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ロブコップさんのレビュー一覧

投稿者:ロブコップ

4 件中 1 件~ 4 件を表示

朗読者

2000/09/17 15:08

愛する事は罪か?

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 先輩の「涙がぽろぽろ出てとまらなかった」という感想を聞いていなかったら、絶対手にしなかった本だと思う。広告の文章を見て、てっきり「悲恋モノ」と私は誤解したのである。ロマンティックな先輩だが、悲恋モノを読んでも、泣くところまでは行かない人であるから。
 ストーリーは3章からなる。36歳のハンナに恋をする、15歳のミヒャエルの話である。私がもし思春期であれば、第1章は、ポルノ小説として読んだだろう。そして2章3章はどう考えたか、それは今となってはもうわからない。
 ハンナはある日姿を消す。そして失踪したハンナとミヒャエルは、被告人(女看守)と、裁判を研究する法学部の学生として、法廷で再会する。
 愛する人を通じて、戦争犯罪の責任をどう考えるのかという重い問題に直面する、ミヒャエル。主題はここにある。それも、戦争に直接かかわった事のない世代の人間の責任とはなにかという主題。
 ただ、ハンナにとっては、「アウシュビッツの罪」よりも人に隠したい事があった。人類史上最悪の犯罪よりもまだ隠したい事とは何か?自分が文盲であることである。そんなと思われるかもしれない。在日韓国人である私にはよく分かる。私のオモニがそうだったからであり、知り合いのハルモニが現に、そうであるからである。
 日本では最近、戦後民主主義を「自虐史観」として非難する立場と、それに反対する立場との間に論争があったが、戦後のドイツでも戦争犯罪に対する責任をどうとるかという問題が過去に、歴史論争として存在したのである。その論争に続く、新たな問題提議といえる。ここでは、人類史上最悪の犯罪が相対化されている。この本がドイツで、大きな波紋を呼んだことが容易に想像される。
 戦勝国アメリカでも200万部のミリオンセラーとなったという。それは何故だろう。アメリカもヴェトナム戦争では敗戦国であったからなのか?戦勝国、敗戦国の枠を超えて、個人としての人間の責任のとり方とは何かという、普遍的な問題提議を含んだ文学であるからだと私は考えた。
 日本にも一石を投じる本となろう。ミリオンセラーとなるかは、日本人がどれほどこの問題を真摯に考えているかの試金石になるかもしれない。
 戦犯罪者を愛する事は罪か?あなたならどう答えるだろう?

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ピクシー〔妖精)はテロにも負けない

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 2000年J-リーグの東西対抗戦を見た。まさにストイコビッチのための試合であった。この試合ではじめて、私は彼が世界でも最高のフットボールプレイヤーの一人である事を認識した。華麗なドリブル、ピンポイントの正確なパス。まさにピクシー〔妖精)の名にふさわしい彼の動きに驚嘆した。政治に振り回される事を人一倍嫌った彼が、名古屋グランパスにいるのはまさに、祖国ユーゴスラビアがクロアチア、ボスニア、セルビア等と分かれて戦火を交えたという国際政治のせいである。スポーツが政治によって蹂躙され、翻弄されるピクシー。のみならず、彼の故郷の部屋には銃弾で頭を打ち抜かれた彼の写真が残されていた。彼はテロリズムのターゲットでもあったのだ。多くの殺戮と憎しみ、ユーゴスラビアの過去の悲惨な歴史が再び繰り返された。しかしそのことがわれわれがこの日本で真近に彼のプレーを見ることができる幸福につながっていたのである。歴史のめぐり合わせの皮肉をおもわざるをえない。分断国家ドイツはすでに統一を果たした。南北朝鮮は今年はじめて歴史的和解と交流の道が開けた。1つの国という意識が両国にあったからその意識が憎しみを克服させた。しかし分割独立したユーゴスラビア諸国に憎しみを克服する時は来るのだろうか。政治に翻弄されながらも、ピクシーはユーゴスラビア代表としてフランス大会に奇跡のカムバックを果たした。ピクシー、あなたのプレーは本当に美しい!あなたの活躍が平和をもたらす、そんな時代に私は生きたいと思う。

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新しいスポーツライターの誕生

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 勝者と負者,差1ミリに賭ける男たちのすさまじいまでの戦い、葛藤。天才の技に肉薄する新しいいスポーツライターの誕生である.惜しむらくは1つ1つのドラマが短い事,女性スポーツプレイヤーについて書かれていない事、おもしろくて1日で読みきってしまう事。

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紙の本偽造証券

2000/10/06 21:31

女性の書いた経済小説第3作目

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 前作の、『小説ヘッジファンド』、や『マネーハッキング』のほうが私には面白かった.最近の金融工学を駆使したマネーゲームは分からない事が多すぎて実感が沸かないのだが,前2作ではそれが小説の形をとって見えてくる.これが3作目の本。女性が書く新しい経済小説といえるが,私の好きな高杉良,城山三郎にはまだ遠い.彼らに続く新しい才能を開花させてほしいものだ.この本は前半がミステリーの導入なのだが少しだれ気味.後半は、コミカルも交えて、もりかえすといったところです。

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