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    3月のライオン(1)

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    羽海野 チカ(著),先崎 学 (将棋監修)

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    はらぺこあおむし 改訂

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    エリック=カール (さく),もり ひさし (やく)

    5つ星のうち 4.5 レビュー詳細を見る

YASUさんのレビュー一覧

投稿者:YASU

4 件中 1 件~ 4 件を表示

紙の本ウロボロスの基礎論

2001/09/03 00:11

ねじれにねじれた物語

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 小説にとっての事実とは? という考察から始まる小難しい話かと思いきや……事件勃発、其の名も恐怖の“うんこ事件”。この事件に絡み、次から次へと登場するミステリー作家とその推理。ミステリーファンには、これだけでもたまらなく嬉しいことかもしれない。
 それに加え、連載小説に別原稿が乱入する“小説ジャック事件”。騒々しい事件から突然静謐な空間へと投げ出される様な雰囲気を持つ、別原稿。この小説も、面白い。
 とにかく色々なものがてんこ盛り、サービス満点である。

 最初にフェアに提示された手法をしっかりと(たぶん)理解していながらも、ついつい上手く乗せられてしまう。この『事実』を構築する技巧はさすがだと思う。こう書きながらも、「あれは事実ではないに決まってる。だが、あっちは……もしや?」と未だどことなく頭の隅で一部を事実として認識している、したがっている自分がちょっと情けない。

 少々心配なのは、この書き様にもしや竹本氏は作家諸氏からお叱りを受けることはなかったのだろうか? 笑って許されていればよろしいのですが……まあ、所詮ひと事ではある。読者としては、誰が恥ずかしい思いをしようが、笑われようが面白ければそれで良い。

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紙の本なぎら☆ツイスター

2001/08/08 23:30

この世の果て

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 スピード感とポップさが大きな魅力の戸梶作品。この作品でも存分にやってくれました。
 どこにもなさそうで、しかしながら妙に存在感のある閉塞した田舎町“那木良”を舞台に繰り広げられる大活劇。
 紛失した大金を追い、東京からやって来たクールなインテリやくざ桜井。その洗練されたセンスを盗もうと付きまとう若親分。そして、うらぶれたリストラ親父3人組。個性溢れる人々が、この狭い“那木良”をそれぞれの方向へと思う存分突っ走ってくれます。やがてそれらが絡み合う時、またしても怒涛の展開が……。
 理屈は要りません。この世の果てのはちゃめちゃな世界です。
 あまりのスピードに振り落とされないようご注意下さい。とんでもない事件も絡んでくるけれど、それでも笑い飛ばしながらお読み下さい。この世のしがらみを捨て、常識も捨てて、ただただ独特の戸梶ワールドをお楽しみ下さい。
 全てが終わった時、痛快、爽快、満足度100%になること請け合いです。

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紙の本暗い宿

2001/08/09 23:49

本で巡るミステリー・ツアー

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 すっかり定着した感のある、推理作家・有栖川有栖と犯罪社会学者・火村助教授の「宿」シリーズ。

 表題作となっている一話目は、鉄道廃線跡の踏査ブームに乗った有栖が宿泊した潰れた旅館が舞台。「宿」が主題というのもあるだろうが、人物描写よりも情景描写の方が数段詳細に書かれているので、つい廃線跡巡りへでも出かけてみようか……という気になってしまう。
 二話目はガラッと雰囲気が変わり、ミステリー・イベントに絡んで宿泊した南国のホテル・ラフレシアが舞台となる。全体に使われているイーグルスの"ホテル・カルフォルニア"が、ストーリー全体の雰囲気を醸し出すのに一役買っている。明と暗が微妙に交差しているところが、上手く演出されている。
 三作目は、地元大阪から近い高級旅館で有栖が巻き込まれた事件の犯人を追っていくという筋書きだが、火村の犯罪に対する確固とした考えが垣間見え、犯人やトリックよりもそちらの方へとつい目が行ってしまった。
 四作目は、その火村が主人公のストーリー。多少娯楽色が強い様な気もするが、その分新鮮で面白く読み進めることが出来た。二作目に登場する編集者・片桐の思惑を心に留めて読めば、楽しみは倍増するかもしれない。

 今時のポンポンと飛び交うようなリズムの会話こそないが、本気とも冗談とも知れない気心の知れた落ち着いた言葉の応酬が健在で、これが彼等のシリーズの大きな魅力の一つとなっている様に思う。

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紙の本エンジェル

2001/08/09 23:35

死後の幸せ

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 “和製GHOST”などと言ったら、あまりに短絡的すぎるだろうか。
 物語は、主人公が魂だけの存在となってしまった時点から始まる。自分が何者かによって埋葬されようとしている瞬間、その上空で目覚めた主人公は自分の死の謎を追いはじめる。母との別れ、幼年期の彼自身の戦い、資産家の父との確執、親身になってくれた弁護士との交流、家を離れてからの生活。それらを追体験しながらも、最後の肝心な部分だけはどうしても思い出せないジレンマ。そんな自分を探す旅の途中、やがて彼は今更、到底報われるはずのない恋に落ちる……。

 彼がたどる軌跡を通して、“エンジェル”という言葉に色々な意味が浮かび上がってくる。一つには、主人公の存在。後に出てくる業界用語。そして彼が決断した最終的な選択。
 この作家の描くストーリーはいつもシビアなものが多いが、それでも最後には必ず全てを受け入れられるような優しい気持ちになれる。要は、主人公がみな大らかな視野、周りに対する優しい気持ち、そして自分自身の進み方を選択する力を持っているということだろう。ある意味、そんな強い力が欲しくて、少しでも味わいたくて、私はこの作家の作品を読み続けているのかもしれない。

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