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ふみくんさんのレビュー一覧

投稿者:ふみくん

2 件中 1 件~ 2 件を表示

紙の本道は開ける 新装版

2000/10/15 03:12

道は開ける

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 筆者のデールカーネギーは、若い頃、雑誌記者、俳優、トラックのセールスマンなどの雑多な仕事を経て、YMCAの夜間学校の、弁論術担当講師となる。

 そこでの経験を生かし、本書と姉妹書となっている『人を動かす』を著す。
 その本に続いて、成人クラスでの講師の経験を生かして書かれたのがこの本。
 
 そうは言っても一朝一夕に書かれた本ではなく、筆者自身が本書の中で語っているように、執筆には実に7年以上の準備期間があった。
 伝記数百書編の読破や各界の有名人へのインタビューなど。
 
 本を読むことや有名人へのインタビューは、ある程度の努力があれば可能かもしれないが、しかし、デールカーネギーにしか出来ないことがあった。
 
 “5年の間、悩みを克服するための私自身の成人クラスという実験室で研究を続けたのである”
 
 つまり“悩みの解消法に関して、学生たちにいくつかの原則を与えてから、これらの原則を実生活の中で応用してもらい、得られた結果をクラスで話してもらったのである”
 
 “私はこの地球上の誰よりも数多く「私はどのようにして悩みを克服したか」という話しに耳を傾けてきたと自負している”という言葉からも、この本に対する自信を感じることができる。
 
 理屈ではなく実例が中心で書かれている本であることから、まるで短編小説でも読んでいるかのように読みやすい本ではあるが、事実であることの重みがしっかりあり、何度読み返しても、そのときの心の状態で新しい発見がある。

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紙の本経営と権力

2000/10/15 04:09

経営と権力

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 “経営と権力”という題名。そして筆者は、“住友銀行専務取締役から東京総合信用保証社長に就任。多摩大学大学院客員教授もつとめる”という経歴を持つといわれると、この本にはなにかとても厳しいことが書いてあるような気がしてしまう。

 しかし、東京総合信用保証とは、“トーソーシン”、のことであり、現在は日本総合信用と合併し会社名が“クオーク”であるということがわかると、その印象も変わるのではないだろうか?
 ハードカバーの裏表紙を開いてみると、思わずこちらも笑ってしまうようないい笑顔で、微笑みかけてくれている写真がある。

 では、中身のほうはというと、その笑顔とは逆に、人の良さよりも厳しさのほうが前面に出ている。しかし厳しいとは言っても乱暴な厳しさではなく、理論がしっかりしている故の厳しさであり、こちらも身が引き締まるような思いがする。

 筆者がこの本を書くきっかけとなったのは、多摩大学名誉学長の野田一夫氏との出会い。「企業経営者にとって、いまの経営学は役に立っていますか?」との質問からすべてが始まった。

 この本が他の経営理論書と決定的に違うところは、筆者が経営という実務の経験者であり、ケーススタディが中心に書かれている点。特に第6章ではサラリーマンにとっても身近に感じる問題であるだけに、思わずうなずきながら一気に読み進ませる。

 全体的なまとまりがとてもよく、筆者の人柄もにじみ出ている本であり、読んでいてとても面白い。

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