖った思いをぶつけられる幸田には、春樹はあまりにもまぶしい存在で拒むことはなかなか難しい。しかし、やはり本能では「あちら側」にいるモモを選ぶ幸田であった。

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紙の本李欧

2001/09/13 12:39

ベターハーフとの出会い

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 「大陸」というキーワードがこの本には散りばめられている。偶然に出会った一彰と李歐。平凡なアルバイト学生と美貌の殺し屋が、どうしてこんなにも強く惹かれあうのか。二人が共に夢見た壮大な「大陸」での生活。出会い、すれ違い、そしてまたひきつけられて、十五年の月日は二人の魂を芳醇なものに変えていく。十五年という歳月は決して回り道ではない。「時を数えるな。今から李歐が時計だ」。そうして待ち続けた一彰の元に李歐は帰ってくる。互いの心臓に代わる代わる接吻をし、とうの昔に見つけた生涯の伴侶とやっと抱き合えた二人だった。

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紙の本ホワイトアウト

2001/09/13 12:27

骨太の冒険小説と男の強さ

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 映画が爆発的にヒットしたこの作品だが、どちらもまだ読んだり観たりしていなければ、私は間違いなく小説の方を読むことをお薦めする。映像では到底表現することのできない、厳冬期の巨大ダムでの闘いが見事に描写されているからだ。
 大自然の冬山で繰り広げられるテロリストとの緊迫した闘いと、それにたった一人で立ち向かう富樫。彼は3ヶ月前、雪山で親友の吉岡と遭難し、自分だけが助かるという辛い経験をした。その吉岡の婚約者に遭難の詳しい状況を説明しなければならない。それがお互いにとってどんなに辛いことでも、そうすることが山で生き残った者の最後の務めだから。そんな折、富樫のいるダムが「赤い月」と呼ばれるテロリストによって占拠される。たった一人脱出に成功した富樫は、外部に救助を求めるため、そして仲間を助けるため彼らに闘いを挑む。「3ヶ月前」の救助を、今度こそ間に合わせるために…。

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紙の本龍臥亭事件 下

2001/08/13 17:04

石岡の、男としての再生のお話

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 自分を置いて、遠く異国の地に旅立ってしまった御手洗。そんな御手洗を理解することもできず、あいかわらず横浜の馬車道のアパートで暮らす石岡は、まるで「老婆」のような生活をしていると自ら例えていた(なぜ「男」ではなく「女(婆)」と例えているのだろう石岡は? その時点でちょっとおかしくないか?)。
 そんなある日、御手洗探偵事務所に一人の少女が訪ねてくる。ここから物語は石岡を巻き込んで思わぬ展開を見せ始めるのだが。いつもワトソン的な役割をしていた石岡だが、今回は頼りになる御手洗がいない。この難事件を自分ひとりで解決しなければならないのだ。慣れぬ役割とプレッシャーに押しつぶされそうになりながらも、着実に謎をといていく石岡。今まで御手洗の影に隠れ、自分でもそのポジションに慣れきっていた石岡だったが、門前の小僧が習わぬ経を読むように、常に間近で御手洗の推理を見てきた石岡には、知らず知らずのうちに解決までの道筋が見えるようになっていたのかもしれない。
 推理小説で主人公が登場人物を集め「犯人&犯行」を解き明かしていくシーンがあるが、もし違っていたらどうしよう! というプレッシャーの中、犯行現場を実演して謎を解き明かすことに成功する。ここで初めて石岡は御手洗のことを心の底から尊敬するのだった。見事事件を解決した石岡にほんとは「御手洗」なんて人物はいないのではないか、石岡自身が御手洗なのではないか、と周りの人間は言う。それほどまでに見事な解決をした石岡は一人の人間として、男として生まれ変わることができたのだった。

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紙の本魍魎の匣 文庫版

2001/09/13 13:53

「みつしり」…

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 連続バラバラ殺人事件の奥に隠されたもの。
 京極堂シリーズ二作目。前作より分厚くて買うのにしばしためらいが。でも読み始めたらやっぱりおもしろい! あっというまに読破した。エンターテイメント性がさらにアップし、魅力溢れる登場人物の過去がさらに掘り下げられている。
 箱に入った人間。まるで昭和初期の見世物小屋のようなタブーの世界を彷彿させる。両手足を切断された人間を箱に入れて共に旅するというシーンには、イマジネーションを駆り立てられて寒気が走った。またしても彼岸に足をつっこんだ関口を、京極堂・木場修・榎木津が助ける。今回、関口を彼岸に連れて行こうとしたのは、「箱」に執着する若き美貌の天才文士・久保竣公。加虐趣味的思考の持ち主でなくても、関口を前にすると誰もが虐めたくなるようだ。

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紙の本狂骨の夢 文庫版

2001/09/13 14:02

いいかげん慣れたけどこの厚み

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 髑髏がテーマの京極堂シリーズ第3作。
 いつも、分厚い本をわけもわからずじっと耐えて読み進め、この先にゴール、つまり京極堂の謎解きがあるんだ! と自分を励ましながら読むんだけど…。今回の説明はよくわからないよ〜。
 推理小説としてのトリックは自分でも推理できたんだけど、それ以外の部分がなんともわかりづらかった。だれか万人向けに解説してー! といいつつ、結末はいつもの通り、フルメンバーが関口君を囲んでアットホームに終わったので安心。ほんと愛されてるのね。今回は彼岸に行かなくてよかったね関口君。

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紙の本異邦の騎士 改訂完全版

2001/09/13 12:51

天才御手洗の登場と平凡な石岡クンの出会い

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 とにかく二人とも若い。記憶をなくした石岡が町で偶然見かけた「御手洗占星学教室」という看板。少しでも過去の記憶が呼び起こせればと、藁をも掴む思いで訪れたこの部屋で出会ったのが、若き日の御手洗であった。のっけから超ハイテンションな御手洗に圧倒される石岡。今後幾度とも繰り広げられる漫才のようなやり取りは、どうやら最初から変わらないようだ。石岡サイドから見ると、運命の糸は複雑に絡み合い、決して解けることはないように見えたのだが、御手洗の手にかかれば、いとも簡単に解いていく。この事件を解決した御手洗は、石岡にとって「白馬に乗った王子様」なのかもしれない。これで一生離れられなくなってしまったわけだ。

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