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    体が硬い人のための柔軟講座 (NHKテキスト 趣味どきっ!)

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    中野 ジェームズ修一 (講師),日本放送協会 (編集),NHK出版 (編集)

    5つ星のうち 4.0 レビュー詳細を見る

風月霜華さんのレビュー一覧

投稿者:風月霜華

5 件中 1 件~ 5 件を表示

新感覚バンパイアノベル−ノイエ・バロックオペラ−

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今や掲載誌「ザ・スニーカー」の表紙を飾るまでになった人気作品、第1作。
時代はアルマゲドンで高度な科学文明と大半の土地が奪い去られた遠未来なのだが、舞台はバロック時代の雰囲気に満ちている。
異種生命体・吸血鬼とそれに対抗する教皇庁国務聖省特務分室 エージェント。
多くの謎を抱え、物語は軽快にスリリングに進んでいきます。
登場するキャラクター達は皆、個性的な面々。ハマりこめば、一気に読めてしまいます。

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刑事ぶたぶた

2000/07/25 22:08

刑事の条件

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 新人刑事 立川の上司はちょっと変わっている。まず名前を山崎ぶたぶたという。もちろん本名だ。そして容姿。ぶたぶたはバレーボール大のぶたのぬいぐるみなのだ。うそでも冗談でも幻でもなく。自分の足で歩き・考え・しゃべるぬいぐるみだ。でもこれで驚いちゃいけない。ぶたぶたはおいしいコーヒーを入れることもできるし、車も運転できるし、スパイスから調合してカレーだって作っちゃうんだ。そして1番すごいのは、奥さんと2人の娘さんがいることだ。これはそんなぶたぶたと立川君が解決した事件のお話。

 前作「ぶたぶた」では占い師やら当たり屋(!)なんて職業だったぶたぶたが今回は刑事だというので、一体どうなることかとドキドキしたけれど、こっちの心配などをよそに、ぶたぶたはその冷静で理知的な頭脳と不死身の体で大活躍していた。加えて、今回登場した立川君が好青年でイイのだ。

 ぬいぐるみが主人公の物語ですが、甘さのないストーリーです。でも読んだ後にはすがすがしい幸福感があるはず。

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紙の本九月の四分の一

2003/12/25 21:55

セツナイ系恋愛小説

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恋愛小説というものはめったに読まない。例外なのは江國香織さんくらい。
今回この本を手に取ったのはテレビで紹介されていたから。
4つの物語が収録されている。どれも落ち着いたしっとりとした雰囲気の物語だ。必ずハッピーエンドで終わるわけではないが、心にしみじみとした味わいを残していく。
主人公はあまり若くはない、30代〜40代の男性。4つのうち2作は主人公が過去の恋のことを思い出して語るという形をとっている。
親友の恋人をずっと愛していながらそれから目を背けてきた男
自分の信念のために仕事を辞め、そのことで恋人と気まずくなってしまった男
生活に疲れふるさとに戻り、かつて愛していた唄う才能に溢れていた彼女を思い浮かべる男
短い間に愛し合いながら「9月4日で会いましょう」と書き置きを残して消えてしまった十三年前に出会った彼女を思い出す男
若い情熱に突き動かされる盲目的な恋愛とは違う、年を経たことによって静かに、けれど確かに息づく恋愛がここにある。それゆえに切ない。

報われざるエリシオのために
ケンジントンに捧げる花束
悲しくて翼もなくて
九月の四分の一

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紙の本月の影影の海 上

2000/08/09 23:23

面白い小説をお探しの方へ

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 「屍鬼」で一躍その名を知られるようになった小野不由美氏がジュニア向けのホワイトハート文庫で発表していた作品を加筆・修正して刊行した本。「十二国記」シリーズの記念すべき第1作。
この作品の質の高さと面白さは、実は密かに有名だった。地方新聞だがその書評で「子供達だけにこの物語を独占させておくなんてもったいない!」と言われたのだから。

 陽子はある日突然「お迎えに来ました」という男によって異世界へ連れ去られる。だが異形の者に襲われた為にその男とはぐれてしまい、右も左も分らない世界を一人、さまようことになってしまう。そこで陽子を待っていたのはいくつもの裏切りだった。

 上巻はかなり重い雰囲気で進んでいきますが、それはすべて下巻につながる伏線です。こういうのは苦手だと思われても、ぜひ下巻も続けて読んでみてください。

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魔性の子

2000/10/29 15:40

実はシリーズ物の1冊なんです

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 この世で最初に世に出た「十二国記」の物語。発行されたのは平成3年。風月が古本屋で買った手持ちの本は平成10年の12刷のものだから、本屋であまり見かけた事はなかったけれどけっこう売れていたのかもしれない。そして今年、平成12年には新潮社の夏の文庫100+50冊の一冊にも選ばれた。講談社で刊行されている「十二国記」がジュニア向けのホワイトハートから講談社文庫に移籍される事になったことの影響であることは、たぶん間違いないだろう。

 教育実習のため母校に戻った広瀬は、そこで不思議な生徒 高里と出会う。彼をいじめた生徒が次々と不慮の事故にあっていることから高里は「祟る」と恐れられていた。だがそんな高里に広瀬は親近感を抱く。小さい頃神隠しに会ったという高里にやはり小さい頃臨死体験をした広瀬は、自分と同じようにこの世に居場所のない者同士だと感じたのだ。

 十二国記の読者やファンには十分楽しめる内容だと思うんですが、これをいきなり最初に読んだ人ははっきりいってちんぷんかんぷんだと思う。と、いうわけで最低でも主人公 高里が主人公になっている十二国記シリーズの『風の海 迷宮の岸』を読んでからこの本を読むのをオススメします。
 『風の海〜』で10才だった高里ですが、この物語では16才に成長しています。『風の海〜』とこの『魔性の子』の物語の間に高里の身に何が起こったのか? なぜこちらの世界に戻ってきてしまったのか? なぜ角を失ったのか? については新しい物語を待たなければいけません。

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