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先月(2017年6月)

高千穂 望さんのレビュー一覧

投稿者:高千穂 望

1 件中 1 件~ 1 件を表示

紙の本終の神話・天泣の章

2003/09/24 21:28

シリーズ最終章

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 封殺鬼シリーズの「ラゴウ」(漢字が出ない)編も佳境の一冊である。
 平安の世より安倍晴明に連なる家系「本家」に使えてきた鬼。雷電こと志島弓生と酒呑童子こと戸倉聖。
 千年以上を生きてきた彼らが、今、その生きる意味と向き合う。そして本家の若き次期当主達も、自らの進むべき道を歩き出した。

 ボーイズラブ小説のように思われがちだが、霜島ケイには、このくくりは当てはまらないであろう。
 デビュー当時よりユーモアのある掛け合いで読み手を引っ張っていく作風は、読者の性別を問わない。若者よりも、いわゆるおじさんやお年寄りの、人生を積んだ故の逞しさを持つキャラクターを作り上げ、淡々としながらも美しい情景描写が作品の奥行きを広げている。
 今年はシリーズ開始から十周年となる節目の年となり、新書で選集も出版された。はやりの陰陽師ものの中で、古株であるが、ブームに左右されず、丁寧に積み重ねられてきた小説である。

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