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先月(2017年8月)

ぽんちょさんのレビュー一覧

投稿者:ぽんちょ

2 件中 1 件~ 2 件を表示

紙の本よるくま

2002/12/06 02:06

お母さんとお子さんの間にいつもいて欲しい絵本

7人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 「ママ あのね。きのうの よるね…」
 男の子が、眠る前にお母さんに話し始めたのは、昨日の夜の出来事でした。うんと夜中に男の子の部屋にやって来たのは、くまの子の「よるくま」。お母さんをさがしに来たというよるくまと一緒に、男の子もよるくまのお母さんをさがしに出かけた小さな冒険のお話。お母さんに一生懸命に話す男の子、そしてそれを聞くお母さんの様子が自然に描かれています。

 夜のように真っ黒のよるくまが、夜中に目を覚ますとお母さんがいません。
 「どこへ行ったの?」
 子供だから感じるこの不安な気持ちがよく伝わってきて鼻の奥がつーんとしました。子供は、眠る時に聞くお母さんの優しい声、優しい笑顔、そして布団越しに感じる手の温かさがあってはじめて安心して眠れるのではないかと思います。そして目が覚めた時にはやっぱり同じようにお母さんの声、笑顔を見たいものです。なので、目が覚めた時にお母さんがいないなんて、よるくまの不安と心細さは計り知れなかったと思います。

 本当はもっと子供と一緒の時間を過ごしたい、もっとゆっくり寝顔を見ていたい。けれどお仕事などでその望みが思うように叶わないお母さんたちも多くいることと思います。この絵本にはそんな働くお母さんの姿も描かれています。

 子供がどんなにお母さんのことが大好きか、そしてお母さんが我が子のことをどんなに想っているか、胸がいっぱいになるくらい伝わってきて心がぽかぽかと温かくなりました。お母さんとお子さんの間にいつもいて欲しいなと願うくらい素敵な絵本です。特に普段お仕事に忙しいお母さんに読んでほしいなと思います。そしてお母さんからお子さんに寝る前に読んであげてほしいです。

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包まれる温かさ

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

前作同様に、なんて素敵で温かな絵本なのでしょう。
ぼくと、夜のように真っ黒なこぐまの「よるくま」の第二弾絵本である本書は、クリスマス前夜のお話。
子供たちにとってイヴの夜はサンタさんが来てくれるのを楽しみに待ちながら眠る特別な夜。でも、主人公の男の子は自分のところへはサンタさんが来てくれないかもと、とても不安でたまらない。それは、お母さんにたくさん叱られたから。悪い子のところへはサンタさん来てくれないだろうなぁ……そんな男の子のところへ友達のよるくまがやってきます。

無意識にニコニコしてしまうくらいに、よるくまの表情やしぐさの一つ一つがとっても可愛い。クリスマスツリーのオーナメントも小道具として上手に使われているところも楽しいです。夜のお話なので、黒い色がたくさん使われているけれど、どうしてこんなに温かく感じるのでしょう。この温かさにいつまでも包まれていたい気持ちになります。

親子の愛情、友達への思いやりの優しさあふれるハートウォーミングな絵本。大人にも子供にも楽しめるクリスマス絵本の定番になるといいなと思います。既にもうなってるかな? 地球上の全ての子供たちに、この優しさと温かさが降り注ぐようなクリスマスが訪れますように。

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