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先月(2017年1月)

ソニー・ホンダさんのレビュー一覧

投稿者:ソニー・ホンダ

2 件中 1 件~ 2 件を表示

今、個人がなしうる偉業

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 今、私たちが自由にかつプライバシーを保ったうえでネットを楽しめるのは、ある奇跡の物語の結果である。
 本書はその奇跡の物語をつづったものであるが、しかしすさまじいほどにありえぬことが起こりつづけ唖然とさせられる。
 まず本書の中心人物ディフィーは、ありえぬほど正確に未来を予見し、そこで必要となる技術を見極め、不可能といわれるその技術を、ありえないといわれた方式で確立させてしまう。
 しかも当時暗号技術は強大な政府機関が全国の才能をかき集め研究の山をうずたかく積み上げる一方で、世間一般からは徹底的に除去されている状況だというのに、ディフィーはまったくの市井に住む一研究者(しかもかなりの変人)に過ぎなかった。
 その後政府との戦いに民間研究者がことごとく勝利していくのも常識的には起こりえぬことで、こうも奇跡が続くとある種の必然すら感じる。その必然はエピローグによってより強く感じられるのだが、そういった面も含めひとつの壮大な物語としてとても楽しく読めた。素敵な話だ。

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壮大なる現実論

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 911についての壮大なる陰謀論。正直、紹介されているニュースソースを見てもそれ自体が信頼できるかどうかの判定もできないため、本書の記述もどこまで信用してよいのか判断できない。迷うのは、それほどに本書があげる陰謀論が壮大で信じがたいものであり、かといってよくある陰謀論にありがちな破綻や独断もなく十分に筋の通った内容ゆえ切り捨てることもできないからだ。

 もうひとつ、著者は日本の新聞における過剰な事実確認主義を批判し、欧米流の分析や洞察を交えた記事をモットーとしているが、そのスタンスはもっともな反面過ちを伝播しかねない危険もある。本書も著者自身が第一次証人にあたっていない証言で多くを構成しているため、そこに過誤が入り込む危険性は十分ある。

 最後まで、信じることも捨てきることもできず読んだ。しかし最後の最後にある結びの一文“直情的に正義を求めて「反米」になるより、アメリカの中の自分の考えに近い部分と結束し、アメリカの中の自分の嫌いな部分と戦う、と考えたほうが現実的だと思われる”を読み、わたしはストンと納得させられた。これほどの陰謀論をあげながら、これほど平明で現実的な態度がとれる著者を私は信じざるを得ないと思ったのだ。

 すべての事実関係が信じられるわけではないが、危険な右傾化を示す米国現政権の実態を把握し、かつそれに対する現実的な対応を考える上で本書は格好の参考書といえる。

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