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isakaさんのレビュー一覧

投稿者:isaka

1 件中 1 件~ 1 件を表示

紙の本妻の帝国

2002/07/03 11:15

コノヒトシカイナイ

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

小説を読む若い人が少ない、らしいんですが
「そりゃそうでしょ」と僕なんかは思っちゃいます。
今は映画もあるし、マンガもあるし、ゲームだってある。
携帯電話に金もかかるし。

本屋を眺めても
「舞台が変わっただけのハードボイルド」だとか
「やたらに恋人たちがすれ違う恋愛小説」だとか
「気の利いた台詞ばかり出てくるミステリー」だとか
そんなのばかり並んでる。
そんなの本じゃなくても、映画やマンガで腐るほどあるし。

僕たちが小説に手を伸ばさないのは
「小説でしか味わえない面白いもの」が少ないから、かも。

想像力を駆使したオリジナルの物語、ユーモアの溢れてくる文体。
奥泉光さんが以前どこかに書いていた言葉を借りれば
「読み進めること自体が快楽」となるやつ。
それが小説でしょう。

で、それが佐藤哲也さんでしょ。
佐藤哲也さんの小説は
小説でしか味わえない面白さで溢れてる。

そう言えば、芸術作品の評価について
「他の何かに似ていない」ということが
日本ではマイナスに作用するけど、別の国では賞賛されることになるって
聞いたことがある。

佐藤哲也さんの小説は、他の何ものにも似ていない。
だから「イラハイ」「沢蟹まけると意志の力」が絶版なのかもしれない。

僕たちは、他の何ものにも似ていないものが読みたくて本を買うのに。
こんなんだから、小説を読む若い人が少ないんだ。

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