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レビューアーランキング
先月(2017年2月)

ゆーかさんのレビュー一覧

投稿者:ゆーか

11 件中 1 件~ 11 件を表示

紙の本闇の公子

2001/09/04 19:51

耽美だけでは終わらない

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 妖魔の王アズュラーンが織り成す、豪華絢爛な大人のための夜話。

 序盤が耽美な物語で始まっているため、いささかのめり込みにくいという人もいるかもしれないが、幾重にも折り重なった上質な物語である。心温まるというよりは、高価な宝石の輝きに魅せられるような心地になってくる。

 耽美な表現に酔いしれて欲しい一作であある。

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妖艶で優しい魔女アルマ

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 1巻、2巻は一つの現代と中世を行ったり来るするストーリィだが、それ以降はアンソロジー(短編集)である。

 中世の魔女狩りで殺されてしまった、優しい魔女アルマ。その時空を越えて彷徨っていた精神が現代の殺人鬼、流動の黒魔術によって蘇った。流動と彼が両親を殺した葉子への愛情、そしてアルマの魔術。妖艶な完璧な美貌と肉体を持つアルマの魅力は、なんといっても作者のデッサンのうまさにある。そして、あちこちで見せるアルマの優しさが、それとうまくミックスされている。

 3巻以降は要所要所に教訓を踏まえた短編だが、それにしてもアルマの魅力は衰えない。24時間営業のアルマの薬局。あったら是非訪れてみたいものだ。

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わたしシイアル姫、5歳、性格わがまま

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 かなり気に入っているシリーズなので、続編が出ないのが少々残念である。

 とある国の後継ぎシイアル姫=通称シイちゃんが巻き起こす日常の生活の数々。涙あり、笑いあり、全編に振り掛けてある、ちょっとした「暖かい心づかい」。
 シイちゃんはまだ子供なので力は弱いが、自然を動かす不思議な力を持っている。大草原の民出身のお友達のユーリは口がきけないけどシイちゃんの良き理解者だ。

 風、雷、雨。毎回出てくる「精霊」達が個性的で楽しい。シイちゃんに振り回される大人達が右往左往する中で、この国の女王(つまりシイちゃんのお母さん)が、またそっくりで楽しさ倍増である。

 アニメシリーズの原作としても使えそうな、上等な夢のあるマンガである。

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紙の本フラワー・フェスティバル

2001/09/04 19:44

一夏の青春日記バレエ編

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 バレエを習っている高校生のみどり。彼女がふとしたことで体験する夏休みのロンドンバレエ留学物語である。

 バレエを通してイギリスの男の子たちとの交流や、主役の座をめぐってライバル達との実力争いなど、十代の若さをベースに爽やかに描かれている。

 日本にいた時にはカタコトの英語しか話せない主人公が、何故かイギリスに行ったとたんにペラペラになるのは矛盾があるが、現実にこういう物語があったらいいなあ、という後味の良い作りになっている。

 作者のバレエに対する若い興味があちこちに感じられて、楽しい。

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紙の本スター・レッド

2001/08/07 16:04

異惑星間のファンタジーアドベンチャー

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 近未来、地球の植民地となった火星。そこで変化しながら存在している火星人と地球人の戦いと、更に異なる惑星からの謎の接近。

 火星生まれで、ずばぬけて特殊な能力を持つ主人公「セイ」の波乱に満ちた物語である。

 地球と火星とのこぜりあいや、共存していこうとする人々の交流が若い世代を中心にしっかりと描かれている。「精神論」的な話に発展してしまうのは、この作者特有の進め方であるが、どことなく同じ作者の後の作品「マージナル」の結末を思い出してしまう。

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近未来の地球神話

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 汚染された近未来の地球、人類が一度捨て去った星、今は「管理」され「コントロール」されている星。

 SFといえばSF,しかしファンタジーの要素たっぷりの未来伝説である。
 少女マンガ独特の「男」ばかりの世界に存在する魅力的な少年、美形の人々。ややもすると倒錯した世界観になってしまいそうだが、そこはさすが作者の力量、かなり真実味のあるストーリー運びになっている。

 コントロールする側の長官と、中世イスラムを思わせる様式の地球の人々。対比する人の心や価値観、存在感が交錯し一気に結末まで読んでしまう。

 自然に対する愛、生きていくことの難しさ、人工的でない生の美しさ。少女マンガの枠を越えて描かれる世界を、是非読んで欲しい。

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華やかなダンス競技への憧れ

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 最初は「社交ダンススポーツ根性物語」だったのが「西洋人の王子様」が沢山出てくる青春恋愛物になってしまった長編力作。おそらく、これを描いている間に作者にもいろいろな変化があったのであろう。緻密な人物や背景の描き方は優雅で豪華。さすが「耽美」派の代表作家である。

 人間描写も、これでもかと言わんばかりにレベルの高い(生活や階級)登場人物ばかりで、まさに少女漫画に不可欠な憧れが沢山。

 主人公の成長と共に、欧州の貴族階級にまで足を踏み入れられるしなんと言っても「社交ダンス」を競技スポーツとして非常に魅力的に描いている。これを読んで街の「社交ダンス」教室に足を踏み入れた人も多いのではないだろうか?

 「読者もいつかは大人にならなければいけない」と、昔作者のインタビューで読んだ記憶があるが、従来の少女漫画の中で綺麗に描かれている「性」の経験も実際にありそうで共感が持てる。

 社交ダンスの世界選手権が行われているというイギリスのブラックプール。いつかは行って見たいと思っているのは、私だけではないだろう。

 日本人の女の子に「夢のある世界」を見せることができる名作だと思う。

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悲しいカルタゴの歴史

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 ローマに滅ぼされたカルタゴ。その生き残った子孫が取った道は「海賊」としてしかなかった頃。

 地中海を手中にした海賊ルカの娘、そして二代目頭目「ルカ」。ルカとローマ軍人の心の交流と、背後の激しい戦いが描かれた歴史物語である。

 短編ではあるが、心豊かになる名作だと思う。

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銀の三角

2001/08/07 15:54

銀色の音色が聞こえる

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 SFなのだがそこに近未来の「神話」が絡み合う作品。時空と天体を旅するのは一体誰なのか?要所、要所に出現する黒髪の少女の案内が、謎めいていて不思議な異国情緒がある。

 主人公と異種生命体の「音色」のつながりが、透明感があって美しく、それでいて共有する強さが感じさせる。

 「近未来」「オリエンタル」「インド」「クローン」「音楽」「繁殖」などの接点のなさそうなものが混ざり合わされた、不思議な魅力的作品である。

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紙の本好き

2004/02/10 16:12

相変わらずの切ない恋心

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「インターネット映画」の原作になったと言う、自他共に認める(…であろうと勝手に思い込んでいるが)「恋小説家」の狗飼女史の短編作品集。

「インターネット映画」とはなんであるのか?と言う説明はWEBであっちこっち探して頂くことにして、単に読んだ感想は「昭和の人生をしらないんだろうなあ」と言う印象がぬぐえない第一話がなんともアンバランス。

他の作品は、相変わらずの「切ない恋」の独白がきらめいているけれど、どうもこの一話目は、彼女が描くには無理な時代設定だったようだ。
読み終わった後、これだけ印象が薄い話も、どうした?狗飼女史と言ってしまいそう(まあ、最も彼女のファン層自体がその頃の時代を知らないなら、誰もこんなことは言わないだろうが)。

個人的に好きなのは、最後の話。女の子だったら誰でも「自分はブス」と自覚したことがあるはずの「美容院でのゆれる心」を良くあらわしていて好きですね〜。

恋人になれるのか、単に親密な友人で終わってしまうのか、どれも「その後」を読者に想像させるエンディングなので、ちょっと気になる一冊ではありました。

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不思議な猫たち

2001/02/21 20:55

巨匠が描く「猫」「虎」「豹」そして「人間」

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 タイトル通り「猫」をテーマにしたアンソロジーである。猫に限らず「虎」「豹」などネコ科のものが全て含まれているがそれぞれにファンタジーの匂いが色濃く散らばっている。

 書き手もSFの大家アシモフや、ファンタジーの巨匠ル・グィンやタニス.リーなど超豪華版。

 猫の残忍性をブラックユーモア的に描いた「かわいい子猫ちゃん」やしなやかな飼い猫「マダム・フロイの罪」は、まさに「猫」そのもの。

 「ジャガー・ハンター」「メイのクーガー」などが描くのは、野生の荒々しい息使いが聞こえてきそうな虎や豹。

 そして「焔の虎」「パスクァレ公の指環」などは、人間の隠された裏にある気高き野獣性。

 全くタイプの違う作品群ではあるが、猫がかもし出す独特の不思議さを感じ取れる。

 ただ、惜しいことに、各優秀な書き手の珠玉の作品というよりも手軽に読めるアンソロジー群という印象が残ってしまうのは、割り当てられたページのせいなのか、それとも「猫」の持つ魅力があまりにも深いせいなのかは知る由も無いが。

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