ルイスさんのレビュー一覧
投稿者:ルイス
9 件中 1 件~ 9 件を表示 |
紙の本妖雲群行
2002/05/30 10:17
アルスラーンよ、やっと。
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
物語りもまだまだ、続きそうなのに、執筆ペースが落ちてきてます。なかなか続きがでず、しびれをきらした読者をふやすばかりです。早く、他のをほっといて、アルスラーンを書いてくれ!とお願いしたいものです。さて、気になるヒルメスは、偽ヒルメスの存在を知り、また、物語の舞台に返り咲いてくれそうです。彼の不幸は、妻と生まれる前の子供の死によって、いっそう、むくわれないものとなりましたが、適役ながら、ひいきのキャラクターです。仮面兵団をひきいて、彼の暗い野心への情熱はますばかりでしょう。いっぽう、アルスラーンは、ますます、お人よしの善王となってゆきます。解放王として、人望をあつめながら、それにてれているところが可愛いです。物語が一巻目のとき、年上だった彼も現在、私のほうが年齢をおいこしてしまいました。それも、おおはばに。まだ若い読者も、ファンタジーに興味を覚えたら読んでみてください。面白いから。
2002/05/30 10:31
映画はもう見ました?
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
ローリングの原作の面白さを、もてあますところなく松岡佑子さんが、訳してくれました。原作は現在七巻は、でているそうですが、これは続きますよ! 賢者の石(一巻)は、映画化されましたね。一冊に一作映画化してゆく予定でしょうか? 物語の細部に、子供向けといえど、リアリティのある、またユーモラスな魔法の学園の設定は、作者の想像力の豊かさをみせてくれます。ただ、シリーズ化してきて、物語のパターン化が心配です。ラストに読者を裏切るところ、敵の正体ですが。例のあの人には、まだ隠された謎がありそうです。また、ハーリーの魅力はもっともっと、成長してくれそうなところにあります。
2002/05/30 10:02
本格派
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
父王殺しの汚名を隠しながらも彼なりの苦悩と正義があったカルマーン、政治にいやけがさしながら、息子パールを複雑な立場より守ろうとするリドワーン、彼ら親子に好意をもつ夏の輝きのような美しき強きアンジュリナ、ひそかに野心を燃やす、その兄ヴェンツェル。みんなが、みんな、魅力的です。彼らがそれぞれに思い、行動し歴史が動いていく、ファンタジーにしては、世界観がしっかりしていて、さすがは、本格派。戦略的な見せ場も必見です。
2002/05/30 09:50
完結編
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
ファンタジーでは田中芳樹さんのものでは、アルスラーン戦記シリーズ10巻まで(未完結)が、世界観が似てますね。登場人物の魅力も通じるものがあります。マブァール年代記は、ひとまず、完結してしまいましたが、もっと、田中芳樹さんのファンタジーを読みたい!かたには、アルスラーン戦記第一巻「王都炎上」をおすすめします。
2002/05/30 18:17
SmaSTATION
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
とにかく、香取君の番組が面白い! みてない人はまずテレビ(テレビ朝日系)を見ましょう! 「私も英語をしゃべりたーい」という気持ちになります。丸暗記は誰でも出来て、簡単なので、てっとりばやいですね。でも、肝心なのは、聞き取ること。英語が耳で理解できるようになると、語学の魅力がわかります。まだみていない人は、これから見てみて、テレビが面白かったら、番組においつくためにvol.1を買いましょう。すでに、見ている人はおさらいに。10月13日から2月23日までの放送分が例文帳になっております。これから、vol.2と、続いていくのでしょうか? つづきが、でたら買いたい! 香取くんがんばって!
紙の本陰陽師
2002/05/30 10:55
安倍晴明の魅力
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
陰陽師といえば、安倍晴明ですが。数々の彼をモデルとした小説の中では夢枕さんの小説の彼が、人物像として一番イメージが近いです。安倍晴明について、もっと興味をもったかたは学研からでている「謎の大陰陽師とその占術 安倍晴明」作者 藤巻一保などを読まれるといいでしょう。歴史的な彼の事実と伝説を知るともっと、魅力的です。実際、彼の神社にまで、いく熱烈なファンも、急増しています。私はそこまで、ミーハーでは、ありませんが、妖狐から生まれたといういわくつきの人物にある種のカリスマを感じます。小説は短編なので、話によって、好き、嫌いが、あるでしょう。中では、「黒川主」が、おぞましくもゾクゾクします。マンガのほうはちょっと読む気になれないのですが、人それぞれ、すきずき、ですね。
2002/05/30 08:28
お金の価値観って?
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
ある、くだらないテレビ番組で「結婚すると今より貧乏になるのはいやだから独身でいる」という、うのちゃんに、辛口な質問「お金をもっている男の人が好きなの? それともお金がすきなの?」とピーコさん。その質問の趣旨は男性は財布にすぎないの? それとも、お金を持っている人にはお金のない人にはない魅力を感じるの? といった意味だと思われます。どっちを答えても軽蔑的な視線をさけれないといったところでしょうが、うのちゃんは、ただ単にお金の苦労なんてしたくない、だけではないでしょうか。それは、おおかれ、すくなかれ、理解できる感情です。
私なら「お金を持っていても、それだけで、後は魅力のない男性は嫌いです。それは、顔にしても同じこと。つきあう男性の地位や顔で、自分の価値を決めたり、したくないし、お金のあるなしで、打算的につきあったりしない。あるにこしたことはないけど。それと、恋愛感情とは別。お金はすきかどうかは、自分の虚栄心のためにブランドや宝石や毛皮でかざりたてるためのお金はきらいだけれど、人間として文化的な最低限の生活のための自分のお金や、戦争や貧困で苦しむ子供たちを救うことのできるお金や、公害から美しい自然や農作物を守るためのおかねは必要だから好きです」と答えます。何に対してどんな価値をおくかは、他人からどう思われるよりも、自分に対して自分で恥ずかしくない良心をもち、考えたいですね。
お金の価値観や、倹約の美徳についてかたる前に、ちょっとしたお金のつきあいかたの例を童話的に書いた「イヌが教えるお金持ちになるための知恵」は、単なる物語として読んでも面白いし、どうすれば、楽に金をもうけることができるかという、うさんくさい話ではないので、安心して読めます。子供にお金の使い方を教えるために、そして、大人になって借金地獄にあえぐ前に、お金の価値観と純真な子供の視点でお金の使い方を考えよう。最近はマルチやらの悪徳商法がふえて、どこに人生の落とし穴がひそんでいるかわからない世の中になってきました。楽してかせげる方法はない。夢をみるなら堅実に。努力してもむくわれない人は努力の仕方が間違っているのかも。それから、本の最後に株についての話がありますが、ちょっと前の事情と今は違います。そのへんご注意を。
紙の本「超」勉強法
2002/05/30 07:57
勉強のやり方はあってますか?
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
勉強の比較的、良くできた経験のある要領の良い方の人は「ナーンダ。みんな、きっと成績の良い人はこれと似たりよったりの勉強法をしているんだな。結局」といった感想をもつかもしれない。率直にいえばそれほど、参考にならない。しかし、基礎の基本でけつまづいている劣等生には、多少たりとも勉強をやる気にさせることはできるかもしれない。英語の勉強法は私も同じような勉強方法をとっていた。つまり、教科書の英文の丸暗記である。時間がかかるようでも、意外とこれが、早道なのである。英語の文章力をあげるには、長文の丸暗記で、単語の語彙を増やすことが重要である。単語帳から丸暗記していったのでは、能率が悪い。長文を覚えるさいにテープかCDを利用するのが効果的である。教科書のものや、NHKの英会話などを利用するのもよい。ストーリー性のある教材をなんども聴くのも面白い。
私個人の勉強法では、数学は公式を理解してから問題をたくさんやるのが、いい。というより、理解しないで、公式の丸暗記をするのは馬鹿である。テスト直前に友人から「この公式さえおぼえておけばできる?」と真剣に聞かれたことが昔あった。その場でテスト範囲全てを教えるのは不可能だったので、私は友人をみすてた。ひどい話であるが。数学の公式の丸暗記や、英語の単語の丸暗記といった誤った勉強法ではいくらやっても成績はあがらない。成績の悪い人には、こういった基本的なあやまりが共通するのかもしれない。また、国語の全国偏差値70代といった模試結果を自慢するわけではないが、私は、国語の勉強はほとんどしてなかったわりにテストはよい点をとっていた。かわりに読書の量を多くしていた。面白いと思うものをただ読んでいただけでこんな好成績だったので、国語に関してはとにかく読書の量さえ増やせば自然に読解力がつくはずである。理屈で理解しようと努力する必要性はない教科であった。
人それぞれ個性は、あると思うので、私個人の勉強法や、本に書かれている方法や、あるいは、周りの人の勉強法を参考にして、自分にあった勉強方法をみなおしてみたら、勉強のちがった面白さが見えてくるかもしれない。勉強はやり方さえあっていたら、とても、面白いものだから。
紙の本バトル・ロワイアル(ヤングチャンピオンコミックス) 15巻セット
2002/05/30 08:52
怖い!
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
殺されないために、正当防衛として結果的に人をあやめた場合は法的には罪にとわれないかもしれない。しかし、でも過剰な防衛で、両者に殺意があった場合、そこに正当性、正義は、真に認められないだろうと思う。また道徳的には、互いに殺しあうことは、どんな理屈をならべてみたとしても、歴史上の全ての戦争を否定しなければならないだろう。過去においても、現在においても。また、未来においても。
それとは、別に架空の話で、狂気的な状況におかれていて、お互いを殺させあおうとする政治的圧力の前に疑心暗鬼におちいるより前にあくまで、互いを信頼しあうことを求めることは、すばらしい。そこまで、強い意志をもてないものの人間の弱さも心をうつ。しかし、この「バトル ロワイアル」のもつ魅力はそういった道徳観においてではなく、もちろんそれぬきにしてはなりたたないが、ひとまず、読み始めたら続きを終わりまで読み終えないとよけいに、怖いという、ある種のサイコ的な気持ち悪さにある。もしも、この作品が読者が展開を読めるようなものだったり、登場人物が、魅力的でなかったら、単なる駄作に終わっていただろう。息をもつかせぬスピード感で読み進ませる迫力と、クラスメートのひとりひとりの死にざまにおけるプラスとマイナスの人間的魅力、個性。それにより、成功した作品だといえる。殺されるもの。殺すもの。殺せぬもの。狂うもの。自殺するもの。仲間をつくるもの。孤独になるもの。信じることの出来ないもの。信じる価値のないもの。なお、信じようとするもの。まもりたいもの。助けたい人。そして、裏切り。だまされて怒るもの。だまされたことにも気づかないもの。殺さなければ、死ぬだけという恐ろしいプログラム! 現実的にはありえない設定に自分ならどうする? の問いに答えはだせなかった。殺せない、でも、殺されたくない。逃げたい、でも、逃げれない。無残に殺される前に自殺するか、政府にたてつく勇気もない。では、どうなる?の問いには一言「想像したくない!」
原作よりもマンガのほうがスプラッタ的な迫力とスピード感がある。どちらかというと作者の読ませる力量では、マンガのほうをむしろオススメ。だが、完結するまえに、小説の原作を読んでしまう読者もいるだろうと思う。実は私だけど。ホラーが苦手な人は読まぬべし。
9 件中 1 件~ 9 件を表示 |