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先月(2017年6月)

たきやんさんのレビュー一覧

投稿者:たきやん

2 件中 1 件~ 2 件を表示

クリック&モルタル

2000/12/18 15:57

ネットジャングルの中で立ち往生する全てのeビジネスマンへの福音書

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 NASDAQの低迷、相次ぐネットベンチャーの倒産、PC市場の減速......「ITを駆使してインターネットに打って出れば必ず儲かる」そんな神話は、既に昔話になろうとしています。「ばかいってんじゃないよぉ」という某缶コーヒーのCMが「ギャグ」では済まされない状況になりつつある今、多くの「eビジネスマン」達は先の見えないネットジャングルの中で立ち往生しているのではないでしょうか。仕事柄、大手企業のeビジネス企画に参加しているので、現状の厳しさを肌身で感じる毎日です。
 そんな状況の中で出会った本書は、私自身にとってまさに「福音書」となるものでした。さらに「eビジネスは本当に儲かるのか?」という根本的な疑問と不安を抱える全ての企業にとっても「福音書」となるのではないかと思います。
 本書は決してeビジネスのノウハウ本ではありませんし、事例集でもありません。「どこかの成功事例をパクリたい」という安直な考えでは何も得ることはできないでしょう。デビッドとテリーが私達に教えてくれるのは「自分たちはこうやって問題を考え取り組みそして成功したのだ」ということだけです。彼らの取組みを如何に自分のビジネスへと生かしていくか、それは読者自身に委ねられた宿題です。そしてその宿題に「自分なりのアイディアと方法で」取り組むことが私達の力となり資産となっていくはずです。
 本書の主張はとてもシンプルです。
 「『クリック = インターネット技術』は、『モルタル = 確固たる企業文化』が確立されてこそ威力を発揮する。そして『モルタル』を更に確固たるものとして強化していくために『クリック』は強力な武器となる」
− それは「IT」という言葉が盲目的に神格化されている現状に対する痛烈な批判であると同時に極めて真摯な再生への提案であると思うのです。
 「うちの会社もそろそろeビジネスか」と考えている経営者/業務リーダーの皆さんに本書をお勧めします。「eビジネス成功のために最初にやらなくてはいけないことは何か」を考えるとてもよいきっかけと指針を与えてくれるはずです。

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紙の本黒後家蜘蛛の会 1

2000/11/21 14:41

「アシモフ博学」の結晶。安楽椅子推理小説の傑作です。

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 アイザック・アシモフというと日本では真っ先に『わたしはロボット』などのSF作品の名前が挙がるのですが、実は彼の業績は決して「ロボット3原則」だけではありません。
 アメリカでは「SF作家」というよりも「当代生っての博学者」「歴史家」としての評価が高く、実際新聞の政治欄に評論を寄稿したり、ベストセラーにもなった歴史書を執筆したりしています。彼が亡くなった時も「アメリカの偉大な知性がまたひとつ失われた」といったコメントが数多くありました。
 そんな「愛すべき偉大な博学者」としてのアシモフに出会える作品が『黒後家蜘蛛シリーズ』です。
 月一回、奥さん抜きで集まって料理と会話を楽しむ熟年男の会「黒後家蜘蛛の会」を舞台に、毎回のゲストが持ち込む難問奇問にメンバーの博学(というかアシモフの知ったかぶり)が挑むという内容です。
 このように書くと知ったかぶりの連中が展開する出口の見えない難解な論議を中継しているような本と思われるかもしれませんが(実は毎回最後の最後までそういう展開ですけど ^^;)、全ての読者を「うーん」と唸らせる結末が必ず用意されているのがこの本のいちばんの魅力です。
 物語の最後に素晴らしい「デザート」を運んできてくれる名給仕「ヘンリー」は、ホームズやポアロ、マープルにも決して負けない素敵な「探偵」なんですね。皆さんもきっとヘンリーのファンになってしまうはずです。
 「真実は実はとても身近な分かりやすいところにあるんだよ」という「博学を極めた」アシモフらしいウィットとメッセージに溢れたこの作品、ぜひ貴方も「黒後家蜘蛛の会」にご入会ください(笑)

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