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あんず86さんのレビュー一覧

投稿者:あんず86

35 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本図書館の魔女 上

2013/11/13 00:26

途中でやめなくてよかった!

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

月をまたいでやっと読み終えました。
途中で中断していたのもあったけれど、長かったです。
最初はやっぱり読みづらくて、半分すぎてやっと面白くなりかけたけど、
またその後、読みづらい場面がつづき・・・やっと後半になったらまた進み、
最後は怒涛の展開でした。
こんなこととは、全く気づきもしなかったです。
まあ普通の少年ではないとは思ったけれど・・・。

マツリカといっしょにいる場面がやはり好きです。
地下道の秘密を探っていくところとか・・・。

そして最後の涙・・・ここまで読んできてよかったと思いました。

途中でやめなくてよかった!

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紙の本少女ソフィアの夏

2006/02/19 00:31

少女とおばあさんの関係が好き!!

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

これは実際にあった話をもとにしているそうです。
ヤンソンさんの弟のラルスさん一家。奥さんは亡くなっておられて、ラルスさんとその母親であるおばあさん、そしてその孫である少女ソフィア。
この三人で、毎年この無人の島で過ごしているんだとか。4月下旬から9月下旬くらいまでいる、ということですから、かなりの長期にわたる休暇です。
ヤンソンさん自身もこうした無人島暮らしを好んでしていたようです。
当然ながら、電気も水道もガスもお店も、文明社会に必然の便利なものいっさいがっさいが無い。
あるのは自然だけ!
そのなかで暮らす夏、すごいです。想像しただけで、とてつもなさそう。
初夏から晩夏まで。時間だけはたんとあります。孤独を愛し、島に自生する植物を愛で、小さな動物を愛して、家族とひっそりと暮らすそんな時間。
何もないけれど、そこには贅沢なまでの時間と空間がある。そんな気がしました。
少女と祖母の関わりかたもすごくよかった。
だんだん成長しつつあるソフィアの言動も愛すべきものですが、それを上回って、おばあさんの言葉には孫娘をそっとあたたかい目で見守る視線を感じて、心が温かくなります。
実話ですが、事実そのままではなくて、その核となるところにこの二人の言動をおいて、そこから想像、発展させた物語だそうです。
短篇集というかたちをとってはいるけれど、最初から最後まで読み通すと、時の流れや少女の成長の証みたいなものを見てとることができて、まるで自分がその場にいて起こったことを体験したかのような錯覚をおぼえたほどでした。
ひとえにそれは、細かいリアルな描写によるものなのかもしれません。島のようすや、家族が住んでいる小屋の描写など、まるで目の裏にうかんできそうなほどです。
ひとつひとつの話も、様々な話題に満ちていて、はじめから終わりまで飽きるということが全くありませんでした。
短篇集とはいえ、ひとつの繋がりがあったせいなのかも。

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紙の本ドゥームズデイ・ブック 下

2013/10/14 20:08

面白くて面白くて・・・

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

人がばたばた死んでいくかなり悲惨な話?読むには覚悟がいる本…と思いましたが
結果をいうと全くそんなことはありませんでした。
反対に、これほど読むのをやめるのがつらい本はついぞなかった。

時間さえ許せば、ずーっと没頭していたかった。

事実、読んでいるあいだ家のなかのことはあとまわし状態^^;

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紙の本夢幻花

2013/10/14 19:43

黄色いアサガオの謎!?

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

冒頭からはどんなふうに繋がるのかと思ったが…。
幻の黄色いアサガオの謎を追いかけて、こんなふうになるとは。
まさに、負の遺産…。最後まで責任を持って見届ける、だなんてカッコイイ!
けど、実際は大変な苦労だろう。
夢幻花なんて、ロマンチックなタイトルだが、その実はなんて恐ろしい。花もエネルギーも… さすが東野圭吾!うまいなぁ〜

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紙の本くらやみ城の冒険

2004/11/18 23:27

“小さい勇士のものがたり”

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

ミス・ビアンカシリーズの第一作目。
シリーズ中で一番面白いと思いました。
ミス・ビアンカがノルウェーねずみを探しに、大使のぼうやについてノルウェーに行き、そこから件のねずみを連れて船旅で戻り、さらに今度はくらやみ城へと向けて長い旅に出発する、という… くらやみ城の規模とそこまでの移動距離からいっても。

とくにくらやみ城へ向けて、馬車の旅をつづけるころなどは、某ファンタジー小説を連想させました。最初はのどかな田園地帯をのんびり楽しく旅している三匹のねずみたち…たまには野ねずみの家族が遊びにきたり、馬車の御者の男たちが夜、焚火を囲んで歌うところへまじってみたり、すごく楽しげな雰囲気でした。
それが段々周囲の風景が変わってきて… ひねこびたヒース、岩だらけの荒野、そして哀れな朽ち果てた人骨…
恐ろしげなその道は、行く手に立ちはだかるくらやみ城の闇を想像させてくれて…ミス・ビアンカたちのみならず読者までが心が冷えていきそうでした。

でもまあ、似ていると思ったのは、だいたいここまででしたが。くらやみ城、確かに巨大だし、監獄長は尊大で恐ろしそうな男らしいし…
でもね。ねずみたちは怖がりながらも、結局たいしたもんで。監獄長の部屋の片隅、暖炉の横にねずみ穴を見つけてそこに住みついちゃったんですものね。

居心地よさそうな部屋のようすは、ガース・ウィリアムズの素敵な挿し絵でよくわかります。マッチ箱の椅子に、チューインガムの包み紙で壁紙を張って、部屋の仕切りにもマッチ箱… 絨毯には使用済み切手… と、本当にうまいです。ミニチュアハウスを見ているよう。

そのせいか、怖い怖いといわれていたくらやみ城でも、三匹はそれなりにくつろいで過ごしてしまって。なんと2ヶ月も!
監獄長ってのも、イメージが上等な長靴を履いた鈍重な二本の足、って感じで(ねずみ視点だから)。恐怖の元締めという感じじゃなかったですね。

それよりも怖いのは、やっぱりねこのマメルーク? このねこがミス・ビアンカとやりあうシーンなどは、大変面白かったです。賢く機転の利いたミス・ビアンカにやられっぱなし…してやったり、というふう。

詩人を助けるために、その突破口となったのは自然によって出来たことがきっかけでした。ちょっと都合がよすぎるかな、とも思ったけど。
ラッキーな偶然(?)が重なり合って、とんとん拍子に救出への道がひらけたって感じ。
まあそれも三匹の機知と協力あってのものでしょうが。

ちょっと見には力がなくてか弱い存在と思われがちなねずみたち…
あんなに小さくて弱いのに、人でさえも怖れるくらやみ城へ潜り込み、立派に囚人を助けてしまったんです。

派手派手しい闘いはここにはないけれど、ねずみというかよわい存在の心のうちに確かにそれはありました。それだからこそ、彼らは勝ったのでしょうね。

ちなみに私が図書館から借りてきたのは、古い版のほうで、タイトルも「小さい勇士のものがたり」でした。が、これはこれでとてもいいタイトルだと思いました。まさに“小さい勇士”なんですから。

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紙の本ほげちゃん

2013/11/13 00:29

子どもたちに大ウケ

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

ずっと気になってて…やっと読んだ。
確かにこれは子どもたちに大ウケでしょう。
来年、うちの小学校に入れたい!

以前、子どもの本の閲覧会にほげちゃんのぬいぐるみ作って
持参してる方がいらしたが、手作りだったのか。
型紙ついてるし、手芸得意な方はできちゃうね〜羨ましい。

その後、読み聞かせしたら、大ウケでした!!

とくに、ほげちゃんが家をめちゃくちゃにしてやるうー!!と、家中のものをひっくりかえし、
冷蔵庫まで手をかけたところ、ケチャップが!!の場面では大笑い、
自業自得や~~などという声も聞こえてきました。

終わりまで読んで、本を閉じようとしたら、目に入ってきたのは写真にうつったぬいぐるみのほげちゃん。
あ!っという声があがり、もう一回みせて!!と。
奥付に、ほげちゃんの写真が貼り付けてあったのです。
(県立図書館の配慮ありがとう!)
なので、ここにほげちゃんの型紙が載っているので、作ることもできるんだよ、
と宣伝。

楽しんでくれてよかったです。

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紙の本劇団6年2組

2013/11/13 00:21

卒業をむかえる子どもたちに・・・

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

思春期に入りかけた子どもにとっては、他人の考えていること、思っていることが
わからなくてぶつかってしまうということがありがち。

クラスで卒業記念のお別れ会で劇をやることになった6年2組。

自分たちの伝えたいことを劇でやりたい!と準備を始める。

最初はうまくいかないが、クラス全員で協力して劇を作っているうちに、
友だちの気持ちに気づいたり、思いやったりということが自然にできるようになる。

卒業を間近に控えた子どもたちにぴったりな本。


協力することの大切さ、クラスの仲間たちとひとつのものを作っていく喜び。
『人の気持ちを考えると、今まで見えてなかったことが見えてくる』

卒業を迎え、これから大人への道の第一歩を進んでいく子どもたちに贈りたい。

コミュニケーションの基本? 思春期の彼らに…、大切なこのことをよく覚えていて欲しい。

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紙の本ボートの三人男 改版

2013/10/14 20:38

楽しかった!!

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

もう随所でクスリと笑いが出てしまう、っていう感じ。
お腹を抱えて大爆笑という雰囲気ではないが。こう上品なユーモア感覚…?
こういう笑いもけっこう好き。

最後の終わり方もたいそうよかった。大満足のため息が出ました。
犬のモンモランシーがまたよい味添えてるし。しっかりと人間さまといっしょになってましたね。三人+一匹って感じで、なくてはならない存在でした。

予想外に面白かったので、もっとたくさんの人にこの本を読んでもらいたい気持ちでいっぱいです。

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紙の本航路 上

2013/10/14 20:30

泣けるSF

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

臨死体験とは何なのか? その時、人間の脳はどういう状態になっているのか?
 死とは? 死のあとに待っているものとは何なのか?

本書はそれらの疑問に対して、ウィリスなりの解答を示しています。
テーマが“死”という重いものであるにも関わらず、それほど重たく感じないですんでいるのは、
やはりウィリス特有のコメディ的要素のおかげでしょうか。

時にユーモラスに、時に感動的に…。“泣けるSF”というウィリスの定評どおり、本領を発揮していました。

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だいすき図書館!

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

図書館の写真を集めた写真集。

あちらこちらの魅力的な図書館、利用者の笑顔、親切な図書館員のみなさん…
眺めていると心がほんわかします。

だいすき図書館! みんなが気持ちよく使えるような、より良い図書館ができるように、協力したいですね。

私の町にも、こんな素敵であったかい図書館があったらいいなぁ〜 きっとみんなが思うことでしょう。

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よかった!!

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

前作を読んでからずいぶん経ったので、どうかと思ったが、やはり面白く、ひきこまれて読みました。
幽霊話かと思いきや、やっぱりミステリーでしたね。
本編の1エピソードとしても、これだけでも面白い。
ただ読んだら絶対、どういうことか本編読むでしょうけどね。こんなことってあるのー?って感じはしますが…
また異世界を垣間見せてもらいました。続編の構想があるようで嬉しいです。

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登場人物がそれぞれ独自の物語をもっている…

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

ヴェネチアに似た世界を舞台にした作品だと知って、いつかは読もうと思ってはいました。
それでもその反面、きっといま数多く出ている児童書系ファンタジー本の枠をでない内容なのではないかと考えていました。
それが予想外に面白かった。語り口も滑らかで(これは訳者の方の文章がうまいということもありえますが)無駄のない文章です。
ストーリー運びも読者の期待を裏切らず、冒険モノ特有のはらはらどきどき感を味あわせてくれます。

話の主軸はイタリアに似た世界、タリアの一地方ベレッツァで巻き起こる冒険の物語です。それに異世界のロンドンからきた少年ルシアンが加わっていきます。
元気で生きのよい少女アリアンナに、25年もの長きにわたりベレッツァを治めてきた女元首ドゥチェッサ、彼女の恋人で元老議員でもあり、ある研究の一人者でもあるロドルフォ…それぞれが魅力ある人物たちです。
ま、よくある性格と言ったらそれでおしまいですが(^^ゞ
それでも女性陣には魅力を感じました。ドゥチェッサとかね。
銀の仮面をつけたすがたがヴィジュアルでも浮びました。

題名の「ストラヴァガンザ」というのは、「ストラヴァガントすること」もしくはストラヴァガントをめぐるいっさいのことをさす、ということらしいです。
だ〜か〜ら、いったい「ストラヴァ」なんたらってのはなんなの?
と思われた方、つまりはこういうことです。

世界には歴史や出来事などが少しずつ違った世界が存在していて(平行する異世界=パラレルワールド)、ある世界からまたべつの世界へと旅をすることを「ストラヴァガント」というのです。
で、それをする人のことを「ストラヴァガンテ」というのですね。
で、これをするときに絶対に必要なのが護符。
必ず自分がいくほうの世界のもの(皿でも手帳でも何でもいいらしい)を持っている必要がある、という。
こういうところがちゃんとしているのは、嬉しいですね。じつにファンタジー心をくすぐってくれます。

話自体はそんな突拍子がないなんてことはないです。
どこにでも転がっていそうな話です…
パラレルワールドものってのもね。そんなの、SFやファンタジー畑じゃごろごろしてる(^^ゞめずらしくも何ともないさ、
そう思われた方! たしかに決してめずらしくはありませんが、それでもこの本の魅力が半減するわけではありません。
というのは、この「ストラヴァガント」というのはたんなる道具立てであって、作者が本当に書きたかったことというのは別のところにあるからだと思うからです。

たとえば、重い病気を患うルシアンとその両親の物語。
もし自分が、と引き換えて考えてしまった場合、この物語は途方もなく重いものとなってしまうことでしょう。
また25年もの長期間、ドゥチェッサとして一国を治めるという重圧にも負けず、やりとおしたシルヴィアの物語とも読めますし、また彼女の身代わりを演じた女性ジュリアーナの物語も忘れられません。
あの鏡の間で起こった出来事… あれなんか、まるで鏡にうつった鏡像みたいに、幾つもの断片になってその瞬間が切り取られたみたいな感じで思い出してしまう。

数奇な運命をたどる元気少女アリアンナのお話も心そそられるものだし、銀髪のロマンスグレー(じゃないって?)、ロドルフォの話もまた同じ。
登場人物それぞれが独自の物語をもち、登場してくる。これは背景がしっかりとしているからできることなのよね、と思います。

うすっぺらいファンタジーじゃなく、ちゃんと肉があって魂がある話です。
ベレッツァの都も魅力的。
現実の都ヴェネチアとリンクする部分があるからなのか? それとも夢や幻の不思議な雰囲気のある町だからなのか?
実際のヴェネチアにも興味をもちました。

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紙の本ボートの三人男

2004/06/25 00:03

もうサイコー!!現代にも通じるユーモア小説

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

コニー・ウィリスの「犬は勘定に入れません」を読んで
初めて知った本作品でした。
そもそもはこちらのほうが本家というわけで…。
正式な題名が「ボートの三人男 犬は勘定に入れません」。
コニー・ウィリスのものはまさにこの本の副題を頂いちゃったというものなのです。

ストーリーというものは特になくて、ジョージ、ハリス、J(ぼく)の
三人の男が日常の憂さを晴らすためにテムズ河にボートを繰り出して、
思う存分休暇を楽しもうといった内容です。
ひたすら三人が雑談したり、怒鳴りあったり、食事したり、ボートを漕いだり曳いたり…
そんな調子でずっとつづきます。キングストンからオックスフォードまでの二週間のボートの旅。
なぁんて優雅なんでしょ、と思いました。
もちろん当の本人たちはそんなこと思いもしないかもしれないけど。
今の時代からみるとなんて優雅で、贅沢な時間の使い方かと思いますね。

話の筋とは関係なしにはさまれてくるエピソードがまたおもしろい!!
ハムトン・コートでのハリスの迷路の話がもうサイコウ!! かな〜り笑えます。
あとこれまたハリスのコミック・ソングの話とかも、けらけら笑ってしまいました。

ジョージのエピソードで面白かったのは、「犬は…」でも出てきた、曳綱をひきながら歩いているカップルの話でしょう。
あのあとどうなったのかがわかって、その面白さもやっとわかりました。
ボートを曳船するっていうのも初めて知ったけど、このエピソードは面白い話が多かったです。
女の子三人が曳くボートとかね(笑)。

あと例の「鼻(ノウズ)に気をつけろ」というセリフも、これ読んだら
やっとわかりました。こういうことだったのね、って。

などなど、書き出せばキリがないほどです。
もう随所でクスリと笑いが出てしまう、っていう感じでした。
時折、はさまれる歴史的叙述などはたいそう真面目に書かれているのに、ね。でもそのあと、目を覚まさせられるような展開になっていくんだよね、夢想から覚めたら突然、ボートが他の舟にぶつかったとか(笑)。

最後の終わり方もたいそうよかったです。大満足のため息が出ました。犬のモンモランシーがまたよい味添えてるし。
しっかりと人間さまといっしょになってましたね。
三人+一匹って感じで、なくてはならない存在でした。

もう予想外に面白かったので、もっとたくさんの人にこの本を読んでもらいたい気持ちでいっぱいです。
とくに前述のコニー・ウィリスの「犬は勘定に入れません」をお読みのかたには。出来れば本書を読んでから…のほうが楽しめるかとも思いますが、後からでもだいじょうぶです。
でもこの本読んだらまた「犬は…」を読み返したくなること必定でしょうが。

ほんとに現代にも通じるユーモア小説でした。

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紙の本フェリックスとゼルダその後

2013/11/13 00:23

戦争は、誰の身にも深い傷跡を残していく

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

『フェリックスとゼルダ』続編。

一冊目よりもさらに辛い展開に…

戦争は、誰の身にも深い傷跡を残していく。
そして痛みと悲しみの中から強い怒りがこみあげてくる。

両親がナチスだった少女ゲルダも、親兄弟をナチスに殺されたユダヤの少年タブも、
ドイツ人に恐怖を覚え、言いなりになって自らユダヤ人を嘲るポーランド人の少年シリルも…

怒りの連鎖はさらなる悲しみを生んでしまう。

すんでのところで、同じように怒りと復讐心にかられ、暴動を起こそうとしたフェリックスだったが…
最後の最後であることによって救われた。

物語にはまだ続きがあるそうだ。


「フェリックスその後」がまた読めますように。

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紙の本ひみつ

2013/11/13 00:18

シビアな子どもの世界

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

子どもというのは、素直で、純粋で…
時々、間違ったことをしても最後は正しい行いをすることができる。
希望に満ちた存在?

いやいやそうじゃない。本当は、子どもは大人よりずっとシビアな世界に生きていて、
些細なことであっという間に残酷な気持ちに流されて、とんでもなく悪いことをしてしまう
…こともある。

転校生の明里が初めての学校であったいじめの問題。

明里の母が信じているように、大人が助けてやれることはあっても、完全には無理なのかもしれない。
人と人がいる限りなくならないのかもしれないが、それでもやはり負けてはいけない。

立ち向かう勇気が大切だと思った。

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