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  3. ほおずきさんのレビュー一覧

ほおずきさんのレビュー一覧

投稿者:ほおずき

16 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本異人たちの館

2002/07/31 18:41

ラストは圧巻

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 ゴーストライターの島崎は、宝石商の女性から、失踪した息子・小松原淳の伝記を書いて欲しいと依頼される。小松原家の広大な館には、淳の出生から失踪するまでの27年間分の資料がきちんと保管されていた。小説家志望だったという淳の人生に次第に魅せられてゆく島崎だったが、淳の人生を追ううちに、身辺で不穏な出来事が起こり始めた。

 読み応えのある推理小説だ。どうなるのか、どういうことなのか、真相にたどり着きたいけれど、たどり着くのが怖い。まるで、真相にたどりついてはいけないような感覚に襲われた。途中までの過程がホラーじみていて怖く、ラストは圧巻。

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ドラマティック

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 宇宙を統べている現在の女王の後継者として、女王候補に選ばれたアンジェリークとロザリア。試験を受けるために”飛空都市”へやって来た彼女らが、女王を支える9人の守護聖の力を借りながら、様々な問題にぶつかりながらも”大陸の育成”という試験に日々頑張る姿を描いた物語。

 大人気の同名ゲームのコミック版。ゲーム版の絵を担当された由羅さんご本人が描かれていることが最高に嬉しい。ゲームの世界や雰囲気を壊すことなくうまくストーリーが展開していて、ゲームに負けないくらいとてもドキドキするドラマティックな内容だ。ゲームを知らないという人でも面白く読むことができると思う。

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紙の本おたまじゃくしの101ちゃん

2002/07/23 18:18

眺めているだけでもとても楽しい絵本

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 お母さんがえるが、迷子になったおたまじゃくしの101ちゃんを捜しに行き、やっと見つかったものの、タガメとザリガニの大ゲンカに巻き込まれて倒れてしまう。お母さんのピンチに101ちゃんは……。

 学生の頃、幼稚園実習用に手にした本で、私も幼い頃に夢中で読んだ思い出の絵本でもある。表情豊かなおたまじゃくしが101匹もいて、たくさんのおたまじゃくしの群れの絵の中から、「この子が7ちゃんかあ。で、こっちの子が19ちゃんと24ちゃんかあ」などと、文章と照らし合わせて探したり、絵をじっくりと眺めているだけでもとても楽しい。お母さんがえるが倒れ、101匹の子供たちがみんなで泣くシーンでは、自分も一緒に泣きたくなった。子供にとって、お母さんが倒れるということほど不安なことはない。たとえ怒ると怖くても、お母さんにはいつも元気でいてほしいものだ。

 子供の頃は、「こんなにたくさんの兄弟がいたら楽しいだろうな」と思っていたけれど、大人になった今は、「こんなにたくさんの子供がいたら心強いだろうな」と思うようになった。これからも多くの子供たちに読み継がれていってほしい絵本だ。

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シュールな世界

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 残酷な唄で知られる、イギリスの童謡集「マザーグース」の唄と、その意味、時代背景などが書かれてある本。

 マザーグースの唄は知っていたものの、その唄に込められた意味までは知らなかった。本書は実に分かりやすく、詳細に、唄の謎解きがされてあり感心する一方、本当の意味を知り驚きの連続だった。特に、幼い頃に何気に唄っていた「ロンドン橋」が、実は人柱の唄だったと知った時のショックはかなりのもの。

 残酷なのに、なぜか惹かれるものがあるマザーグース。シュールな世界を堪能させてもらった。

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紙の本ポラーノの広場

2002/07/24 21:58

「銀河鉄道の夜」初期形第三次稿もお薦めしたい

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 全部で17編のお話が収録されている。有名な「銀河鉄道の夜」も収録されてあるが、本書のは“初期形第三次稿”である。一般的に知られている話のものは、実は、最終形態の第四次稿であるらしい。話の大体の筋は同じであるが、第三次稿は始まり方も違ううえに、第四次稿では登場しないブルカニロ博士という案内人的な重要な役割の人物が出てくる。私はこの第三次稿の方が好きだ。

 賢治の作品は奥深く、何度も読み返さなきゃ理解出来ないのは自分だけだろうか。それなのになぜか引き付けられるのは、やはり魅力があるからなのだろう。それにしても、注釈のページを何度もめくりながらの読書は、かなりつかれる。

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紙の本きれいなお城の怖い話

2002/07/31 23:03

お城の中では・・・

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 お城はきれいだ。でもそれは外観だけかもしれない。

 若い娘たちを次々と惨殺し、その血で湯浴みした伯爵夫人のエリザベート・バートリー、美少年たちをもて遊ぶように虐殺していった同性愛者のジル・ド・レ男爵など、本書には、10人の高貴な人たちの野心と欲望の実話が書かれてある。怖いというよりは恐ろしかった。

 城内のドロドロした部分や血なまぐさい部分を知れば知るほど、キラキラした夢のようなイメージが音をたてて崩れていった。少なくとも中世のヨーロッパに生まれなくて良かったと思わずにはいられなかった。

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紙の本黒猫

2002/07/31 18:43

まさに怪奇小説

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 ポーの29〜36歳までの作品を収録した短編集。現実的でありながらどこか現実離れした歪みがあり、まさに、怪奇小説という言葉がぴったりと合う作品ばかり。彼の作品で最も有名な作品「黒猫」は、最初、そのページの薄さに驚いたものだ。

 作品全体に小ぢんまりとした感じを覚えた。主人公の行動範囲が狭く、ある一箇所に限定したかのような舞台場面。場面転換というものがない。そして、ある一点の視点からじっと見つめ、しつこいくらいに追求し続ける・・・。それによる、主人公たちの心理描写が凄まじく上手いと思う。緊張感や恐怖感などもひしひしと伝わってくる。

 そして、とても不思議なのが舞台。ヨーロッパの方の雰囲気をかもし出しながらも、けして、どこの国かは書かれていない。書いているポー自身はアメリカの人だ。主人公たちもまた、よく考えてみればどこの誰なのか分からない者たちばかり。そういう面でも、恐怖めいたものを感じる。

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紙の本全て緑になる日まで

2002/07/29 15:26

とても幻想的

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 石油会社社長令嬢で美大生のレージデージは、恋人のマリオンからプロポーズをされる。だが、父親の会社の倒産の危機に、父親のため、レージデージは政略結婚をすることを選ぶ。そのために、恋人のマリオンを嫌いになろうと、彼が男色家だと思いこもうとする。そんなレージデージの前に謎の美少年が現われ、彼女の思いこもうとした妄想が現実になり始めた。表題作他、「F式蘭丸」、「10月はふたつある」、「リベルテ144時間」、「ヨハネが好き」、「アポストロフィS」が収録された短編集。

 いつ頃描かれた作品なのか表記がないため分らないが、かなり古い少女漫画らしい。確かに古くささも感じるが、昔の少女漫画を知らない人にはかえって新鮮に映るのではないだろうか。主人公の少女たちの想いの深さが繊細に描かれてあり、とても幻想的で胸がきゅんとする。

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紙の本あのころ

2002/07/26 04:05

漫画と合わせて読むと尚面白い

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 エッセイが好きではない私だが、この人のエッセイは面白いと思うし、好きだ。著者は言わずと知れた『ちびまる子ちゃん』を描いている漫画家である。本書にもその漫画に登場した話が取り上げられていたが、漫画では描かれていなかった詳細な部分なども読むことができ、大変面白かった。

 読んでいると自分の子供時代がありありと蘇ってくる。バカなことをたくさんやり、消したくなる恥ずかしい思い出も数多くあるが、さくらさんの本を読んでいると、どんな思い出も受け入れ大切にしていこうなどと思うから不思議だ。

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ホラー傑作選集

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 高橋克彦氏が選んだ不思議で怖い話が10作品収録されている。特に印象に残ったものの一つは、山村正夫氏の「魔性の猫」。主人公の徐々に追い詰められていく心情に背筋がゾクゾクした。中津文彦氏の「すてきな三人ぐみ」は、ホラーというよりもテレビドラマのなどでありそうなサスペンスで、三角関係のもつれが描かれているのだが、最後の場面が怖い。また、夢野久作氏の「卵」は幻想的であるが気味が悪い。

 一口にホラーといっても様々で、背筋が凍るようなものから、不思議な味わいのおとぎ話まであり、その作品によって随分と印象が違うものなんだと妙に感心した。

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紙の本しろいうさぎとくろいうさぎ

2002/07/23 22:10

誰かを愛するということ

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 しろいうさぎとくろいうさぎの、優しく純粋な愛の物語。

 好きな人と一緒に過ごす時間はとても幸せ。でも、今が幸せであればあるほど不安が募っていったりもする。先のことは誰にも分からないけれど、この幸せが続いてほしいと、保証にも似たものを求めてしまうことがある。そんな保証はどこにもないことなど知りながら、でも、好きな人のただ一言で安心できたりするから不思議だ。誰かを愛するということの本当の形が見えてくる素敵な絵本だ。

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紙の本月からきたうさぎ

2002/07/23 21:08

人間の知らない森

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 ある満月の夜、月に住む金色のうさぎが地球の森に落ちてきた。森の動物や草木たちに温かく迎え入れてもらえ幸せな日々を過ごしていたが、やがて不幸な出来事が起きてしまう。

 人間の愚かさ、傲慢さに、胸が痛んだ。そして、人間の知らない森の姿に心を打たれた。黒井健さんの柔らかく温かい絵が、お話とマッチしていて、一段と心に染み入ってくる。あとがきにある「ハナイカダの木」に関する記述と写真には、森の神秘に触れたかのように衝撃を受けた。そして、もっと森のことを知りたいと思うようになった。多くの人間がもっと森のことを知り、優しさを持てたなら、この金色のうさぎのような悲劇は起きないだろうと思う。

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紙の本君のためにできるコト

2002/07/23 14:55

きっとずっと簡単なこと

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 くまこちゃんを喜ばせたくていろいろしてあげる一生懸命なくまおくん。でも、口下手なくまこちゃんは自分の想いを伝えられない。くまこちゃんが何も言わないので、そのうち、くまおくんは自分のことが嫌いなのかなと思い始めてしまう。

 くまこちゃんの本当の想いが、くまおくんに伝わったことが単純に嬉しい。好きな人のために何かをしてあげたいという気持ちはみんな共通だけれど、本当にしてあげられる一番のことは、きっと、ずっとずっと簡単なこと。自分もくまおくん同様に、当たり前すぎて気付かなかった大切なことに気付くことができた。

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月の娘 日本の民話より

2002/07/25 18:08

モヤモヤした思いが残る

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 この絵本は、「ドリーム・メイカー・ストーリー」というシリーズの3冊目。森のはずれに住む子供のいない農夫と奥さんが、ある晩、月の光と星くずで織った服を着ているきれいな女の子を、木立ちの中で見つけるという、日本の「かぐや姫」を元にしたお話。

 ホタルの光が月の娘からの贈り物だというストーリーのつなげ方は、浪漫があって素敵だと思った。でも、冷静な目で見ると、このお話は納得がいかない。子供がほしいと願う夫婦のために、月の女神は自分の娘を夫婦の元に送る。夫婦の子供して幸せに暮らしていた娘だったが、数年後、月の女神が迎えにきて月へと連れ帰ってしまう。月の女神は随分と残酷なことをするなと思ってしまう。それなら最初から娘を夫婦の元に送るなんてことしない方が、夫婦にとっても娘にとってもよかったのでは?と、私としてはモヤモヤした思いが残る絵本だった。

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紙の本あなたがすき

2002/07/25 18:05

小さな手紙

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 この絵本に出てくる「あなた」とは、あなたが心に想う誰かでもあり、読んでいるあなた自身のことでもあると思う。誰かに宛てた細やかな小さな手紙のようで、シンプルだけれど温かな気持ちになった。誰かに贈りたくなるとともに、誰かからこんな想いを贈られたら素敵かもしれない。

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