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先月(2017年8月)

SGNさんのレビュー一覧

投稿者:SGN

2 件中 1 件~ 2 件を表示

秘密屋白

2001/05/21 05:26

日常とも非日常とも現実とも虚構ともいいがたい不思議な作品

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 昨年から、2ヶ月おきに文庫書き下ろしの6巻連続刊行で幻冬舎より「トップラン」という小説(たぶん、本人が「大説」と称しているのだと思うが、「小説」という小さな括りに入りきれないルーズさを包含しているということなのだろう。「小説」に対して「大説」と言っているのは奢りではなく、「小説という括りに収められない」ことに対する謙遜なのではないだろうか)を発表していた清涼院流水の最新作である20作目と21作目が、この4月に同時刊行された。その21作目が本書である。
 赤・白の「秘密屋」は物語の時系列的には赤が先で白が後なのだが、それぞれ独立した物語である。これは赤本の「あとがき」で明らかにされている。というのも、どちらから読もうか迷った末に、赤本のあとがきでそのことを確認した。
 具体的な登場人物として「秘密屋」が登場するのが白であり、それゆえに白の方がいよいよ本編という気持ちが高まる。白では主人公と「秘密屋」という職業の男との対話という形式で物語が進むが、主人公が「秘密屋」に対して話しかけた言葉は、「秘密屋」を介して表現される章と、主人公の回想シーンとが交互に展開する。つまり、「秘密屋」モノローグと主人公の回想で構成されているのだ。のそれまでなかった形式ではないだろうが、それで物語として成立しているのだから驚きだ。
 何はともあれ、「薄い本」なので、通勤・通学の電車の中ででも読めてしまうので、お薦めしたい。

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秘密屋赤

2001/05/21 05:20

秘密屋

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 「トップラン」という小説(たぶん、本人が「大説」と称しているのだと思うが、「小説」という小さな括りに入りきれないルーズさを包含しているということなのだろう。「小説」に対して「大説」と言っているのは奢りではなく、「小説という括りに収められない」ことに対する謙遜なのではないだろうか)を昨年から、幻冬舎より2ヶ月おきに文庫書き下ろしの6巻連続刊行で発表していた清涼院流水の最新作である20作目と21作目が、この4月に同時刊行された。その20作目が本書である。
 赤・白の「秘密屋」は物語の時系列的には赤が先で白が後なのだが、それぞれ独立した物語である。これは赤本の「あとがき」で明らかにされている。というのも、どちらから読もうか迷った末に、赤本のあとがきでそのことを確認したからだ。
 赤は「都市伝説」に関わる知的冒険というか情報収集的冒険の顛末を描いたもので、虚構と現実がシームレスに結合している。ことに日本では私小説という伝統があるので、読者も「これは本当のことなのではないか」とか「いや、これは小説だ」とか小説の主人公とは別の部分で冒険できるのではないかと思う。

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